Writer(s): Keisuke Kuwata, Rumiko Varnes, Pete Hawkins /訳:Beat Wolf お前の心の痛みを何度も置き去りにした 背を向け、立ち去ったこともある でも見つけようとして行き着くのは この世界に幸せになれる場所などないということ お前がそばにいないなら… エリー 愛する人よ so sweet
* 心が離別を囁き 今はこんな遠く離れている 夜、お前を抱いて眠り そして朝、目覚められたら どんなにあたたかく、晴れやかだろう… エリー 愛する人よ so sweet
** 俺のために微笑んでおくれ baby 永遠に忘れられない人 on my mind 俺とまた酌み交わしておくれ baby 今度こそ、きっとうまくいく お前のような女は他にはいない 望むなら、何でもしよう エリー 愛する人よ so sweet
* **
~ 概要 ~
レイ・チャールズは1940年代からアメリカで活躍した盲目の黒人歌手/ピアニストで、ブラック・ミュージックを根底としながらもビートルズの「Eleanor Rigby」をカバーしたり、カントリー界の大御所ウィリー・ネルソンとデュエットするなど、あらゆる音楽に自身の“soul(魂)”を失うことなく調和させる類稀な表現力を持った音楽界の“レジェンド”です。 人種やジャンルを超えた幅広い人気を獲得し、ローリングストーン誌【100 Greatest Singers of All Time 2位】にも位置付けられています。
1985年の「We Are The World」では数ある大スターが居並ぶ中で“トリ”を務めたことでもわかるように、音楽界に於いてその存在は“別格”といえますが、当時日本ではマイケル・ジャクソンの方が圧倒的に知名度で優っていたでしょう。 そんな“ソウルの神様”が日本で最も脚光を浴びたのが、1989年でした。
このカバーは「Ellie My Love(邦題;エリー・マイ・ラブ~いとしのエリー)」と題され、オリジナルの世界観に基づいた英語詞(作詞は Rumiko Varnes, Pete Hawkins )が添えられています。 何でも、CM依頼の際に候補曲を幾つか提示されレイが選んだのが「いとしのエリー」だったそうで、このサスガの“選曲耳”によって本曲は40.2万枚を売り上げオリコンチャートで3位(洋楽シングル・チャート17週連続No.1/同・年間No.1)を記録、彼にとって日本で最大のヒットなりました。
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