I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と解説+エッセイでお届けします

STOP!
地球温暖化/気象災害激甚化
Lil Dicky - Earth
Lil Dicky - Earth1
Beatles & Solo
Please Please Me


With The Beatles


A Hard Day's Night


Beatles For Sale


Help!


Rubber Soul


Revolver


Sgt Pepper's


The Beatles


Yellow Submarine


Abbey Road


Let It Be


Magical Mystery Tour


Beatles(the other songs)


John Lennon


Paul McCartney


Wings


George Harrison


Ringo Starr


「シー・ドント・ノー・ミー」ボン・ジョヴィ

2022.06.11

category : Bon Jovi

Bon Jovi - She Don't Know Me (1984年)

HR/HMというより“青春ロック”と言うべきテイスト。デビュー当初の若くて美しいジョンも必見 ♪

《解説記事を更新》いたしました。【続きはこちら>>】をクリックしてご閲覧ください。


続きはこちら >>

スポンサーサイト



tags : 1984年 HR/HM せつない愛 青春 

comment(6) 

「想い出のサマー」ブライアン・アダムス

2015.07.24

category : Bryan Adams

Bryan Adams - Summer Of 69 1 Bryan Adams - Summer Of 69 2


Bryan Adams - Summer Of '69 (1985年)



~あなたにとっての「想い出のサマー」は?~

原題に「Summer Of '69」とあるように、今回のテーマは“1969年”です。
アポロ11号が人類初の月面有人着陸を果たし、日本のGNP(国民総生産)が世界第2位となった年。
映画『男はつらいよ』第1作が公開、アニメ『サザエさん』が放送開始、甲子園では三沢高校と松山商が延長18回引き分け再試合を演じました。

…あなたの人生で、“想い出の夏”といえる夏はいつですか? 



~概要~

前回の「Vacation」では、“武骨な男が演(や)るべきロックを可愛い女の子の魅力で表現”したGo-Go'sを紹介しましたが、“不良が演るべきロックを好青年が演った”といえばこのブライアン・アダムスでしょう。
ブライアンの音楽に狂気やドラッグは不要であり、ただ誰よりロックが好きで、そのアツい想いを真っ直ぐ歌に込める…
それが、当時20代半ばだった彼のスタイル♪

1983年の3rdアルバム『Cuts Like a Knife』で初のTop10ヒット「Straight from the Heart」を放つと、続く1984年の4th『レックレス(Reckless)』からはヒットを連発!
「想い出のサマー」はその4thシングルにして、Billboard Hot 100で5位(1985年の年間74位)を記録するという快挙をやってのけた作品です。
発表から30年が経つ現在も「Summer Of '69」はアメリカのサマー・ソングの定番で、テイラー・スウィフトもカバーしています。
また、Billboardが2014年に選考したオール・タイム『Top 30 Summer Songs』でも堂々の13位に数えられました。

シンプルで力強くギターも爽快、全体がサビと言ってもいい優れた楽曲はライブでも人気曲で、世紀のイベント『Live Aid』『Unplugged』でも披露されたほか、ブライアンのライブでは欠かせない作品の一つ。
楽曲はライター時代からのパートナー、ジム・ヴァランスとの共作で、二人の切磋琢磨があったからこそ生まれたといえるロックの名曲です(詳細後述)。

 
 



~Lyrics~

I got my first real six-string
安物雑貨屋で
Bought it at the five-and-dime
初めて買った本物の6弦

【the five-and-dime】は日本の100円ショップのような“5セント・10セント均一店”のことですが、いくら何でも現在ではこの価格を真に受けると扱える商品がほとんど無いので、あくまで“安物を売る店”という位置づけにあるようです。

ちなみに、ブライアンの初めてのギターは12歳(1972年)に質屋で買い、ジム・ヴァランスは13歳(1965年)に両親からのクリスマス・プレゼントとして手にしているので、この部分は彼らのドキュメントではないことになります。


Had a band and we tried real hard.
バンドを組んで懸命に練習したけれど
Jimmy quit, Jody got married
ジミーは抜け、ジョディは結婚…

最初ジムが学生時代のバンド仲間を引き合いに“Woody quit and Gordy got married”と提案すると、ブライアンが“JimmyとJodyの方が良い”と言ったことから、こうなったそうです。

ちなみに“Jody”は当時ブライアンのsound-man(音響効果係)として一緒に仕事をしていたJody Perpikという人のことで、同じ頃結婚式を挙げた彼と奥さんは「Summer Of '69」のPVのこのフレーズの所でブライダル・カー(Bridal car)に乗ってハネムーンに出掛けるシーンに登場しています。
(Jimmyはジム・ヴァランス?)


Spent my evening's down at the drive-in
夜はドライブインで暇つぶし…

ジムは子どもの頃よくドライブインに行った思い出があるそうで、それが反映されたのでしょう。
ここでのドライブインは日本的な概念のものではなく、「カサブランカ」(バーティ・ヒギンズ;過去ログ)でもデートの舞台となったドライブインシアターやドライブインレストランを指していると思われます。


Standin' on your mama's porch
彼女の(ママの)家のポーチに立つと

ポーチというとまず“小袋”を思い浮かべると思いますがそれは【pouch】で、ここでの【porch】はベランダのように外に張り出した玄関のことで、ベンチやテーブルなど置いたりして寛(くつろ)ぐ場所です(アメリカの映画によく出てくる)。
日本でも、玄関ポーチと呼ばれるようではありますが…(あまりに、ちっちゃい)? 



~Epilogue~

「Summer Of '69」というタイトルから、この作品は1969年を舞台にしていると思いがちですが、歌詞を通して読むと実際には“少年時代から社会人までのエピソードが描かれており、1969年だけに限定されていない”ことに気づくでしょう。
実は当初、この作品のタイトルは「Best Days Of My Life」と名付けられており、それが象徴するように歌詞中でもこのフレーズが7回使われ、“summer of '69”はたった1回のみでした。
それが、最終的には“best days of my life”のフレーズを減らし、“summer of '69”を全体のテーマとして掲げるように増やしたため生じた矛盾です。
では何故、エピソードの一部でしかなかった“1969年の夏”に、これほど拘ったのでしょう?

1960年代後半は、最もポピュラーなバンドであったビートルズでさえ「Revolution」(1968年)を訴えるほどロックが社会に、あるいは社会情勢(ベトナム戦争や文化大革命など)がロックに及ぼす影響は大きなものとなっており、当時“ロックが人々に愛と平和をもたらし、世界を変える”と信じて疑わない若者らが挙(こぞ)ってこれを支持しました。
そのロックが持つエネルギーの大きさをまざまざと見せつけた象徴こそが“1969年の夏”(1969年8月15日午後-18日午前)に催され約40万人の観客を集めた音楽イベント『ウッドストック・フェスティバル』であり、彼らの理想は“幻想”と共にここでクライマックスを迎えました。

やがて“the best days”は過ぎ去り、1976年の「ホテル・カリフォルニア」
We haven't had that spirit here since nineteen sixty nine
ここでは1969年以来、spiritを扱っておりません

…と、その後の世相を皮肉ったイーグルス。


これに対し、ブライアン・アダムスはこう訴えます…

Oh, yeah.
Back in the summer of '69, oh.

1969年の夏を取り戻せ!

長い人生、“the best days”ばかり続かない。
“過ぎ去った善き日々は、もう戻っては来ない”と達観するのも一理だけど、
安易に過去を美化することは、今を失望と共に生きるに外ならない。

初めてギターを買ってもらい血が滲むほど夢中で練習した時、後先考えずただ仲間とバンドに打ち込んだ日々、
薄暗くなったポーチで彼女に手を握りしめられ愛を確かめ合ったあの日


“あの頃の心”を思い出したなら、想いを実行してみたらいい。
たとえ過ぎ去った時間の再現は不可能でも、きっと今よりもっと素敵な自分になれる。
あなた自らが、“無理”と決めつけてしまわない限り。

“誰か”も、言ってるでしょ?
“I'll be back.”

…男は、ホントに戻って来た!
7/30で御年68歳。シリーズはまだ×2 続く…らしい。



「想い出のサマー」


続きはこちら >>

tags : 1985年 ロック/ポップ 青春 爽快  

comment(4) 

「ジャック & ダイアン」ジョン・クーガー

2014.10.03

category : John Mellencamp

John Mellencamp - Jack Diane1 John Mellencamp - Jack Diane2


John Cougar - Jack & Diane (1982年)



~ John Cougar - John Cougar Mellencamp - John Mellencamp ~

先月23日、22枚目となるアルバム『Plain Spoken』を発表したばかりのジョン・メレンキャンプ。
「ジャック & ダイアン」がヒットした頃の“John Cougar”は芸名で、1983年から表記するようになった“Mellencamp”姓は本名です。

その最新アルバムの“ジャケット写真を撮影したのは女優メグ・ライアン”!
…という話題も興味深いトコロではありますが(後で触れる)、まずは出だし好調のアルバムから「Troubled Man」をお聴きください。

 「Troubled Man」



~概要~

「ジャック & ダイアン」は1982年の5thアルバム『American Fool』からの2ndシングルで、Billboard Hot 100で初のNo.1(4週間/年間7位)を記録した作品。
作者はジョン自身で、本人に依ると1962年のポール・ニューマン主演映画『渇いた太陽(Sweet Bird of Youth)』に発想を得ているそうですが、彼の経歴を辿ると“ジョンの自伝”とも取れるのではないでしょうか…(詳細は別項)。

この曲のギターは2000年のジェシカ・シンプソンの作品「I Think I'm In Love With You」にもサンプリングされるなどリフが特徴的ですが、それ故に単独でギターを弾く分には最高でも、バンドと演奏を合わせると音が調和せずレコーディングは苦労したそうです。
それを救ったのがもう一つの特徴でもある“ハンド・クラップ”で、当初はリズムをサポートするだけの想定が、これ自体作品に欠かせない要素と気付いて最終的に音源に含められました。

また、演奏には1971~73年までデヴィッド・ボウイをサポートしたギタリストとして有名なミック・ロンソンが参加していて、大サビではコーラスを担当する他にもこの部分のパーカッションのアイデアに貢献してくれたとジョンは語っています。

ノスタルジックで情感誘うPVは、80年代前半を代表する名作です。
敢えて家庭用8mmフィルムで撮影し、ジャッキーとダイアンのフォト・ブックのように編集した手作り感がいいカンジでしょ♪
ここでダイアン役に扮しているのは当時新婚だったジョンの奥さんヴィクトリア(Victoria Granucci)で、歌詞に準えてジョンの膝に座ってチリドッグ(?)を食べるシーンが微笑ましいですね…。

 Jack & Diane (Live On SCTV)



~Lyrics~

Jackie gonna be a football star
ジャッキーは、フットボールのスターを夢見た少年
Diane debutante backseat of Jackie's car
ダイアンは、ジャッキーの車で‘バックシート・デビュー’した少女

実際ジョンは高校時代フットボール・チームに所属し、喫煙によりクビになった経歴があります。
backseatでデビュー”なんて意味深な表現ですが、想像力豊かな方には“その意味”はワカるでしょ?

物語に登場する【heartland】はアメリカ中部の保守的な地域、【Bible Belt】は中南部に伸びるキリスト教原理主義が強い一帯を指し、若者への抑圧はかなり強いと思われます(映画『フットルース』のような空気感)。
そんな土地柄でこんな素行じゃ、二人は浮いた存在だったはず…(実際、ジョンはそうだった)。


Well you know diane, we oughtta run of the city
“なぁオレたち、街を出るべきじゃないか?”
Diane says Baby, you aint missin' no-thing
ダイアンも返す“アナタって、失うものが無いのね”

やっぱり、女性の方が現実的?
以前ビー・ジーズの「若葉のころ」の記事で、映画『小さな恋のメロディ』の名シーンでも“二人の未来について現実的に考えていたのは女の子の方”だとお伝えしました。
実際のジョンも“駆け落ちした経歴”があるので、これはリアルなハナシだったのではないでしょうか…。


Hold on to 16 as long as you can
16歳の心を手放すな

Changes come around real soon
時の流れは瞬く間にやって来て
Make us women and men
オレたちを、ツマらないタダの女と男へと変えてしまうから

16歳…
心身ともに、奥から湧き出るエネルギーの量が違いますね。
上手く昇華できれば最大の成長を遂げられますがそれを生かす術を知らないと、行き場のないエネルギーが暴発することも少なくありません。
“16歳のエネルギーと大人の抑制を併せ持つ”ことができれば、一番良いのですが…。



~Epilogue~

ジョンは高校卒業直前に恋人を妊娠させ、彼女と結婚するため婚姻に年齢制限のない州へと駆け落ちをしています。
その女性が、ビデオにも登場するヴィクトリア…
…だったらいいハナシですが、彼の人生はそんな風には運びません。
この女性はプリシラといい、恐らく彼女が本作品のダイアンのモデルとなった人と思われます。
しかし二人は11年連れ添い、この作品を発表する前年の1981年に離婚してしまいました。

Oh yeah, life goes on
そうさ、人生まだ先は長い
Long after the thrill of livin is gone
ゾクゾクする毎日が、遠い昔となってしまった後も

歳月を重ね…
やがてヴィクトリアとの別れが訪れ(1989年)、また次の妻とも別れ…  
(おいおいっ、少しバツが多いんでナイの!?

ここ数年ジョンが交際していた女性がメグ・ライアンであり、『Plain Spoken』のジャケットは二人がプライベートでギリシャへ旅行した際メグが撮った写真だったのです!
(ところがこの8月に二人の破局報道が伝わり、ジョンはこれを否定している)

They walk on
ずっと歩み続けるのさ…

ジョンはこの歌について、“青春時代が終わってからも、長く生きなければならない”という悲観ではなく、“青春時代が終わってからも、楽しくやっていけるんだ”という前向きな気持ちを込めた…というようなコメントを過去に残していますが、還暦過ぎた初老の男があのメグ・ライアンをモノにするのだから、身をもってそれを証明したことになりますね。

人生、“7回転んだら8回起き上がればいい” ♪
(えっ? 7回も転んでない!?



「ジャック & ダイアン」


続きはこちら >>

tags : 1982年 ロック 物語 青春 名作MV 

comment(0) 

プロフィール

Beat Wolf

Author:Beat Wolf
ジャンルを問わず音楽が大好き♪


参加ランキング
最新記事

全タイトルを表示
Artists
リンク
このブログをリンクに追加する
☆『相互』をご希望の方は、お気軽に♪
最新コメント
QRコード
QR

Copyright ©I Wish~洋楽歌詞和訳&解説. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.