I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と解説+エッセイでお届けします

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Lil Dicky - Earth1
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「マネー」ピンク・フロイド

2020.06.12

category : Pink Floyd

Pink Floyd - Money (1973年)

ピンク・フロイドの名盤『狂気』より。R.ウォーターズの意味深な詞&D.ギルモアのギター名演 ♪

《解説記事を更新》いたしました。【続きはこちら>>】をクリックしてご閲覧ください。


~ Lyrics ~

Writer(s): Roger Waters /訳:Beat Wolf

Money...逃げろ
もっと払いのいい仕事に就くがいい
Money...それは、まったく愉快なもの
両手で現金を掴み、こっそり貯め込むがいい
新車にキャビア、四つ星ホテルの白日夢…
俺なら、フットボール・チームを買おう

Money...戻ってこい
こっちに問題ない…ジャック、俺の山に手を出すな
Money...それは、成功の証
善良ぶった戯言(たわごと)なんて吐くな
俺こそ、まさにファースト・クラスの旅を謳歌する一員
リアジェットも必要と思える

Money...それは、罪
公平に分けよう、ただし俺から一部たりと取ってはならない
Money...人は言う
今日、“それは諸悪の根源”と
だから厚遇を求めようと、サプライズなんてない
奴らは、それをタダで与えたりしない




~ 概要 ~

「マネー」はイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイド1973年の8thアルバム『狂気(The Dark Side of the Moon)』の収録曲です。
ピンク・フロイドは1967年以来本国でアルバムの全てをTop10に入れ『原子心母』(70年)など既に一定の評価を獲得していましたが、『狂気』はBillboard 200に741週連続(15年間)に亘ってランクインし続け、マイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐ全世界での売上が5,000万枚以上という桁外れの成功を記録しました。
そのきっかけとなったのが、本作から「Money」がアメリカでシングル・カットされ Billboard Hot 100の13位(年間92位)を記録したことでした。

「Money」の作詞・作曲はベーシストのロジャー・ウォーターズで、ヴォーカルはギタリストのデヴィッド・ギルモアが担当、ディック・パリー(Dick Parry)のテナーサックスと、後にローリング・ストーン誌【The 100 Greatest Guitar Songs of All Time 69位】にもランクされることになるデヴィッドのギター・ソロをフィーチャーし、アルバムver.は[6:22]にも及ぶ作品でした。
ところがそのシングル・エディットではレコード会社が勝手にデヴィッドのギター・ソロを大幅カットしてを発売したものであったため(3:59)、メンバーは大いに不満を抱いていたとされます。
また、本曲で語り草となっている【小銭の効果音】にはドラマーのニック・メイスンの貢献があり、実際に小銭をひもの輪に通し音を立てながら録音する原始的な手法である一方、【レジスターの効果音】について『原子心母』やビートルズ『アビイ・ロード』も担当した本作エンジニアのアラン・パーソンズはこの音だけで編集に30日を要したと語っているそうです。


「Money」の作者ロジャーが自宅の小屋で録音したデモが残っており、公式ver.とは似ても似つかない素朴なテイストとなっています。
1981年にコンピレーション・アルバム『時空の舞踏』 (A Collection Of Great Dance Songs)にも「Money」が収録されていますが、『狂気』までアメリカなどでの販売権を有していたキャピトルがそれ以後の販売社コロンビア(日本ではソニー)に音源の使用を認めなかったため、【1981年ver.】が新たにレコーディングされました。
ただしこのレコーディングにはロジャーとリチャード・ライト(Key) は参加しておらず、デヴィッドが自分と彼らのパートを一人で演じています。

ミュージック・ビデオは楽曲同様強いメッセージを込めて制作されており、特に【お金】と【瞳】が印象づけられるでしょう。
1994年の「Money」のコンサート・スクリーン・フィルムもこの概念に基づいて制作されている一方、上記MVと異なりユーモアで表され、これがなかなか面白いです。
この映像では男が【目玉の宇宙人】に“山ほどのお札”を造り出してもらいますが、“お札を刷り過ぎるとどうなるか…”あなたもおわかりですね? 



 



~ Story ~

Money, so they say
Money...人は言う
Is the root of all evil today
今日、“それは諸悪の根源”と

本作の趣旨ともいえるこの一節は、新約聖書の一書『テモテへの手紙一』(1 Timothy 6:6-10)中のFor the love of money is a root of all kinds of evil.に基づく諺です。
同書は使徒パウロが弟子テモテへ宛てた手紙とされ、この一文に至るまで次のように記されています。

金持ちになりたがる人はもうけ話に見境がなく、すぐ悪に走ってしまう。その結果、ひどい目に遭い、心を汚し、ついには地獄へ送り込まれることになる。金銭を愛することが、あらゆる悪の根である”と…。

 

Money, get back
Money...戻ってこい
I'm alright, Jack, keep your hands off of my stack
こっちに問題ない…ジャック、俺の山に手を出すな

【my stack(山,堆積)】と唐突に言われてもチンプンカンプンだと思いますが、恐らくこれは【back】の韻を踏むために選ばれた言葉で、むしろ詞に趣きを与えています。
【Jack】は[男性名]でなく[《英俗》警官]を適用し、【my stack】を[stacks of money]と考えたらどうなるでしょう…

物語全体を見渡すと主人公はかなりの大金持ちですが、その一因には【you】が求めても得られない【they】からの【surprise】を授かることによって【my stack】がどんどん大きくなったウラ事情も垣間見えてきます。

一方、この一節は1982年の映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』で、主人公(ピンク)が授業中にノートへ綴っていた詩として引用されました。
教師はこれを発見し読み上げ、“まったくのクズ”と皆の前で辱めるのです。
この映画で学校(または教師)は子どもに対し“壁の中のレンガの一つになれ”という教育を施し、これに対する子供たちの悲鳴が「Another Brick In The Wall」(過去ログ)として掲げられていますが、今回「Money」という作品の視点からこの映画を考察してみると【money】も【brick(レンガ)】と同じ“均一に大量生産されるモノ”であり、人間を“カネの価値”に換算することの気持ち悪さを改めて認識させられました。



「マネー」





~ やっぱり緊急事態を自らの懐を肥やすことに利用した権力者たち ~

6月12日、過去最大規模;31兆9114億円の『2020年度第2次補正予算』が参院本会議で成立しました。
財源の全額は国債の追加発行で賄われ、2020年度当初予算(32兆5562億円)と第1次補正予算(23兆3624億円)を合わせると現時点で本年度の赤字国債は88兆8300億円(2020年度の税収は約63.5兆円)となります。

こうした莫大な赤字国債に基づく補正予算の使い道について今国会で厳しく追及されたのが、1次・2次補正合わせて約4兆2600億円が投じられる『持続化給付金』事業です。
同事業は新型コロナウイルス感染症拡大と、政府・自治体による休業要請などによって著しい損失を被った中小・個人事業者に最大200万円を給付する必要火急(寧ろ遅過ぎた)であるにも拘らず、野党は何故これほど問題視したのでしょう…

その「本質」は、次の風刺が端的に表しています。



本事業の所管は経済産業省(正確にはその外局たる中小企業庁)で、同省はその執行を『サービスデザイン推進協議会』(以下;「サービス協議会」)なる“一般社団法人”に769億円(2次補正で更に850億円)で「委託」していますが、下図のようにサービス協議会はその97%に当たる749億円で事業を『電通』に「再委託」し、その電通も子会社に645億円で「外注」、更に子会社⇒他企業⇒他企業へと不可解な外注が繰り返されています。
“もやもやした疑念”は数値化すると見えてくるものであり、本事業の事務費769億円(1次補正分)を200万件給付した場合の「1件あたりの事務手数料は3万8450円」と算出すると、銀行の振込手数料と比べ“桁違いに高い”ことがわかるでしょう。

経産省の内訳によると、本事業の“究極的使命”である「『お金の振り込み』に要する手数料16億4000万円」に対し、その“補助手段”に過ぎない『サポート会場の設置・運営405億円』「申請の審査業務150億円」「広報費50億円」「コールセンターの運営費30億円」何十倍もの費用を費やしています。
民間に任せると効率よくコストが抑えられるはずなのに、“何十倍も高くつく”のは何故か…
「風刺」は、それを表しているのです。

また、本事業はこのように破格な事務費が投じられた割にシステムエラーが相次いだり、1か月以上放置され入金されなかったり、問い合わせても繋がらず応答も要領を得ないなどトラブルが多く報じられましたが、本事業が「何層もの企業に孫請け」され、「人材派遣会社『パソナ』」が関わり、専門知識や経験を要する「『申請の審査業務』の担当者でさえ経理の用語も何も分からない素人が大半」であれば、これらの“トラブルは起こるべくして起きた”と評するべきでしょう。

Pink Floyd - Money1
『持続化給付金』問題はどこに?記者が解説(20/06/11)


【疑惑の中心にある『一般社団法人サービスデザイン推進協議会』とは、何者か…】

4兆円もの公金を困窮している事業者に届ける重責を政府から任されたこの団体は、事業の受注時ホームページさえ存在せず(騒がれた後2020年6月4日に開設)、野党やメディアが所在地を訪ねると、そこは4兆円を管理・給付する重責を担うとは思えないビルの小さな一室で、しかも室内に人の気配はなく活動実態も見えないことから、“幽霊法人”ではないかと話題を呼びました。

また、6/3の『news23』の電話インタビューでサービス協議会のK代表理事(8日付で辞任)が持続化給付金事業の責任を負ってる自覚を問われ「私は飾り」と発言し、同日の衆院経済産業委員会で「サービス協議会は法律で義務付けられている決算公告を過去一度もしていない」ことが発覚するなど、“なんとなく”ではなく“明らかに”4兆円もの公金を預かるに相応しくない団体です。


【では、何故そんな団体が4兆円もの公金を任せられることになったのか…】

まずは、サービス協議会の“存在意義”から考えてみましょう。
今月ようやく開設された同協議会HPの『法人概要』を見ると、それが透けて見えます。
定款(43・44条)に基づき『非営利型法人』である同協議会の役員名簿には、『営利企業』である電通やパソナをはじめ、上図で“孫請け”している企業がズラリと名を連ねていました。
つまり、同協議会は複数の営利企業が合同で『税制優遇(非課税)法人』を設立し、これを受け皿にして公共事業を受注そこから“本体”へ「再委託・外注」することで通常あり得ない『非課税営利企業』の実現を目論んだのでは…という“合理的な疑い”が成立します。

しかしそんな天下を欺く大胆不敵な不正は、政府当局(経産省中小企業庁・国税庁・捜査機関)とグルにでもなっていない限り直ぐバレる妄想でしかないはずですがこの6月、持続化給付金事業を担当する経産省・前田泰宏中小企業庁長官とサービス協議会H業務執行理事の長年に亘る関係性の疑惑が(「前田ハウス」の件はその一部に過ぎない)、文春や国会の追及で告発されました。
6/12参院予算委員会によると、二人の最初の接点は少なくとも2009年、前田氏が経産省商務情報政策局でエコポイントの申請サイト管理システムを担当していた時、H氏が電通社員として政府エコポイント事業のプロジェクトマネジャーを務めたことで、2016年にH氏が実質的運営者としてサービス協議会を設立すると、以来同協議会は経産省から4年で14事業/1576億円を受託、その8割以上に当たる1300億円超は前田氏の部署からによるもので、9事業が電通に再委託されています。


【経産省と電通の癒着10年】山添拓vs前田泰宏長官 2020年6月12日 参議院予算委員会


【補助金執行一般社団法人(仮称) 定款(案)】

しかし、もっと恐ろしいのは、「サービス協議会設立は経済産業省の主導ではないか」という疑念です。
何故なら、法人の設立時に必要となる『定款(案)』のタイトルが『補助金執行一般社団法人(仮称)』となっており、設立準備段階からこの法人の目的が「補助金執行」であったことが窺えます。
しかも、定款(案)の作成者を見ると『情報システム厚生課』とあり、これは「経済産業省大臣官房」の内局組織で、つまり“経産省が自らサービス協議会の定款(案)を作成した”ことを推測させます。

そしてサービス協議会には、もって生まれたその宿命により度重なる“奇跡的偶然”に恵まれます。
まずは平成28年(2016年)5月16日、経産省は肝いりの『おもてなし規格認証』事業の公募を始めますが、奇しくも同5月16日、サービス協議会が設立され直ちにこれに応募、設立間もない従業員僅か4人の同協議会が政府の事業にただ一者選定され、4,680万円の補助金を獲得しました。
今回の持続化給付金の入札に於いても、まるで自分が選ばれることを確信していたかのようにサービス協議会は「入札公示日(4/8)2日前の『2020年4月6日』に持続化給付金サイトのドメインを登録(https://www.jizokuka-kyufu.jp/)」、その後デロイトトーマツが「A」評価/サービス協議会が「C」評価とされながらサービス協議会が選ばれ、民間団体への委託規模として類を見ない769億円を獲得しています。


国民が出資する巨額事業」を、「非課税法人が受託」し「お友だち営利企業と子会社に再委託」…
こんな楽で、オイシイ商売は他には無いでしょう。
しかし『補助金執行一般社団法人(仮称)』という“ビジネス・モデル”は、サービス協議会に止まりません。

同様に政府から受託し電通に再委託した一般社団法人は、これ以外に『環境共創イニシアチブ』『キャッシュレス推進協議会』があります。
名目は異なりますが、結局「中抜きして」「電通へ再委託」という“商法”はサービス協議会と同じで、『news23』の図が分かり易かったので拝借しました。
「赤色」は私が書き加えたものですが、政府に“見返り”が流れること無しにこの構図は成立し得ないでしょう。

Pink Floyd - Money2
【news23】“コロナ給付金”で最終攻防



~ Epilogue ~

『新型コロナ第一波』では、多くの国民が家族や周囲の人に感染させぬようPCR検査を希望しながら、殆どの人は検査も医療措置も受けさせてもらえませんでした
何故ならそれは、「安倍内閣がCovid-19を2類感染症に閣議決定」し、「患者の指定病院への隔離入院を法律で義務付けた」にも拘らず、「政府は検査と隔離入院に必要な予算を出さなかった」ため「各自治体は医療崩壊を恐れ検査を限定せざるを得なかった」からです。
一方、新型コロナ蔓延による政府と自治体の休業要請などに対する個人補償に、政府は『(一部の所得激減者に限る)1世帯あたり30万円支給』の方針を打ち出すも国民から「殆どの世帯が受給対象にならない」との批判が相次ぎ、『一律10万円給付』に変更されましたが、緊急事態解除から1か月を迎える今日、あなたの元にお金は届いたでしょうか…。

そして『持続化給付金』事業の事務委託…振込手数料が約16億円に対し請求総額が769億円というのは、「中抜き」というより「ぼったくりバー以上の悪質」です。
「困っている人にお金を届ける」という大事なミッションなのに、何故このような発想ができるのだろう…
恐らく、民間委託を重ねることによって会計検査院のチェックを免れようという「悪巧み」と考えますが、果たしてこれは経産省と電通の間で偶然結ばれた事業なのでしょうか?

6/12に野党合同ヒアリングで判明したところによると、「電通が内閣官房に職員4人を出向」し、新型コロナウイルス感染症対策本部や内閣広報室に配置されていると報じられています。
また、安倍首相の記者会見などを取り仕切っている長谷川栄一・首相補佐官は、今回サービス協議会や電通との癒着が告発された前田泰宏氏と同じ元・経産省中小企業庁長官ですが、その長谷川氏が補佐官就任前に顧問を務めていたのが、持続化給付金業務の外注先企業の一つであるイベント会社『テー・オー・ダブリュー』です。
さらに、6/12 参院・予算委員会によると、2013-19年度に政府が電通に支払った政府広報費は135億円、2012-18年に電通から自民党への政治献金は3600万円安倍首相が支部長を務める自民党山口県第四選挙区支部への献金が30万円、そして安倍昭恵夫人は元・電通社員です。


1980年代後半に日本のバブルは崩壊し、国民の生活水準を示す一人当たりの名目GDPは世界2位から26位(2018)まで下落しましたが、“一部の人々”の間ではまだバブルが続いているようです。
一方で今年3月末の国の借金は約1114兆円に達し、その後の補正予算により55兆円上乗せされました。
日本の借金について専門家も「大丈夫」「危ない」と評価が分かれるようですが、『物の道理』からすると「デタラメなカネの使い方をしていたらいつか破綻する」のは間違いないでしょう。

さらに未来を展望すると、日本には「少子高齢・人口減少」「非正規労働者の増加による税収・保険運用の悪化」「教育・研究軽視による国際競争力の低下」「再生エネルギー拡充の遅れ」「老朽インフラの更新」…という大きな課題を必須とする上、「巨大地震」「巨大自然災害」のリスクも背負わなければなりません。
その未来を想像すると一国民に過ぎない私でさえ、まるで自分が末期がんであるかのように、生きる可能性を残すためには著しい損傷を伴う死闘を覚悟しなければならず、見て見ぬふりをすればやがて確実な死が訪れるのだろうと案じずにはいられないのですが、コロナ禍に於いてもまだ国民の財の不正な搾取に執心する政府首脳と一流企業のありさまを見せつけられると、この国はまだまだ深く沈まなければならないのだろうと暗澹とさせられます。

国民の憂虞を顧みず、バブルの幻影を追い続ける「上級国民」たちの声…

I'm in the high-fidelity first class travelling set
俺こそ、まさにファースト・クラスの旅を謳歌する一員
And I think I need a Lear jet
リアジェットも必要と思える

ファースト・クラスだろうが、リアジェットだろうが、墜ちれば死ぬのに…。



「【お祭好きの電通】古賀茂明さん ①電通ってどんな会社?… ②経産省の前田さんは?経産省解体論 ③補正予算の問題 ④国会で批判することで」

最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪
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tags : 1973年 プログレ 偉大なギター プロテスト  

コメント

今回は更新まで少し時間が空きましたね。小生が大好きだったピンクフロイド、彼らにとって最高名盤と謂われる「狂気」ですがこのアルバムも購入して暫く聴き込んでいましたがあまり好きになれず、ML誌のレコード交換サイトに投稿して放出してしまいました。原子心母・おせっかいエコーズで展開された地球・宇宙の壮大な世界やそれ以前のサイケデリックなピンクフロイドを堪能していた自分にとって、マネーはいかにも通俗的な音楽に聞こえてしまったのです。これを機会にピンクフロイドは距離を置いてしまったのですが、狂気の評価はその後鰻登りとなって違和感を大いに感じたものです。自分にとってのピンクフロイドの最高名盤は今も原子心母・おせっかいの2名盤です。

2020.06.13  ローリングウエスト  編集

ローリングウエストさん

サイケデリックがお好きでしたか。
70年代は大きく変わったバンドが多いですね。
ジェネシスがピーター・ガブリエルからフィル・コリンズへ
フリートウッド・マックやイエスとか…。
いずれも通俗的な方向への転換ですが
これも時代の流れというものだったのでしょうね。

2020.06.13  Beat Wolf  編集

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