I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と詳しい解説でお届けします♪

「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」アイリーン・キャラ

2013.12.14

category : Soundtracks

Irene Cara - Flashdance What A Feeling1 Irene Cara - Flashdance2


Irene Cara - Flashdance...What A Feeling(1983年)


~『glee 3』よりの選曲~

今日は、12月18日(水)午前0時40分からNHKで放送予定のドラマ『glee 3』第20話よりの選曲です。
これまで脇役に甘んじてきたティナ(ジェナ・アウシュコウィッツ)がヒロイン、レイチェル(リア・ミシェル)と入れ替わる!?
“挫折と希望”、“現状と夢”が交叉するストーリーになっていますよ!

紹介曲以外の作品は、以下の通りです♪

I Won't Give Up / Jason Mraz
Because You Loved Me / Celine Dion >>過去ログへ
Mean / Taylor Swift

NHK『glee 3 ホームページ』


~概要~

1983年に公開され、世界的な大ヒットとなったアメリカ映画『フラッシュダンス』の主題歌としてBillboard Hot 100で6週連続No.1(年間3位)を記録した、アイリーンの代名詞的作品です。
作詞は彼女とキース・フォーシイ、作曲はディスコ・ミュージック界の巨匠ジョルジオ・モロダー
ジョルジオ・モロダーといえば浮かぶのが“ディスコ・クイーン”ドナ・サマーのプロデューサーとしての有名で、
この曲をドナが歌っても違和感がない…!?

この曲の大ヒットにより波及効果はマイケル・センベロの「マニアック」やサウンドトラック・アルバムにも及び、その影響は『フットルース』や『トップガン』・『ダーティー・ダンシング』など、80年代の“サントラ・ブーム”の火付け役を果たしました。
波紋は日本にも届けられ、この曲をカバーした麻倉未稀「What a feeling ~フラッシュダンス」は主題歌となったドラマ『スチュワーデス物語』と共に大ヒット、本家アイリーンのバージョンもオリコン週間シングル・チャートでNo.1に輝く快挙をやってのけました!

楽曲としての評価も高く、翌年には“ゴールデン・グローブ主題歌賞”“アカデミー歌曲賞”の2冠を制し、グラミーでもアイリーンがこの曲で“最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞”を授賞しています。
また、2007年ユナイテッド・ワールド・チャートの“音楽史上で成功を収めた曲ランキング”では22位にランクされ、同ソロ女性歌手では歴代4位と評価されました。
2008年にBillboardの50周年を記念して発表された“All-Time Hot 100 top songs”にも、堂々の26位に位置づけられています。


~映画のヒロイン、ジェニファー・ビールス~

アイリーンの主題歌が映画のヒットを牽引したのは間違いありませんが、大きな要因はもう一つあります。
そもそもこの映画は音楽担当にジョルジオ・モロダーが参加しているとはいえスターと呼べるキャストは起用されておらず、低予算で制作された作品です。
主役を演じたジェニファー・ビールスも事前のオーディションに合格した、ほぼ無名の新人でした。

しかし映画が公開されるやその美貌が人々を魅了し、『フラッシュダンス』といえば主題歌かジェニファーの話題で占められるほどの人気ぶりでした。
アフリカ系とアイルランド系の血を引く彼女は肌も少し浅黒く、この映画の前はファッション・モデルもこなしたという175cmの長身はスクリーンでも若さと健康的なお色気を印象づけています。
同じ年、日本ではコカ・コーラのCMで「夏色のナンシー」と共にブレイクした早見優に、似たイメージを重ねたのは私だけではないでしょう…。

そんなジェニファーが演じる“アレックス”の見せ所というと、“ダンス・シーン”ですが…
『フラッシュダンス』の有名な話題の1つが、“そのコト”ですよネ!
すなわち、“彼女の見事なダンスは吹き替えでは?”…というハナシ。
この点については当初公表されていなかったために生じた噂ですが、実際には複数のダンサーが吹き替えていて、特に最後の“オーディションのシーンで踊っているのは主に男性”なのだそうです!
もっとも…
今回の『glee』でスー先生( ジェーン・リンチ)の証言によると、“それを吹き替えていたのは私”…というコトらしいですが!?


~Lyrics~

「フラッシュダンス…」の歌詞はアイリーンが映画の主人公の心情を“What a feeling”や“dancing for my life”といった言葉の断片として発案し、それをキース・フォーシイが繋げるようにして生まれたそうです。

Well, I hear the music
音楽が聴こえる…
Close my eyes, feel the rhythm
目を閉じ、リズムを全身で受け止め
Wrap around, take a hold of my heart
包み込むように、心で捉え逃がさない

音楽はダンスに欠かせない要素です。
それが無くともダンスはできますが、それがあるからこそダンサーの想像力を増幅し見る者の感情を刺激するのでしょう。
故に、ダンサーはこんな風にして音楽を全身全霊で捉えようとするのかナ…。


What a feeling
そうよ、この感覚・・・
Being's believing
生きるとは、信じ続けること

What a feelingのような“極まった瞬間の感情”は当事者だけの感覚であり、その素晴らしさを言葉で他人に十分伝えることなど不可能です。
でも、その境地は容易に辿り着けるものではありません。
“All alone, I have cried”の先に、いつか“What a feeling”が訪れる…
そう信じる(believing)心があればこそ、人は生きてゆける(Being)のでしょうね。


~Epilogue~

私たちは一生のうち、何回“What a feeling!”を体感できるのだろう?
この歌に耳を傾けてみると、そのためにはまず目標を持ち、人知れず苦しみに耐え、情熱と集中力を持って物事に取り組み、最後まで諦めない…
そんなところでしょうか…。

でも、夢を抱いたからといって誰もがビル・ゲイツやウサイン・ボルトになれるわけではないし、いきなりそんな重い荷物を背負っても反って押し潰されてしまうことでしょう。
自分に合った重さの荷物を選び、軽く感じたらそれを増やせばよいのです。

アイリーンは“What a feeling”について、“一人のダンサーが踊っている時の感じたままであり、彼女はその瞬間肉体だけでなく人生そのものをもコントロールしている”と語っています。
それが一瞬であっても一生のことであっても、大切なのはどんな時もバランス感覚を失わないことなのかもしれませんね…。


「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

おすすめ記事;“Soundtracks”カテゴリへ>>
“Lyrics&歌詞和訳”は下の“続きはこちら>>”をクリックして表示させてくださいね♪


Writer(s):Giorgio Moroder (music), Keith Forsey & Irene Cara (lyrics) /訳:Beat Wolf

~Lyricsはこちら~


拠るべきものさえなかった心
ゆっくりと輝きはじめた夢の光
まるで、恐れを覆い隠すように
心の奥深く、息づいている

たった一人…泣き叫んできた
誇りを胸に、人知れずの涙
鋼鉄や
石で固められた世界の中で…

音楽が聴こえる…
目を閉じ、リズムを全身で受け止め
包み込むように、心で捉え逃がさない

[Chorus:]
そうよ、この感覚・・・
生きるとは、信じ続けること
全ては叶えられる
今、私は人生を懸けダンスを踊る
情熱を注ぎ
夢を実現させるために
心に描いた絵も、きっと動きだす
人生を、ダンスに捧げることができたなら…



おすすめ記事
“Soundtracks”カテゴリへ>>

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
関連記事
スポンサーサイト

tags : 音楽 洋楽 和訳  訳詞 Lyrics 

コメント

こんばんは〜
フラッシュダンスは勿論観に行きました。
彼女のダンスのキレの良さなどとても素敵な映画でした。
今日こちらで久々に観た感想として
彼女の肉体美にびっくり!
筋肉が引き締まって、贅肉も全く無くて
素晴らしい身体だなぁとおもいました。
曲じゃなくて身体の感想にはなってしまいました^^;

2013.12.16  きり  編集

教官っ!

アタシはのろまな亀です。の自虐的発言な堀ちえみ女史や、
片平なぎさ女史の「ひろしぃ…」と言いつつ、両手ロング手袋を噛み締めつつ脱ぎ捨てる様子、当時はスチュワ―デスさんだった研修CA達の「やるっきゃないっ!」コールがぁぁぁ…
この曲を聴くと『日本の王道(?)ドラマ』を思い出しちゃう悲しいサガが泣けてきますぅぅぅ(/_;)

フラッシュダンスは映画館で観ましたよぉ♪
はいっ!ブレイク・ダンスシーンは、間違いなく「男性」でしたよぉ(^^)♪
筋肉の付き方もですが、男性にしかないモノがヤンワリと見えている時点で「アウトーッ!」ですよねぇ(#^.^#)ムフゥ♪

80年代は青春映画の宝庫でしたねぇ…。
名曲も宝庫ですねぇ…。
(アタクシも、早見優女史「似」に1票で(^^)b♪)

2013.12.16  sunbluelovely  編集

“自分にあった荷物を選び、軽く感じたら増やせばいい。”Beat Wolfさんの歌や映画からの人生観みたいなものが好きです。
自分を信じることで夢を叶えることが出来る。
そして、すべてバランスが大事!

2013.12.16  ☆dct☆  編集

きりさんへ

フラッシュダンスは、この年の話題作でしたよね。

でも、確かに彼女の肉体美にはうっとりしてしまいます。
特にあちらの方は手足が長いし、黒人は臀部の筋肉が凄いですから!
今更、あんなに美しくなれるとは思いませんが
私も少しは運動して、いつまでもダッシュできる肉体でいなきゃ!?

2013.12.16  Beat Wolf  編集

Re: 教官っ!

流行りましたね、スチュワ―デス物語!
主な登場人物、誰もが濃いですよね。
でもクサいとか変だとか言いながらそれがクセになって
みんな見ちゃうんですよ。
個人的には、片平なぎさが一番印象深いです!i-278

おや!
ブレイク・ダンスシーンには、「男性にしかないモノ」が見えてましたか!?
でも、バレエはもっと凄いですよね!i-229

80年代の青春映画は、いいメンツが揃ってましたから。
早見優は、日本的なアイドルとは違うカラッとしたテイストがありましたね…。

2013.12.16  Beat Wolf  編集

☆dct☆さん

ありがとうございます。
若い頃、私も無理をして押し潰されて夢を断念しましたから。
あの時「無理をしない勇気」があったら、それを諦めなくてよかったかもしれません。
まさに、バランスが悪かったのですね…。

2013.12.16  Beat Wolf  編集

あぁ、やっぱり「スチュワーデス物語」がフラッシュバックします。今となってはどんな内容か全く思い出せないのですが、この曲を聴くとあのワクワク感がよみがえってきます。

2013.12.16  わんわんわん  編集

わんわんわんさん

そうですね。
直接アイリーンの歌ではありませんが、思い出してしまいますね。
ドラマが楽しい時代でした…。

2013.12.16  Beat Wolf  編集

こんばんは。
おぉ!Gleeご覧になられてるのですね。僕もシーズン1から見てます。
懐かしいメロディーに心癒されております。

2013.12.22  かぴさん  編集

かぴさん

おぉ、私もシーズン1から見ています。
Gleeは、音楽好きにはタマらないドラマですね。
フラッシュダンスは、心に焼き付いている作品です・・・。

2013.12.22  Beat Wolf  編集

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2014.01.17    編集

匿名さま…

先方が鍵コメントをくだされた場合、こちらが先方のブログでコメントする際も
その方針に合わせているだけですので、気になさることはありません。
ブログについて、不快な内容なんてありませんでしたよ。

レイトショーは、私も楽しみでした。
普段遊ばない時間、友達と遊ぶことができましたから!
帰りは、決まってラーメンを食べたものです…。

2014.01.18  Beat Wolf  編集

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 
PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry
プロフィール

Beat Wolf

Author:Beat Wolf
ジャンルを問わず、音楽が大好き♪
初めての方でも楽しんで頂けるブログを目指しています…。



この人とブロともになる

Beat Wolf 関連サイト
☆姉妹ブログ
『I Will』

☆YouTubeチャンネル
BeatWolf ~♯洋楽Lyric&和訳♪

管理画面
参加ランキング
最新記事
Artists
リンク
このブログをリンクに追加する
☆『相互』をご希望の方は、お気軽に♪
最新コメント
QRコード
QR

Copyright ©I Wish~洋楽歌詞和訳&解説. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.

FC2Ad