I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と解説+エッセイでお届けします

STOP!
地球温暖化/気象災害激甚化
Lil Dicky - Earth
Lil Dicky - Earth1
Beatles & Solo
Please Please Me


With The Beatles


A Hard Day's Night


Beatles For Sale


Help!


Rubber Soul


Revolver


Sgt Pepper's


The Beatles


Yellow Submarine


Abbey Road


Let It Be


Magical Mystery Tour


Beatles(the other songs)


John Lennon


Paul McCartney


Wings


George Harrison


Ringo Starr


「レイディ」ケニー・ロジャース

2020.03.28

category : Kenny Rogers

Kenny Rogers - Lady (1980年)

ライオネル・リッチーとケニーのコラボから生まれた、ソウルでもカントリーでもない名バラード ♪

《解説記事を更新》いたしました。【続きはこちら>>】をクリックしてご閲覧ください。


続きはこちら >>

スポンサーサイト



tags : 80's カントリー バラード 優しい愛 哀愁 

comment(2) 

「ギヴ・ユア・ベスト」ビー・ジーズ

2019.05.04

category : Bee Gees

Bee Gees - Give Your Best To Your Friends (1969年)

やさしい陽気と若葉の季節が似合う、楽しいアイリッシュ/カントリー・テイスト・ナンバー


続きはこちら >>

tags : 1969年 カントリー 友情 映画70's 小さな恋のメロディ 

comment(4) 

「アクト・ナチュラリー」ビートルズ

2019.03.15

category : Beatles & Solo

The Beatles - Act Naturally (1965年)



~概要~

「アクト・ナチュラリー」は1965年8月6日にリリースされたビートルズの5thオリジナル・アルバム『4人はアイドル(Help!)』の収録曲です。
同アルバムは、A面にビートルズ主演の映画『ヘルプ!4人はアイドル』で使用された楽曲から7曲、B面には「Yesterday」をはじめとする映画とは別の新録7曲が収録されました。
本曲はB面1曲目、つまり映画の楽曲ではないため、純粋なサウンドトラック盤となっている米国キャピトル編集盤 『ヘルプ(四人はアイドル)(Help!)』には未収録なので、注意が必要です。

このためアメリカでは1965年9月13日に「Yesterday」のB面曲として「Act Naturally」もシングル・カット、Billboard Hot 100の47位を記録しました。
日本でも同じカップリングでシングル化されましたが、何故か「Act Naturally」がA面扱いとなっています。

「Act Naturally」のリード・ヴォーカルはリンゴ・スターで、ポール・マッカートニーがコーラスに加わっています。
作者はアメリカのシンガー・ソングライター、ジョニー・ラッセル(John Bright Russell)とヴォニー・モリソン(Voni Morrison)で、1963年にアメリカのカントリー・バンド、バック・オーウェンス・アンド・バッカルー( Buck Owens and The Buckaroos )によって歌唱され、Billboard Country Singles chart でNo.1に輝いた楽曲です。

『Help!』のセッションは1965年2月15日に始まり、当初リンゴの曲として同18日にレノン=マッカートニー作の「If You've Got Trouble」が録音されていましたが(『Anthology 2』に収録)、楽曲が不十分と判断されリンゴの曲はずっと棚上げになっていました。
結局最後まで十分な楽曲は完成できず、リンゴがバック・オーウェンスのレコードの中から気に入った「Act Naturally」を希望したため、これが選曲されました。
6月17日に計13テイクがレコーディングされ(うち12テイクまでは演奏だけの実質的にリハーサル)、同日『Help!』のセッションは終了しています。

「Act Naturally」は1965年のビートルズのツアー曲の一つであり、同年8月15日のニューヨーク“シェイ・スタジアム”コンサートや、9月12日の『エド・サリヴァン・ショー』などの映像が残されています。
1989年には最初に本曲を歌唱したバック・オーウェンスが「Act Naturally」をセルフ・カバーしており、その際にリンゴ・スターとのデュエットが実現していますが、制作された西部劇風のPVもまたリンゴらしくて一興です。
また、今回見つけた『The Muppet Show』の映像が面白いので、ご一緒にお楽しみください♪


 
 



~Lyrics~

「Act Naturally」は、“ある実話”がきっかけとなって創作されています。
作者ジョニー・ラッセルはある日、友人のミュージシャンからロサンゼルスでのレコーディング・セッションへの参加を依頼されました。
ところが、それを受けるためには約束していた恋人とのデートをキャンセルしなければなりません。
LAに行く理由を彼女に問い詰められたジョニーは、次のように説明しました…。

They're gonna put me in the movies
僕を映画に出演させてくれるって
They're gonna make a big star out of me
ビッグ・スターに仕立てるつもりらしい

これには思わず彼女も吹き出し、二人で大笑いしたそうです。 


Might win an Oscar you can never tell
オスカーだって獲れるかも…誰も想像さえしないだろうけど

アメリカ映画の祭典『アカデミー賞』で、受賞者がもらう【オスカー像(Oscar Statuette)】。
でもOscarってダレ?と、思った事ありませんか?
デザインは映画芸術科学アカデミー創設会員の一人で自らもアカデミー美術賞を11回受賞したセドリック・ギボンズ(Cedric Gibbons)で、モデルはエミリオ・フェルナンデス(Emilio Fernández)というメキシコ人俳優との定説があるそうですが、何れも[Oscar]ではありません。

呼称の由来には、“女優のベティ・デイヴィスが1935年の受賞式で当時の夫【Harmon Oscar Nelson】に似ていると発言”したとするなど諸説ありますが、1933年の新聞にオスカーの名称が登場していることから、“1931年にアカデミー賞事務局のマーガレット・ヘリック局員が初めて像を見た際に親類の【Oscar Pierce】に似ていると発言”したとする説が有力とされているようです。



~Epilogue~

リンゴ・スターが【RINGO STARR And His All Starr Band JAPAN TOUR 2019】として、来日いたします(3/27-4/11)。
盟友のポールも近年ほとんど休みなしといっていいほどツアー三昧の日々を送っていますが、ポールより2つ年長で78歳のリンゴも“老いて益々盛ん”で、2013年春から3回/6年の来日を数えます。
1989年以来、今回で14期目となる豪華なメンバーは以下のとおりです(予定)。

スティーブ・ルカサー(TOTO)
グレッグ・ローリー(ex.サンタナ / ジャーニー)
ヘイミッシュ・スチュワート(ex.アべレージ・ホワイト・バンド)
コリン・ヘイ(ex.メン・アット・ワーク)
ウォーレン・ハム(ex.ブラッド・ロック / カンサス / AD)
グレッグ・ビソネット(ex.デイヴ・リー・ロス)

昨年のツアーではTOTOやメン・アット・ワーク、10ccの曲を3曲ずつ入れていたので、恐らくそういう構成になるのでしょう。
今年はグレアム・グールドマン(10cc)に代わって、80年代から90年代にかけてポールのバンド・メンバーだったヘイミッシュ・スチュワートが入る予定なので、彼がその穴を埋めると思われます。


 


映画『Help!』が事実上リンゴ・スターの主演作であり、彼のキャラクターを知っている誰もが「Act Naturally」を“リンゴらしい”と評するでしょう。
リンゴにはジョンやポールのような他を圧倒する音楽的才能があるとは言えませんが、彼の持つ“天然”こそ、他のメンバーにはない優れた才能であり、彼はそれによってドラムスや俳優、人間関係に至るまで人々を魅了しました。

「Act Naturally」は一面【僕はビッグ・スターになる】という夢のある歌ですが、他方それを導く根拠には彼がそれまで歩んだ苦難が秘められていることに気づくはずです。
そうした苦しみを「Help!」と赤裸々に訴える者もあれば、「Let It Be」と全てを投げ出す者、「While My Guitar Gently Weeps」(過去ログ)とギターを泣かせる者もあります。


We'll make a film about a man that's sad and lonely
独りぼっち寂しい男の映画をつくる
And all I gotta do is act naturally
だから僕は、普段どおりふるまうだけでいいんだ

…でも、苦しみをユーモアに代える男もステキでしょ? 



「アクト・ナチュラリー」


続きはこちら >>

tags : ヘルプ! リンゴ・スター カントリー ほっこり 

comment(4) 

「カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」オリビア・ニュートン=ジョン

2016.03.04

category : Olivia Newton-John

Olivia Newton-John - Take Me Home, Country Roads1 Olivia Newton-John - Take Me Home, Country Roads2


Olivia Newton-John - Take Me Home, Country Roads (1973年)



~故郷へ帰りたい~

2016年2月10日現在まで2万4,608人の死者・行方不明者を出した東日本大震災の発生から、間もなく5年。
復興庁によると全国の避難者等の数は今年2月12日現在17万4,471人で、これはピーク時(34万6,987人)の1/2であるものの、一方で“5年経ってもまだ半数は避難生活のまま”という厳しい現実を示す数字でもあります。
また、同庁によると震災関連死(避難生活下での体調悪化や自殺による死)による死者数は2015年9月30日現在3,407人を数えており、特に福島県に於いては地震による直接死の数を上回っています。

昨年“シリア難民問題”が世界を揺るがし多くの関心が寄せられましたが、今この国にも5年間故郷を離れ避難生活を強いられたままの多くの人たちがいる…。



~概要~

「カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」はオリビア・ニュートン=ジョンの1973年のアルバム『Let Me Be There』の収録曲で、1stシングルとしてリリースされますがBillboard Hot 100では119位と全くヒットせず、辛うじてイギリスで15位を記録しています。

その後、日本では1976年に朝の情報番組『おはよう700』の看板コーナーで、アメリカ大陸を自動車で縦断する国外取材記“キャラバンII”のテーマ曲に採用されると人気に火が付き、「たそがれの恋」との両A面でシングルカットされオリコン洋楽チャートで11月29日付から15週連続1位という大ヒット(37.6万枚)となり、お茶の間の誰もが知る洋楽曲となりました。
(「故郷へ帰りたい」というタイトルなのに遠い異国を旅するテーマというのも、アレですが?

また、1995年にはスタジオ・ジブリのアニメ映画『耳をすませば』のオープニングにオリビアver.が再び採用されただけでなく、映画の主人公・月島雫が作詞し歌う(※)挿入歌/エンディングとなったことから、再び脚光を浴びたことをご記憶の方も多いでしょう。
(※実際の作詞は鈴木敏夫の娘・鈴木麻実子と宮崎駿、歌は月島雫を演じた本名陽子)
ちなみに、この日本語カバーの歌詞もオリジナルとは真逆の“…帰れない、さよならカントリー・ロード”という内容になっています!

一方「Take Me Home, Country Roads」のオリジナルはオリビアではなく、アメリカのカントリー歌手ジョン・デンバーが1971年に発表しHot 100で2位(年間8位)の大ヒットを記録した作品です。
元々この楽曲は夫婦デュオ“Fat City”のビル・ダノフ(Bill Danoff)とタフィー・ナイバート(Taffy Nivert)の共作であり、当初メリーランド近くの曲がりくねった道から着想を得たバラードとして創作したものでした。
二人はこれを人気カントリー歌手ジョニー・キャッシュの所に売り込むつもりでしたが、ジョンが気に入って歌いたがったので予定を変更し、彼に合うよう舞台をウェスト・バージニア州にするなど3人で手直ししたそうです。
ここで紹介するジョン・デンバーver.はその3人が共演した貴重な映像となっていますので、お楽しみください♪

 



~Lyrics~

Almost heaven, West Virginia
天空の地、ウエスト・バージニア
Blue Ridge Mountains, Shenandoah River
ブルー・リッジ山脈に、シェナンドー川

現在アメリカは大統領選挙・予備選の真っ最中ですが、候補者の一人ヒラリー・クリントンは2008年のウェスト・バージニア州民主党予備選の演説で“You know, like the song says, 'It's almost heaven.'”と、このラインを引用し同州で大勝利を収めたそうです。
ウェスト・バージニア州はアメリカ東部にある面積・人口共に小さな州で、すべての地域が山岳内にあることから“山岳州(The Mountain State)”とあだ名されています。
ただし、実際は「カントリー・ロード」で紹介している“[ブルー・リッジ山脈]は全く同州を通っておらず、[シェナンドー川]も僅かにかすめる程度”なのだそうです!
これは本作の作者である3人ともが同州の出身ではなく、当時十分確かめず発表してしまったために生じた誤解であり、このためジョン・デンバーは当地で歌う際は確かに同州に位置する[Appalachian Mountains(アパラチア山脈)]・[Monongahela River(モノンガヒラ川)]と言葉を替えて歌っていたそうです。

…とはいうものの本作は当地で熱烈に歓迎されており、「Take Me Home, Country Roads」は2014年に公式にウェスト・バージニア州の4番目の州歌となっています。


All my memories gathered 'round her
思い出すのは、彼女にまつわることばかり
Miner's lady, stranger to blue water
鉱夫に囲まれ、青海原を知らぬ女性(ひと)

歌に度々登場する【her】は、どうやら主人公の思慕の対象者であることが理解できるでしょう。
これを男性のジョン・デンバーが歌うと“初恋の相手”かもしれないし、女性のオリビアだと“お母さん”…なのかもしれません。
また、[her]に限らず歌に登場する風景の一つひとつが“故郷=母のぬくもり”のイメージと重ねられているような気もします。

ウェスト・バージニアは国内第2位の石炭生産量を誇る一大産地であり、内陸にあるため【blue water(海)】には面していません。
【Miner's lady】は、[her]を母とするか娘とするかで随分イメージが変わってきそう…?


Dark and dusty, painted on the sky
暗く、塵まみれの空気が覆う空
Misty taste of moonshine
ぼんやりとした味の“ムーンシャイン”

ウェスト・バージニアは森林や自然の豊かな土地ですが“炭鉱の町が故に、空が【Dark and dusty】”とイメージしました。
【moonshine】は“密造酒”のことで、アメリカでは特に“ウィスキー”が多いようです。
自己流で造った酒なので当然ちゃんとした製品の味には程遠く、【Misty(かすみのかかった・薄ぼんやりとした)】という表現から察するに、正直あんまり美味しくはないのでしょう。
でも、その独特な風味だからこそ“郷愁”を誘うものなのかもしれません…。



~Epilogue~

つい先日、震災後の被災地に生きる一人の男性(58)についてのニュースを見ました。
建物の9割が被災し死者・行方不明者827人を出した宮城県女川町に暮らす彼は、津波で22年間連れ添った奥さまが行方不明となってしまいました。
彼女の捜索はダイバーに任せるより外はなかったものの、“人任せではいけない”と一念発起し自ら潜水士の国家資格を取得。
行方不明者捜索チームに参加し活動を続けてきましたが、現在もまだ彼女を発見できてはいないそうです。

ここまできたら、無事でないことは解かっている。
でもこのまま冷たい海でというのも可哀そうだし、最後(津波に飲まれる直前)のメールに‘帰りたい’とあったので、今でも帰りたいだろう。
だから迎えに行きたい。遺骨の一部でも連れて帰りたい。



Country Roads, take me home
カントリー・ロード、連れて行っておくれ…
To the place I belong
私の、あるべき場所


…そして、ここにも“故郷へ帰りたい人たち”がいます。

7月には参議院選挙があり、巷では安倍首相はそれに合わせ2014年12月に改選したばかりの衆議院も解散し“衆参ダブル選挙”にする腹づもりと囁かれているからです。
もちろんこれについて首相本人は否定し続けていますが、“それが自民党に有利であるなら必ずやる”でしょう。
そういう状況にある現在、殆んどの国会議員の関心を占めているものは“選挙”です。

しかしあなたは任期中の国会議員であり、国民のため第一に果たさねばならない職務があることをどうか忘れないでください。
今この瞬間も震災の苦しみと闘い、心の傷を負ったままの国民がたくさんいることを…。



「カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)」


続きはこちら >>

tags : 1973年 カントリー 故郷 日本で人気 震災 

comment(8) 

プロフィール

Beat Wolf

Author:Beat Wolf
ジャンルを問わず音楽が大好き♪


参加ランキング
最新記事

全タイトルを表示
Artists
リンク
このブログをリンクに追加する
☆『相互』をご希望の方は、お気軽に♪
最新コメント
QRコード
QR

Copyright ©I Wish~洋楽歌詞和訳&解説. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.