I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と詳しい解説でお届けします♪

「ミス・ア・シング」エアロスミス

2013.08.05

category : Aerosmith

Aerosmith - I Dont Wanna Miss a Thing1 Aerosmith - I Dont Wanna Miss a Thing2


Aerosmith - I Don't Wanna Miss a Thing(1998年)


~エアロスミス来日記念♪~

間もなく、エアロスミスの10回目となる日本公演が行われます!
公演は8月11・14・16日の3回ですが、これに先行して8日には千葉・QVCマリンフィールドで“AEROSONIC”なるイベントが開催されるそうです。
このイベントではナント、J-Rockの頂点に君臨するB'zとの共演が予定されていて、どんな内容になるか…
これも楽しみなところですね♪


~概要~

さて、「ミス・ア・シング」は言うまでもなく1998年に大ヒットした映画『アルマゲドン』の主題歌です。
エアロスミスは1973年にデビューした、アメリカを代表するHR/HMバンドですが、意外にも25年目にしてこれが初の全米No.1シングル(4週間/2013年現在でも唯一)でした。
日本では80年代後半以降人気が高まり、98年のこの曲のヒットにより洋楽ロック・ファン以外にもエアロスミスの名が知られるようになりました…。

実は日本で人気が高まる直前の80年代前半は、彼らが有名になって以降で唯一の低迷期だったといえます。
1987年の『パーマネント・ヴァケイション』で劇的な復活を遂げることになりますが、その大きな要因の一つが“外部ソングライターの起用”にあったといえるでしょう。

「ミス・ア・シング」もそうした作品の一つで、作者はダイアン・ウォーレン
彼女はロマンティックな作品を書かせたら右に出る者のない作家で数々の名バラードを創作、このブログでも過去にセリーヌ・ディオンの「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」を紹介しました。
ちなみに、ダイアンは本作品「ミス・ア・シング」でグラミー賞やアカデミー賞にもノミネートされています。


~二人の父と、一人の娘の物語~

映画でヒロインを演じたリヴ・タイラーはエアロスミスのヴォ-カリストであるスティーヴン・タイラーの娘というのは有名な話ですが、この父娘、実はちょっと“訳アリ”です。
…といっても、血縁関係に問題があるとかゴシップ紙が好きそうなネタではありません。

リヴはスティーヴンとモデルのベベ・ビュエルの間に生まれますが、この二人は婚姻関係にありませんでした。
当時薬物依存症だったスティーヴンに不安を抱いたベベは、リヴを身ごもった事を知らせず彼の元を去ってしまいます。
この時、彼女が頼ったのが元カレのトッド・ラングレン。
トッドは全ての事情を承知の上で、リヴを自分の子として受け入れました。

そんなある日、トッドのコンサートで幼いリヴとスティーヴンは“初対面”し仲良くなっています。
互いを親子と知らず…。
やがて、リヴはスティーヴンの娘ミア(つまり異母姉妹)と対面することになりますが、彼女があまりに自分と似ていたため母ベベを問い詰め、秘められた事実を知ることになります。
この時リヴは9歳…。

時が経ちスティーヴンも薬物依存を克服し、14歳となったリヴは正式に“タイラー”姓を名乗るようになりました。
しかし彼女を実の娘のように愛してくれたトッドへの感謝の気持ちから、リヴは“ラングレン”の名をミドル・ネームとして残しています。
その後キャリアを積んだリヴは、『アルマゲドン』のヒロインにまで登りつめるわけです…。


~娘の演技に父スティーヴンも一役!?~

こうして、「ミス・ア・シング」のPVでのリヴとスティーヴンの父娘共演は、当時話題となりました(正確には、対面しての共演ではない)。
しかし実はこの二人の共演はこれが初めてではなく、エアロスミス・1994年のシングル「クレイジー」のPVで既に共演済みでした(リヴ17歳/これも、対面しての共演ではない)。


映画『アルマゲドン』では、父・ハリー(ブルース・ウィリス)と娘・グレース(リヴ)がNASAのスクリーンを通して今生の別れを交わす名シーンがありますが、この撮影においてリヴのリアルな悲しさを引き出すために
実父・スティーヴンの“こんな写真”を…

Aerosmith - I Dont Wanna Miss a Thing3


…用いたワケではありませんが、「ミス・ア・シング」のPVの最後にあるような形でスティーヴンの姿をスクリーンに映し出して演技させたようです。

しかし…
実はこのPVを撮影時スティーヴンは膝を怪我していたそうで、そういえばやたら顔のアップばかりだしジョー・ペリーはシブい皮ジャケットなのに、スティーヴンは独り全身を覆う黒い衣装をまとい気味が悪いほど大人しくしていた(?)のは、そのせいでした。


~Epilogue~

歌の内容は“和訳&Lyrics”に込めたとおりですが、果たしてこの歌は誰から誰に宛てられたものなのでしょう?

普通に考えれば、彼から彼女への“熱烈なラブ・レター”なのでしょうが、やっぱりこの作品は『アルマゲドン』とは切り離せませんよね!
…なので今回は、映画で“娘の幸せのために自らが犠牲となる決断を下した父・ハリーが娘・グレースに宛てた手紙”というストーリーも考慮に入れて訳してみました。

“ラブ・レター”か“遺言”か…
お好きなストーリーを描きながらお楽しみくださいね。



「ミス・ア・シング」



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tags : 音楽 洋楽 和訳  訳詞 Lyrics 

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