I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と詳しい解説でお届けします♪

「ザ・クリスマス・ソング」ナット・キング・コール

2016.12.16

category : Christmas

Nat King Cole - The Christmas Song1 Nat King Cole - The Christmas Song2


~ザ・Christmas Song~

“クリスマス”といえば欧米の主要な宗教であるキリスト教を代表する行事の一つですが、こと“クリスマス・ソング”に関してはキリスト教国ではない1990年代頃までの日本の方が旺盛に新作が創作されていたような気もします。
(近年は日本でも印象的な新作が生まれていないようにも思えますが…)
…とはいえ、由緒・伝統あるクリスマスにはノスタルジックなテイスト漂うゆったりとした古い歌が実によく似合うものです。

今回ご紹介する「The Christmas Song」も70年以上前に生まれた作品であり、まさにタイトルの如く21世紀の現在も変わらずアメリカ国民に愛され続けているクリスマス・ソングです。
どうぞ、素敵な歌声と共に最後までごゆっくりとお過ごしください。 



~概要~

「ザ・クリスマス・ソング」はフランク・シナトラと並ぶアメリカ・ジャズ界の巨人であった歌手/作曲家メル・トーメ(Melvin Howard “Mel” Tormé)と、当時彼とコンビを組んでいたソングライター、ロバート・ウェルズ(Robert Wells)が1945年に共作した作品です。
楽曲自体はほんの40分で出来上がったものの最初のレコーディングはそのメル・トーメではなく、1946年6月にナット・キング・コール率いる“The King Cole Trio”による最少編成でのシンプルなものでした。
しかしこの音源は所属レーベルであったキャピトル・レコードの反対に遭い発表は叶わず、40年以上経った1989年にようやく初公開されています。

1946年8月、初めてレコードとして発売されることとなる音源が“The King Cole Trio with String Choir”によって録音、その名が示すとおりここで初めてストリングス(弦楽四重奏およびハープ)が編成されました。
このバージョンは同年11月に78回転盤(蓄音機用レコード)としてリリースされ、ポップス/R&Bチャートの双方で大ヒットという成果を残しています。
1953年11月には、初めて磁気テープを使用しネルソン・リドルのフル・オーケストラを加えた3度目の録音が78回転SP盤(10インチ)/7インチ45回転盤の双方で発売されました。

1961年3月、ナットの初期のヒット作をステレオで再録音するという企画のアルバム『The Nat King Cole Story』のため、「The Christmas Song」は4度目のレコーディングが試みられ、アレンジは1953年ver.とほぼ同じだったものの円熟味を増したナットのヴォーカルとステレオ録音ということから、現在まで最も知られているのがこの1961年ver.です(1991年にはデジタル・リマスターが施された)。


ナットの“ベルベット・ヴォイス”があまりにも有名な「The Christmas Song」ですが同じ“ベルベット(The Velvet Fog)”の称号を持つこの曲の作者メル・トーメ自身が歌ったバージョンも忘れてはなりません。
それ以外にもクリスマスのスタンダード・ナンバーである本作はフランク・シナトラやビング・クロスビーといった“いかにも”な大物たちが競ってカバーしていますが、ここではナットの愛娘ナタリーとイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリがデュエットした映像と、ナットに負けない美声のアーロン・ネヴィルver.をご紹介いたしましょう。

でもリストの中にはこの曲のテイストとは正反対のイメージの意外な大物もカバーしていて、特に興味を引いたのがジェームス・ブラウンとボブ・ディラン!
強烈な個性をもつ彼らがこのスタンダード・ナンバーを歌うと、果たして…? 


 
 



~Lyrics~

Chestnuts roasting on an open fire
暖炉で炙(あぶ)られる栗
Jack Frost nipping at your nose
鼻を凍えさせるジャック・フロスト

【Jack o' Frost】は冬になると現れるというイングランドの民間伝承に登場する“霜の妖精”で、笑い声をあげて寒気をふりまき、怒ると人間を凍らせたりする恐ろしい存在とされ、霜や厳寒の擬人化表現でもあります。

1945年7月、「The Christmas Song」の作者の一人ロバート・ウェルズはカリフォルニアの焼けるような夏の暑さにウンザリし、気分だけでも涼しくなろうと寒い冬のことを思い浮かべノートに書いたのが、このフレーズを含む最初の4行だったそうです。
(…ということは、寒いこの時期はクリスマス・ソングより「あー夏休み」がいい!? 


Yuletide carols being sung by a choir
聖歌隊はユールタイドの賛美歌を唱え
And folks dressed up like Eskimos
人々は、エスキモーの装い…

ここにも、“極寒”を想起させる【Eskimos】…

【Yuletide】は、古代ヨーロッパのゲルマン民族・ヴァイキングの冬至祭だったユール(北欧語: jul、英語: yule)がキリスト教伝来によって名実共にクリスマスと一体化しそれに【tide(季節)】をくっつけた言葉で、つまり“クリスマスの季節”という意味です。
ちなみにクリスマス・シーズンというと、日本ではハロウィン明けから12/25までというイメージですが、アメリカでは“感謝祭(11月第4木曜日)”後から年を越して“1/6(公現祭)”まで続きます。


Tiny tots, with their eyes all aglow
目を輝かせたちび助たちは今夜
Will find it hard to sleep tonight
きっと、お利口になんか寝付きやしない

クリスマスの意味について日本とアメリカでは結構ギャップがあるように思えますが、[ちび助たち]にとっては日本もアメリカも変わりないようです!
子どもたちにとってクリスマスはサンタでありトナカイであり…そして最大の意味は“ソリに積んでいるもの”の中にあるに違いありません。
(…あなた自身も、覚えがあるでしょ? 

でもクリスマスの季節がやってくると街全体が飾り付けやイルミネーションに彩られ、そしてあちこちで聴こえてくるクリスマス・ソング…
たとえ92歳になろうと、きっと私はこの素敵な雰囲気に胸を躍らせていることでしょう♪



~Epilogue~

“Merry Christmas”

日本でもこの季節になると、子どもから大人までごく普通に交わすほどこの英語の挨拶は浸透しています。
しかし日本にその慣習をもたらせたアメリカ(特にニューヨーク)では近年、公共で“Merry Christmas”が使われなくなってきています(代わりに“Happy Holidays”が使われている)。
宗教心の薄い多くの日本人にとってあまり意識しないことかもしれませんが【Christmas】は[Christ(キリスト)]の降誕を祝う[mass(ミサ/祭儀)]を意味する言葉であり、キリスト教以外の信徒に対する配慮がなされたためといわれます。

病を治す薬が命を奪う毒となるように、どんな美しい言葉でさえ悪意を込めて用いれば人を傷つけてしまうものであり、つまりは言葉を使う人次第なのです。
それだけに、近年アメリカで“Merry Christmas”が使われなくなったというのはちょっと残念な感じがします。
何故なら、通例使われる【Merry Christmas】は[I wish you a merry Christmas(あなたの楽しいクリスマスを願っています)]の気持ちを込めたものであり、そこに悪意は伴いません。
【Merry Christmas】の言葉のもつ精神こそが“あなたの幸せ”、そして“あなたの隣人の幸せ”を思いやることに繋がり、街の飾り付けやクリスマス・ソングにもその精神が反映されて、この時期特有の“クリスマスの幸福感”を醸し出す根源であると思うからです。

異教徒であれ、異国人であれ、異民族であれ、その言葉に込められた精神に差別はない…
…そう、私は信じています。
だから今年も、この記事の先にある誰かとその想いを分かち合うため、この言葉を贈ります。

Although it's been said many times, many ways
使い古された言葉ではあるけれど…
Merry Christmas to you
“あなたにとって、素敵なクリスマスでありますように”



「ザ・クリスマス・ソング」

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「ウインター・ソング」ドリームズ・カム・トゥルー

2016.12.09

category : Christmas

Dreams Come True - Winter Song1 Dreams Come True - Winter Song2


Dreams Come True - Winter Song (1994年)



~20年愛され続けた日本のクリスマス・ソング~

今秋スバル『Newインプレッサ』のCM(愛でつくるクルマ篇)にDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」が起用され気になっていましたが、11月28日からはクリスマス期間限定(愛で選ぶクルマ クリスマス特別篇)で同じくドリカム「雪のクリスマス ‐ VERSION‘16」が流れています。

クリスマス・ソングが流れる頃、クリスマスまでその雰囲気がとても楽しくて、それが過ぎると年末年始の“片づけなければならないこと”に追われ、正月明けは現実に戻らねばならない憂鬱との闘いが待っている…
…何だか、毎年その繰り返しのような気がするのは私だけ? 





~概要~

「Winter Song」は1994年1月7日に発売されたドリカム14作目のシングルでオリコン週間1位(年間19位)、98.6万枚を売り上げました(オリジナル・アルバムには未収録)。
ご存知のとおり本曲は1990年のシングル「雪のクリスマス」が元歌であり、作詞が吉田美和&Mike Pela、作曲が吉田美和&中村正人による作品です。

CDリリース1ヶ月後の2月14日には本曲のMVが収録された“VHS”が発売され、デビュー20周年に当たる2009年にはこのビデオが“DVD”化されました。
1998年、ソニー「SONY “MD” WALKMAN」CMソングに起用され(出演;奥菜恵)、それに伴って「Winter Song」に2曲を加えた“マキシシングル(12cmCDシングル)”として再リリース、1994年盤と合わせ本曲は4年11か月をかけて売り上げ100万枚を達成しました(オリコンの集計では最も時間のかかったミリオン・シングル)。
これによって「Winter Song」は、B'zの「Real Thing Shakes」に次いで“ミリオン・セールスを達成した史上2例目の(日本人歌手による)全英詞シングル”となっています。
(余談ですが「Winter Song」の歴史を振り返ってみるとVHS、MD、マキシシングル、DVD…と、記録メディアの移ろいを思わせられます)

これ以外にも本曲はタイアップが多く、1993年に映画『めぐり逢えたら』(日本版)、1996年に映画『7月7日、晴れ』、2014年には『ホンダ・オデッセイ』CM(DANCING SNOWFLAKES VERSION)に起用されてきました。
また、英語詞であることからエリック・マーティン(MR.BIG)やボーイズIIメンら、海外の歌手にもカバーがみられます。

 …それと、やっぱりこの季節はオルゴール♪ 

 
 



~Lyrics~

The dusk is gaining ground, lights flicker all around
街灯が ともる頃に
And as I walk the lonely street, the snow is falling ever faster
降る雪が少し粒の大きさ増した

出だしのフレーズですが、ここはちょっと「雪のクリスマス」の冒頭と重ねてみました。
(⇒「雪のクリスマス」歌詞

…日本語ver.は凄く短いでしょ?
「Winter Song」は、単に「雪のクリスマス」を英訳しているのではなく、情景や心情がより詳しく描かれた内容となっています。
あるいは作詞者・吉田美和自身のその4年間の成長が、表現に豊かさを与えているのかもしれません…。


Looking to the sky, I wonder where you are,
空を見上げ、あなたを想う…“いま、何処に?”
The way you came into my life, filling every day with laughter
あなたと出逢ってからの私は、毎日が笑い声に満ちていた…

Wikiによると、吉田美和は“降らせ物(上から大量に物が降ってくるもの)に弱く、大量に物が降ってくるとすぐに泣いてしまう性質がある”のだそうです。
このことから察すると、彼女自身に“雪降る夜空を見上げ、あなたを想う…”特別な思い出があるのかも?

でも特別な思い出がなくとも“音もなくふわふわと舞うように降る雪”(低温状態ほど美しい)は時が止まったような神聖さがあり、感受性の強い人はそれだけでも想いが溢れてしまうことでしょう…。


Almost blind by the snowflakes on my face
視界を奪うほどに舞い降りる雪の粉たち
Despite the chill I feel the warmth of your embrace
この寒さにも、あなたの腕のぬくもりが包んでくれているみたい

「雪のクリスマス」も「Winter Song」も、雪に対する描写や表現に豊かさを感じさせますが、これは作者である吉田美和が北海道出身であることと無縁ではないはずです。
一口に雪といってもその形状にはいろいろあって、雨と雪が混ざって降る“霙(みぞれ)”、結晶が柔らかい固体の“雪”、直径5mm以上の氷の粒“雹(ひょう)”、5mm未満の氷粒“霰(あられ)”、ごく小さな氷の結晶“細氷(さいひょう/ダイヤモンドダスト)”などに分類されます。

…あなたならこの場面、どんな【snowflakes(雪片)】を想像しますか?



~Epilogue~

「Winter Song」は雪の降る寒い夜、空を見上げ遠くにある愛する人に想いを巡らす歌です。
ただし、その相手についてLyricsは【Tonight wherever you are..】と、オリジナルの「雪のクリスマス」は【たとえあなたが誰といても】と言及しています。
そんな背景を考えると、彼女の一途な想いにはちょっと“複雑な事情”もありそうです…。

クリスマス・ソングはキリストの生誕や家族の絆を意識させることからハッピーで穏やかな作品が多いですが、一方で山下達郎の「クリスマス・イブ」や昨年特集した「I'll Be Home for Christmas」のように、“さみしいクリスマス”を歌ったせつない名曲も数多くあります。
みんなが幸福感を覚える時期だからこそ、その喜びを分かつべき誰かがそばにいない孤独…。


しかし「Winter Song」は、そんな孤独を歌った作品とは一線を画するものがあるように思えます。
見方によっては“終わった恋を追いかけているだけ”に映るかもしれませんが、たとえそれが現実に叶うものでなかったとしても誰かを好きであるという感情が心に灯っているということは、人が生きてゆく上でとても大切なことです。
もしも彼女が一つの失恋に絶望しているだけだったなら、この作品に描かれる冬の情景は全く違ったものとなっていたことでしょう…。

恋の“好き”や家族に抱く“好き”は特別な感情であって、失ったからといってそれを補うに足る存在などそう簡単に見つかるはずなどありません。
時に、人はその苦しみから逃れるため“好き”を捨て去ろうとしますが、それは“生きる喜び”を自分で引きちぎるに等しい行為です。
「Winter Song」の主人公は自分の心の中に宿った“好き”を無理に引きちぎったり相手に押し付けたりせず、ただ純粋に好きな人を想い、それを心の糧としているような気がします。
それこそ、この歌が広く共感され、長く愛し続けられてきた理由なのではないでしょうか…。


I want to show you everything I see,
私の見るもの、感じるもの…
the way I'm feeling
その全てをあなたに届けたい

冬の夜空は、他のどの季節よりも美しく、時に白く小さな結晶を私たちにもたらします。
たまには暖房を離れ、夜空を見上げてみませんか? 



「ウインター・ソング」

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comment(10) 

「クリスマスを我が家で」

2015.12.18

category : Christmas

Ill Be Home for Christmas1 Ill Be Home for Christmas2


I'll Be Home for Christmas



~クリスマスは、ぜひ我が家で ♪ ~

もうすぐクリスマス、あなたはいかがお過ごしですか?
私にとってクリスマスは1年のうちで最も好きな行事ですが、毎年25日が過ぎるとその後しばらくはまるで楽しい夢から覚めてしまったかのような気分に苛まれてしまいます。

今回の「I'll Be Home for Christmas」の選曲については直ぐに決まったものの歌い手が余りに多く、しかも素晴らしい出来揃いでメインを誰にするか随分迷ってしまいました。
そこで今回は主役を定めずできるだけ多くのバージョンをご紹介しますので、あなたもお気に入りの歌を見つけてくださいね♪



~概要~

「クリスマスを我が家で」は今を遡ること72年、1943年にアメリカで発表されたクリスマス・ソングです。
作詞はキム・ギャノン、作曲はウォルター・ケントという人たちですがバック・ラム(プラターズ「Only You (And You Alone)」の作者)の過去の作品に同じタイトルがあったため訴えられ、結果彼の名も共作者としてクレジットされています。

最初にこの曲を歌ったのは“クリスマス・ソングの王様”ビング・クロスビーで、当初のタイトルは「I'll Be Home For Christmas (If Only In My Dreams)」でした。
リリース後11週間チャート入りしBillboardで3位(※当時まだHot 100ではない)、黒人音楽でもないのにR&Bチャートで8位を記録するなど、ビングはこの曲によって5作目のゴールドディスクを獲得しています。

その後ペリー・コモ(1946年)やフランク・シナトラ(1957年)、エルヴィス・プレスリー(1957年)といった大スターもカバーしスタンダードとして定着してゆきます。
エルヴィスver.はまさに彼らしくお色気ムンムンだし、フランク・シナトラver.は私の一番のお気に入り♪
数ある歌い手の中から、昨年の「サンタが街にやってくる」に続けてまたフランク・シナトラを大々的に主役に据えるというのも憚(はばか)られるので彼を中心には語りませんが、メインの動画は彼のものを選びました(やっぱり素晴らしい!)。

 


21世紀に入っても本作品の人気は衰えを知らず、マイケル・ブーブレレディ・アンテベラム(【Lyrics動画】)、アカペラ・グループ“Home Freeなど、実力ある若手らによって歌い継がれています。

 


歌詞を考慮すると男性が歌うのが自然な気がしますが、音楽的には女性ヴォーカルも劣らず魅力的♪
カーペンターズバーブラ・ストライサンド、最近だと『Glee(リア・ミシェル)』やジャッキー・エヴァンコなんかオススメです。
ただ、ジャッキー・エヴァンコは“天使過ぎて(当時11歳)”教育的に問題が…!? 
その理由は【Lyrics】の項を参照)

 

…あと、どうしても“シゲキ”を求めずにはいられない方には、トゥイステッド・シスターver.をどうぞ!? 



~Lyrics~

And although I know it's a long road back
遡(さかのぼ)るべき道程は長いけれど
I promise you
きっと約束する…

ここは、ちょっと“遡(さかのぼ)る”に拘ってみました。
主人公が【back】したいのは誰(何処)かは、わかりますよね?
遡るには“根源となる事柄に戻る”という意味もあって、私はサケが生まれた川に帰る宿命を重ねました。
つまり、“主人公にとってその人(場所)は帰るべき根源”なのだと…。


I'll be home for Christmas
クリスマスには、きっと家に帰るから
You can count on me
楽しみに待っておいで

この曲に関する、有名なエピソードがあります。
人類初となるアポロ11号・月面着陸に必須となるランデブーやドッキングの技術開発を担い、1965年12月に14日間の長期宇宙滞在を成功させたジェミニ7号の船員が地上との交信で「I'll Be Home for Christmas」をリクエストした所、NASAもそれに応えてくれたそうです。

数十万km離れた宇宙でこのメッセージに触れたとしたら、どんなに感慨深かったことでしょう…。


Please have snow and mistletoe
だから、雪とヤドリギを用意しておいて
And presents under the tree
…それと、ツリーの下にはプレゼントも忘れずに

また、クリスマスに【mistletoe(ヤドリギ)】が出てきました。
きっと、主人公は“ムフフ”《写真》なことを想定していますよ! 

Ill Be Home for Christmas3

これはある神話に由来するロマンティックな風習ですが、「ママがサンタにキスをした」のもそのためです。
(※神話の由来については、過去ログ「ママがサンタにキスをした」を参照)
…なので、当時11歳のジャッキー・エヴァンコが歌うには少しアレでしょ? 



~Epilogue~

「I'll Be Home for Christmas」が最初に発表されたのは1943年、ちょうど第二次世界大戦さ中のことでした。
この曲がヒットしていた頃ヨーロッパ戦線では枢軸国の一角イタリアが連合国に降伏し同盟国だったドイツに宣戦布告するという戦況で、太平洋戦争でも日本は学徒出陣に踏み切らねばならぬほど追い詰められ、連合国は日本の降伏条件について詰めに入る段階(カイロ宣言)にありました。
普通なら里心を誘い兵士の戦意を下げる「クリスマスを我が家で」のような作品は当局の規制によって少なくとも兵士らが聴くのを禁じそうなものですが(現にイギリスBBCでは放送禁止にされている)、既に戦勝が動かぬものとなっていたせいかアメリカでは許容されています。

しかし、家族と離れ独り戦場に身を置く兵士の心情を代弁するこの歌は他のどのクリスマス・ソングよりも彼らに愛され、現在でも米軍慰問協会のクリスマス番組で最もリクエストされる曲だそうです。
一方で、作詞したキム・ギャノンは“兵士を念頭にしたのではなく、クリスマスに家に帰りたくても帰れない全ての人のために書いた”と語っています。


日本では“来るはずのない待ち人を待ち続ける”山下達郎の「クリスマス・イブ」が人々の心を捉えて離さないように、「I'll Be Home for Christmas」が長く愛され続けたのは、この最後の一節がもたらす“せつなさ”があったからなのかもしれません。
クリスマスは家族や大切な人と一緒に過ごすのが当たり前である一方、それが叶わない人も世の中には大勢います。

仕事や学業・遠距離恋愛・震災の避難生活で離れ離れにある人
あるいは死別・天涯孤独の事情により、そばにいるべき大切な人がこの世にいない人…


もしもクリスマスが幸福な歌ばかりだったなら、それが叶わない人にとってその淋しさを誰にも代弁してもらえないことになります。
クリスマスの幸福感への憧れと、それが満たされない現実へのせつなさ
「I'll Be Home for Christmas」は、そんな彼らの心に寄り添うクリスマス・ソング。

I'll be home for Christmas
クリスマスには、きっと帰る
If only in my dreams
たとえ、それが夢でしか叶わなかったとしても…

今夜も帰ろう、あなたの下へ…。 



Frank Sinatra - I'll Be Home For Christmas

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comment(8) 

「サンタが街にやってくる」フランク・シナトラ

2014.12.19

category : Christmas

Frank Sinatra - Santa Claus Is Coming To Town1 Frank Sinatra - Santa Claus Is Coming To Town2


Frank Sinatra - Santa Claus Is Coming To Town (1948年)



~歴代クリスマス・ソングNo.1に!~

あなたのお気に入りのクリスマス・ソングは何ですか?
米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)が保有するカタログのうち、最も演奏回数の多いクリスマス・ソングを“オールタイム・クリスマス・ソングTop30”として先日発表しましたが、「ザ・クリスマス・ソング」や「ホワイト・クリスマス」など並み居る強豪を抑えNo.1に輝いた楽曲が「サンタが街にやってくる」でした!
(当ブログでこれまで紹介した作品では「ママがサンタにキスをした(ジャクソン5)」が23位に入っており、「想い出のクリスマス(スティーヴィー・ワンダー)」「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス(バンド・エイド)」は圏外でした…)

今回、古いの・新しいの…シブいの・カワイイの…
いろんなバージョンの「サンタが街にやってくる」を紹介しているので、あなたのお気に入りを見つけてくださいね ♪



~概要~

「サンタが街にやってくる」は、“さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス…”の日本語詞でもお馴染みの、大人から子供まで口ずさむことのできるクリスマスの定番ソング♪
作品の起源は古く、ヘヴン・ギレスピー(作詞)/フレッド・クーツ(作曲)によって生まれ、Harry Reser and his band 名義(vo;Tom Stacks)で1934年10月に発表したのが最初のレコーディングのようです。

冒頭にも記述したように、21世紀の現在でも新たなカバーが生まれ続ける楽曲に於いて私が今回のメインに選んだのが、フランク・シナトラのバージョン。
フランク・シナトラはエルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンと並び20世紀のアメリカを代表する歌手で、1948年のアルバム『Christmas Songs by Sinatra』の中で「サンタが街にやってくる」をカバーしています。
このバージョンは2004年公開のフルCGアニメーション映画『ポーラー・エクスプレス(The Polar Express)』のサウンドトラックに起用され、今回のメイン動画ではこの映像が編集されています。

フランク・シナトラは1950年代頃自身の名を冠したテレビ番組『The Frank Sinatra Show』のホストを務めており、1957年12月20日には“Happy Holidays with Bing and Frank”と題してビング・クロスビーを招きクリスマス・ソングが競演されました。
また、1970年のクリスマス・シーズンにはフレッド・アステアをフィーチャーした同名のパペット・アニメーション『Santa Claus Is Comin' to Town』が制作され、私は今回これは初見ですが年代を考えるとその映像クオリティの高さに正直驚いています…。

 
The Frank Sinatra Show / Fred Astaire


「サンタが街にやってくる」は、実はビング・クロスビー(&アンドリュース・シスターズ)も1943年にカバーしており、以降ビーチ・ボーイズやジャクソン5ブルース・スプリングスティーンマライア・キャリージャスティン・ビーバーら時代を代表するスターが挙(こぞ)ってカバーしている点も興味深いところです♪

 
 
Bing Crosby & Andrew Sisters / Jackson 5 / Bruce Springsteen / Justin Bieber



~Lyrics~

You'd better watch out, you'd better not cry
いいかい? 泣きべそかいたり
You'd better not pout
ふくれっ面はナシだからね

子どもの場合、“それはそれでカワイイ”側面もあるのですが…
あなたも幼少の頃、親に言われませんでした!? 

神戸孝夫さんが書いた“日本語詞は子どものウキウキ感”が描かれているのに対し、“オリジナルは大人の事情”が背景となっていて、視点が全く正反対なのが面白いでしょ?


He's making a list
サンタはリストを作り
And checking it twice
2度チェックして

やさしくて大らかなイメージのあるサンタさんは、実は意外と几帳面!?
そう言えば鬼瓦のような顔した“閻魔大王”も、何やら帳簿をつけていましたネっ! 
エラい人は、大雑把じゃ務まらないというコトでしょうか…?


He sees you when you're sleeping
サンタは、安らかな君の眠りを見守って
He knows when you're awake
起きている間のことも、ちゃんとお見通しなんだ

直訳するとサンタさんはストーカーみたいな人になるので、ちょっと和らげてあげました。
でも、ドイツのサンタは双子で、一人は良い子にプレゼントを配るのに対し、なまはげに似たコワい顔のもう一人は悪い子に仕置きをするようですョ!
上記の共通点といい、案外サンタさんは閻魔大王と双子だったりする!? 



~Epilogue~

アメリカ大統領やマイケル・ジャクソンさえ遠く及ばぬ有名人のサンタクロース…
そんなサンタさんって、一体何者なのでしょう?

夢が膨らむ“ファンタジーな世界”はともかく、現実にも世界に180名程いるという“公認サンタクロース”を認定しているのは『グリーンランド国際サンタクロース協会』という団体であり(1957年に設立/本部はデンマーク)、フィンランドには“サンタクロースの住所”が定められているため(1961年、フィンランド郵政省に拠る)、これが私たちの“何となく北欧のお話?”の根拠となっています。
しかしサンタクロースの由来を辿ると、その起源は意外にも別の世界にあるようです…。 


そもそもサンタクロース伝説の起源は4世紀、東ローマ帝国のミラ(Myra;現在のトルコ・Demre近郊)にあるという説があります。
教区の司教・聖ニコラオス(英; Saint Nicholas)が、身売りを迫られた貧しい娘の家に人知れず金貨を投げ入れ彼女を助けた伝承が残されており、この時暖炉に下げられた“靴下”の中にも金貨が入っていたとか!
また、聖ニコラオスはオランダで“Sinterklaas(シンタクラース)”と呼ばれており、17世紀にオランダ人がアメリカでそれを伝える際に“Santa Claus”になったと言われます。

現在私たち(日本人)が抱くサンタのイメージの大半は、伝説の起源とは全く関係のないアメリカで19世紀に生まれたもので、例えば詩作品『サンタクロースがきた(A Visit from St. Nicholas)』から“クリスマス・イヴにサンタクロースがトナカイのソリに乗ってやってくる”とか“オモチャのたくさん入った袋を背負って煙突から入る”、トーマス・ナストの挿絵から“良い子・悪い子を分類したリストを持っている”とか“赤い服”といった具体像が加えられ、コカ・コーラがシンボル・カラー(赤・白)の重なるサンタを広告に起用しサンタクロースのヴィジュアル・イメージをダメ押しした…といった具合です。

世界のアイドル・サンタクロースもバレンタインと同様、何となく人々の妄想と商売のダシとして祭り上げられた感もありますが、まぁ…きっと聖ニコラオスもお許しくださることでしょう!

I'm telling you why
どうしてって?
Santa Claus is coming to town
サンタクロースが街にやって来るからさ

それで世界の人々が少しでも夢や幸福感に浴し、穏やかでいられるなら…

Merry Cheistmas... 



「サンタが街にやってくる」

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「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」バンド・エイド/30

2014.11.21

category : Christmas

Band Aid30 - Do They Know Its Christmas1 Band Aid30 - Do They Know Its Christmas2


Band Aid/30 - Do They Know It's Christmas?(1984/2014)



~Do They Know It's Christmas?~

西アフリカで流行しているエボラ出血熱救済のため、イギリスやアイルランド及びアフリカ出身のスター・ミュージシャンが集結したチャリティー・プロジェクト“バンド・エイド 30”による「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」が、11月17日にリリースされました。
その顔触れは、今を時めくワン・ダイレクションやエド・シーラン、エリー・ゴールディングに1990年代に一時代を築いたシールやシネイド(シンニード)・オコナー、世界的ロック・バンドからクイーンのロジャー・テイラーやU2のボノ、コールドプレイのクリス・マーティンほかが参加しています(動画・歌詞は記事の最後)。

既にリリースされているダウンロード配信版は“5分で100万ポンド(約1億8,000万円)”の寄付金を集め、発売2日足らずで20万6,000コピー(UKのみ)を記録、これは今年UKで最も早いセールス・ペースだそうです。
CDは12月8日から発売され、その収益は全てエボラ出血熱救済に充てられることになっています。



~“Band Aid”の発生~

1984年10月、ブームタウン・ラッツ(The Boomtown Rats)のボブ・ゲルドフが東アフリカのエチオピアで発生した飢餓を伝えるBBCの報道を見て、支援を思い立ちます。
その後ウルトラヴォックス(Ultravox)のミッジ・ユーロと具体的な構想を練り上げ、チャリティ・シングル「Do They Know It's Christmas?」を作詞;ボブ/作曲;ミッジで書き上げ、そのユニット名を(絆創膏と引っ掛けて?)“Band Aid”と定めました。

11月25日、“第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン”と呼ばれアメリカを席巻していたイギリスやアイルランドのロック/ポップ・スターらがスタジオに集まってレコーディングを行い、歌詞に併記(別項)したリード・ヴォーカル以外にもバナナラマやフィル・コリンズらがバックを務め、たまたまロンドンに滞在していたアメリカ人のジョディ・ワトリーとクール&ザ・ギャングもコーラスに参加しています。
この日の模様はメディアで大々的に取り上げられ、チャリティ・イベントの宣布に大いに貢献しました。

 当時のドキュメンタリー映像

12月3日、「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」は早くもリリースされ全英5週No.1に君臨する大ヒットとなり、イギリス国内だけで370万枚のセールスを記録しました。
この数字はそれまでのウイングス「夢の旅人」の250万枚を大きく上回るイギリス歴代記録更新で、1997年にエルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウインド」に抜かれるまで王座を保持し続けました。

Billboard Hot 100では何故か最高13位止まりだったもののアメリカでも190万枚のセールスを記録、翌年のボブ・ゲルドフ自身の新たなプロジェクト“LIVE AID”と合わせると全世界で1億5000万ドルの収益を挙げたといわれます。
バンド・エイドの大きな成功は1985年の“USA for Africa”を始動させ音楽界にAIDブームを巻き起こしただけでなく、こうしたミュージシャンが集結し社会に訴える活動は人種差別問題や自然環境保護といった多岐の目的へも波及することにもなりました。

 Live Aid 7/13/1985



~“Band Aid”のその後~

Band Aid II

1989年にはユーロビート・ブームの中心人物“ストック・エイトキン・ウォーターマン(SAW)”プロデュースよる“バンド・エイドII”が発足。
メンバーはバナナラマ、カイリー・ミノーグ、クリフ・リチャード、クリス・レア、ジェイソン・ドノヴァンほか

 Band Aid II


Band Aid 20

2004年版の特徴は“あの大スター”がベースを弾いていることと“コノ人”が20年ぶりに復帰して“あのフレーズ”を歌っていること、ラップが取り入れられたこと♪
メンバーはクリス・マーティン(コールドプレイ)、ロビー・ウィリアムズ、ポール・マッカートニー、ボノほか。

 Band Aid 20



~Lyrics~

Do They Know It's Christmas?(1984) ~Lyricsはこちら~ (2014年版は別項参照)

Writer(s):Bob Geldof, Midge Ure /訳:Beat Wolf

クリスマスの季節がやってきた…
だから、怖がらなくていいんだよ
クリスマスには…
光を招き入れ、影を追い払おう〈Paul Young〉

僕らの世界の豊かさならば
喜びの笑顔を、より多くの人々に拡げることができる
君のその腕で、世界を包もうよ
クリスマスに…〈Boy George(Culture Club)〉

祈りを捧げよう…
人々のため
だけどクリスマスに…〈George Michael(Wham!)〉
楽しいひと時を過ごす君にとって、想像するのは難しいかもしれない
その窓の外に〈Simon Le Bon(Duran Duran)〉
不安と恐怖の世界が存在するなんて〈Simon/Sting(The Police)〉
流れる水といえば
棘の痛みの涙だけという地のことなんて〈Sting/Tony Hadley(Spandau Ballet)〉
そして、クリスマスの鐘の音は鳴り響く
哀しい運命の終幕を告げるかのように〈Sting/Bono〉
だから今夜…神に感謝しよう、その運命が君でなく彼らであったことを!〈Bono〉

〈Paul Weller (The Style Council)/Sting/Boy George...Others〉
今年のクリスマス…アフリカに雪は降らないだろう
彼らにとって最高の贈りもの…それは、今この瞬間を生きる命
草木も育たず
雨や川が潤すことのない、その地に於いて
彼らは、クリスマスどころではないだろう…

君と…〈Marilyn/Glenn Gregory(Heaven 17)〉
すべての人々に、乾杯しよう〈Paul Young〉
そして、彼ら…〈Marilyn/Glenn〉
灼熱の太陽の下に生きる〈Paul〉
クリスマスどころではない彼らに、恵みあらんことを…〈Paul/Others〉

〈Chorus〉
世界に食糧を…
クリスマスの喜びを、彼らに届けよう
世界に食糧を…
クリスマスの喜びを、彼らに届けよう
世界に食糧を…
クリスマスの喜びを、彼らに届けよう




~Epilogue~

オリジナルの1984年版と2014年版では歌詞も異なっているので、ここで一部比較してみましょう。

Well tonight thank God it's them instead of you(1984)
だから今夜…神に感謝しよう、その運命が君でなく彼らであったことを!

Well tonight we’re reaching out and touching you(2014)
だから今夜…僕らは救いの手を差し伸べ、その想いを君に伝えているんだ

1984年版でボノが叫ぶ有名なフレーズで、ロックらしい痛烈な皮肉が込められています。
ボブ・ゲルドフが書いたものですが、当初そのあまりの皮肉さに作曲者のミッジ・ユーロには反対されたそうです。
しかし“うわべだけの言葉ではなく、本音を伝えたい”というボブの強い意志によりそのまま残されました。

オリジナルは“飢え死にしてる人がいる傍らで、オマエらよく平気でご馳走なんて食ってられるな!?”と挑発的なのに対し、2014年版はかなり穏便になったような…。
30年も転がっているとカドも取れるというトコロでしょうが、“ちょっと寂しさ”を覚える方もあるのでは? 


Oh, where nothing ever grows, no rain or rivers flow(1984)
草木も育たず
雨や川が潤すことのない、その地に於いて


Where to comfort is to fear, where to touch is to be scared(2014)
慰めることを恐れ
触れることに怯える、その地に於いて


今回、ボブ・ゲルドフは“死に際の子どもたちを母親が慰めてやれない。恋人同士でも抱きしめ合えない。妻が夫の手を握ることも許されない。”と、エボラ出血熱に対するコメントを伝えています。
エボラ出血熱は現時点で人体間における空気感染は認められていないものの直接的接触は感染リスクがあり、家族と言えど患者との接触は許されません。
でも、私も患者の写真を見ましたが“出血熱”といわれる症状があまりに凄惨で、家族のあの姿と苦しみを和らげる術を持たずただ目の前でそれを見守るのも地獄…。


人類に限らず、“飢餓と疫病(伝染病)”はすべての生物にとって発祥からの宿命。
ヒトが進化すれば“彼ら”も生き残りを懸けてそれに適応するし、食糧供給が伴わず世界人口が増えると餓死者も必然的に増加します。
バンド・エイドが対峙したエチオピアの飢饉(1972~1974/1984~1985)では約100万人が餓死したといわれますが、“現在世界で飢餓に苦しむ人は10億人、うち餓死者は1年に1500万人以上”という推計もあるようです。
もちろん目先の支援は不可欠ですが、とても“善意”だけで賄える現実ではありません。
私たちは、いろんな意味で根本から考え直すべき時期に来ているのではないでしょうか?
人類、みんなで…。 



「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」(1984)

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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tags : 音楽 洋楽 和訳 Lyrics 

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