今回「ライズ」はNBCのオリンピック・テーマに起用されていますがこれは事前の依頼を受けて創作されたものではなく、この数年来ケイティの中で温め続けられてきたものが基になっている作品です。 シングルはこの7/14にiTunesなどを通しデジタル配信され、翌15日に[KatyPerryVEVO]がオリンピックとタイアップしたPVをYoutube上で公開しました(…が、日本では7/30から視聴できなくなっており、[Vevo USA]ver.が視聴可)。 一方、ケイティ出演による「Rise」オリジナルのMVも制作されているようですが、オリンピックのプロモを優先させるためか8/1時点では部分的に編集した映像だけが公開されています。 ちなみに“リオ五輪・公式テーマ・ソング”はブラジルらしいサンバにラップを取り入れたThiaguinho and Projotaの「Alma e Coração」で、“魂と心”をテーマとした元気ソングです♪
ケイティにとって「Rise」は2014年夏の「This Is How We Do」以来約2年ぶりのシングルであり、リリースされたばかりでチャートは途中経過になりますが8/6付でBillboard Hot 100 初登場11位を記録しています。 この数字は彼女にとって3番目に高い位置でのチャート・インであるそうなので、記念すべき10曲目のNo.1に輝くのも時間の問題でしょう。
レゲエを代表する大ヒット曲なのでジミー以外にもダニー・オズモンドやダスティ・スプリングフィールド、グラディス・ナイト、トム・ジョーンズ、ホリー・コールなど数多くカバーされていますが、中でも私がイチオシなバージョンはレイ・チャールズ! 独創的なパフォーマンスはモチロンですが、ナンといっても“盲目の彼が「I Can See Clearly Now!(ハッキリ見える)」と歌う”のですから、感慨深いものがあるでしょ!?
「ワン・モーメント・イン・タイム」はホイットニーのオリジナル・アルバムのための楽曲ではなく、アメリカ“NBCスポーツ”が中継したソウル・オリンピックをサポートした歌で、企画アルバム『1988 Summer Olympics Album: One Moment in Time』に収録されました。 シングルとしてもBillboard Hot 100で5位(年間89位)と大ヒットし、米国テレビ芸術科学アカデミー主催の“エミー賞”も授賞しています。 作家陣が豪華で、作詞「トップ・オブ・ザ・ワールド」(カーペンターズ)のジョン・ベティス、作曲「カリフォルニアの青い空」のアルバート・ハモンド、プロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデンというメンバーを揃えました。