~ Lyrics ~ Writer(s): Bruce Springsteen /訳:Beat Wolf 玩具を庭に置き去りに 女房・子どもを連れ、無施錠のまま家を打ち捨てた できる限りのものを、車に詰め込んで どうしてそれが始まったのか…ここでは誰も知らない 突然、何もかもが制御不能になってしまった 教えてくれ“ミスター”、その答えを…俺には知る必要がある その話に全部耳を傾けても、何を言っているのかわからない だけど、アンタのしているゲームのカラクリは見えてきた気がする 『ルーレット』…それが名前 『ルーレット』…それが今やっているゲーム 『ルーレット』…俺は、アンタの言うことを信じない 『ルーレット』…でも、みんな興じている 俺は、この通りで育った 動くものもなく、ただ奇妙な風が流れ 町は、無価値な過去の思い出に満ちている そこにあるのは、裏庭を幻にする暗い影 手に入れた我が家は、触れることのできないものだらけ あぁ…今やそうした全ては、俺にとって何の役にも立たない 俺は、かつてライカーズの消防士を務めた でも“ミスター”…俺は騙され、強奪された気分だ 俺は大きな消耗品で、人生が無価値・無効と取り消されたような あぁ…それでアンタ、新しい世代をどうするつもりだ? 『ルーレット』…アンタは、俺の人生を弄んでる 『ルーレット』…子どもたちと、女房の人生も 『ルーレット』…日々、その賭け金は大きくなってゆく 『ルーレット』…別の指まで引き金に掛けている 川の辺(ほとり)は噂し 夜は探照灯で語り掛ける 短波ラジオは喚(わめ)き立て 警察は通りのパトロールに勤しむ だけど俺は、過去の自分を置き去りにしたまま 信じていたもの、持っていたもの…その何もかも 心当たりの安全な場所への道を見つけ出そうと試みたけれど 奴らは州間高速道路に設置した検問所で俺を止めた 俺は拘留されるも束縛から脱し、そして走った 奴らは少し質問したいと言ったが 他の目論見(もくろみ)があることはお見通し もう誰を信頼し、何を信じたらいいのかわからない 俺を助けたいと繰り返すが、戯言(たわごと)に過ぎない ただ、奴らがプレイを楽しみ続けたいがための 『ルーレット』…俺の人生を賭けにして 『ルーレット』…子どもたちと女房を賭けにして 『ルーレット』…弾倉に銃弾を込め 『ルーレット』…運の悪い見知らぬ誰かが 『ルーレット』…驚かされた時、既に死んでいる 『ルーレット』…銃を頭に向けられ 『ルーレット』…銃弾が弾倉の中で回転している 『ルーレット』…引き金を引くと、カチッという音がする それ以上の危険なんてない~ 概要 ~ 「ルーレット」は、1988年2月27日に発売されたブルース・スプリングスティーンの
シングル「One Step Up」のB面 に収録された作品です。
ただ「One Step Up」は1987年10月発表の 8th アルバム『Tunnel of Love』の収録曲ですが、「ルーレット」は同アルバムの収録曲ではありません。
実は、本曲は長い間、一部のファンの間で“the great unreleased song”と評されていた楽曲で、
レコーディングは1979年4月3日 まで遡ることになります…。
1979年というと 5th アルバム『ザ・リバー(The River)』発表の前年となりますが、まさに「Roulette」はこのセッション初日にレコーディングされた曲です(ヴォーカルは1980年4月12日に再録音)。
しかし、ご存じのように本曲は同アルバムに収録されておらず、初めてアルバムに収録されたのは1998年、未発表/B面曲を編集した
4枚組ボックスセット『トラックス(Tracks)』 でした。
さらに『ザ・リバー』発売35周年に当たる2015年には、同期の未発表曲/未公開映像をDVD付7枚組として編集した
『ザ・リバー・ボックス~THE TIES THAT BIND: THE RIVER COLLECTION』 がリリースされ、ここにも「Roulette」が収録されています。
1979年4月に始まった 5th アルバムのセッションにより録音された音源は、当初10曲入りのシングル・アルバム『The Ties That Bind』として発売される予定でしたが、ブルースの“ポップすぎる”との意向によりこの企画はお蔵入りとなり、最終的に20曲入りのダブル・アルバム『The River』として完成しました。
この転換についてブルースは“楽曲が、自分の音楽に求める調和やコンセプト的な力強さに欠けていた。それで俺たちはスタジオに戻った”と語っており、ボックス・セットに収録された楽曲だけで52曲を数えるように、これら一つひとつの楽曲は素晴らしいものの、湧き上がってくるアイデアが多過ぎてそれを上手く集約するための選曲に相当苦労したのではないでしょうか…。
極めてインパクトのある
「Roulette」を“お蔵入り”させたこと もその一つで、ブルースはボックス・セットに収録されたにインタビュー映像で、次のように語っています。
“明らかにヘマった。「Roulette」は(ザ・リバーに)入れるべきだった。「Crush On You」を外してでもね …” 実は、
「Roulette」は1979年3月28日にアメリカ東北部ペンシルベニア州で発生した『スリーマイル島原子力発電所事故』に発意した作品 であり、その6日後の4月3日までに作詞・作曲・録音まで実行しているにも拘らず、
同年9月にニューヨークで催された『NO NUKESコンサート』でも披露せず 、アルバム『The River』にも収録されませんでした。
アルバム収録は全体との“調和・バランス”から回避も考えられますが、『NO NUKESコンサート』で演奏されなかったのは何故だろう…。
『NO NUKESコンサート』 は
“反核・脱原発” を訴えるジャクソン・ブラウンやグラハム・ナッシュ、ボニー・レイット、ジョン・ホールら
MUSE (Musicians United for Safe Energy)が主催、ブルースほかクロスビー、スティルス&ナッシュ、ジェームス・テイラー、 カーリー・サイモン、チャカ・カーン、ドゥービー・ブラザーズ、トム・ペティ、喜多郎らが参加し20万人の観衆を集めた大イベントであり、まさにスリーマイル島原発事故から生まれた「Roulette」は、MUSEのテーマ曲である
ジョン・ホールの「パワー」(過去ログ) に匹敵する“イベントの目玉”に成り得たはずです。
まさか“どこかの国”みたいに、ブルースがエラい人に忖度するとは思いませんが…。
VIDEO VIDEO VIDEO VIDEO ~ Story ~ We left the toys out in the yard 玩具を庭に置き去りに I took my wife and kids and I left my home unguarded 女房・子どもを連れ、無施錠のまま家を打ち捨てた 1979年3月28日午前4時37分、アメリカ東部・ペンシルベニア州
スリーマイル島原子力発電所2号機 で、
核燃料がメルトダウン (溶け落ちる)し放射性物質を含む水蒸気が外部に漏れ出す
INESレベル5の事故 (7段階中3番目に重い)が発生し、
14万4000人の住民が避難 を余儀なくされました。
発災から40年となる2019年3月28日に現地住民らが事故の教訓について考える集会を開き、参加した
女性の一人は“当時は混乱の中、家族で避難した。政府の担当者から何が起きているのか十分な説明もなく、不安が募った”と振り返り、住民が行政の対応などを監視することが重要だと指摘 したといいます。
メルトダウン事故を起こした2号機では、溶け落ちた核燃料が周りの構造物と混ざり合った
燃料デブリがおよそ130トン あったものの、取り出しが始まったのは事故から6年後で、全体のおよそ99%にあたる130トン余りを
取り出し、作業が終了したのは事故から11年後 でした。
同じ敷地内で
隣接する1号機 は事故のあとも運転を続け、2034年まで運転の免許が出されていましたが、
近年は再生可能エネルギーなどの普及により採算性が悪化し2019年に閉鎖 に陥り、
今後60年をかけて廃炉 にされるそうです。
Roulette, that's the name 『ルーレット』…それが名前 1945年に日本に投下され世界を震撼させた
『核』が、なぜ『発電』へ転用 されるようになったのか…
そもそも
米・ソが先行していた原子力技術と核物質を他国に普及させることは軍事力での自らの絶対的優位性を奪い、核兵器開発可能国を世界中に増やす危険なことであるはず です。
しかし当時の「歴史」を振り返れば、その“真の目的”が見えてきます…
世界で最初に原爆を開発・実用したのはアメリカですが、
1953年8月 に原爆より遥かに強力な
『水素爆弾』の小型実用化に成功したのは敵対国・ソビエト連邦 でした。
(※アメリカは1952年11月に水爆実験に成功しているが、重過ぎて実用レベルではなかった)
そのような展開の中、
1953年12月 の
国連総会で世界に『核の平和利用』 を呼び掛けたのがアメリカのドワイト・D・アイゼンハワー大統領 でした。
その
演説の五日前に開かれたアメリカ国家安全保障会議の文書 には、次のように書かれています…
“
アメリカは、同盟国に対して核兵器の効果や使用法 、ソビエトの核戦力などについて情報を公表していくべき である”
つまり
『核の平和利用』 とは、「西側同盟諸国での『核の商業利用(発電)』」に名を借りた、
ソ連に対抗するための『西側同盟諸国への核輸出』 であったともいえます。
しかし目的に関わらず、
原子力発電所で使用される放射性物質の量は核兵器と比べても膨大 なものであり、『東京電力福島第一原子力発電所事故』と、『広島に投下された原子爆弾』で大気中に放出された放射性物質量の一例を比較してみても、
「原発事故の放出量はセシウム137が原爆の168.5倍」 になるそうです(原子力安全・保安院 2011年8月26日発表 )。
Roulette, that's the game now 『ルーレット』…それが今やっているゲーム 「ルーレット」 VIDEO ~東日本大震災から10年 終わりが見えない苦しみは震災か、“人災”か ~ 復興庁によると、2021年2月8日現在も未だ
4万1241人の方が避難生活 をされています。
そんな中で今年2月13日23時頃に発生したのが、
福島県沖を震源とするM7.3/最大震度6強 (宮城・福島)を観測する地震でした。
大きな被害に至らず胸を撫で下ろした一方、
東日本大震災さえ“薬”にできないこの国の『愚かさ』 を痛感させられた出来事がありました…。
東電が地震計の故障を半年以上放置、福島第一原発3号機で 13日の地震記録できず 2/22の東電の説明によると、2020年3月に3号機原子炉建屋へ地震計2台を設置したものの1台は同年7月に、もう1台も10月に故障、その状態のまま今年2月の大地震を迎えたというのです。
地震計は直接的に被害を低減させるものではありませんが
、「メルトダウンした核燃料が今も放置されたまま」 で、その
「史上最悪級の原発事故を発生させた当事者である東電がこの緊張感の無さ」 では、
全国各地の原発の危機管理は如何ばかりか… 国民の側が恐怖を抱かずにはいられません。
しかも、彼らの
『隠蔽体質』は“今も変わらず” です。
本件では
地震発生から9日後まで、地震計の故障について公表されませんでした。
更に、13日の地震によって
福島第一原発の「汚染水が入ったタンクの位置にずれが生じていた」ことも、「1号機と3号機の格納容器で水位が低下している」ことも、18・19日まで公表されません でした。
東電は「周辺の放射線量などに異常はない」と説明 しているそうですが、福島県漁連によると、
2/22に水揚げされたクロソイから“2年ぶりに”基準値を超える放射性物質(基準値の5倍の濃度の放射性セシウム)が検出 されたと報じられています。
果たして「格納容器の水位を下げた分の汚染水は何処へ行ったのか」…事実と科学的根拠に基づいて説明する必要があるのではないでしょうか?
~ 政府が隠蔽した青森県六ヶ所村再処理工場のリスク。北半球が壊滅する日本の原発の恐怖 ~ 六ヶ所再処理工場の危険性については、
過去ログ「ラヴ・ミー・テンダー」エルヴィス・プレスリー でも
“ここで大事故が起これば日本が終わる” と、専門家の言葉を引用しお知らせしましたが、今回再掲するのは、下の動画
により
“さらに恐ろしいこと” を知ったからです。
それは、
再処理工場のある六ヶ所村下から東海岸 には、下北半島に沿うように100キロ以上の長さに亘る
『大陸棚外縁断層(及び六ヶ所断層)』 という
「大きな活断層」が走り、「M7~8クラスの地震」が想定 されている、ということ《下図》。
活断層の専門家として著名な地理学者・渡辺満久氏は
“東通、浜岡、志賀、美浜、大飯、もんじゅ、敦賀の各施設と六ヶ所の核燃料サイクル基地はいずれも直近に活断層 があり、
一番心配なのは六ヶ所 ”と警鐘を鳴らし、地形学の専門家・池田安隆・東京大学大学院准教授(当時)が
“学問の世界では、大陸棚外縁断層は99%活断層” と反対しても、政府と、巨額の公金の受益者である
『原発ムラ』の人々はこれを活断層と認めず、「M6.8の直下地震、450ガルの基準地震動しか想定していない」 というのです。
AERA2012年2月6日号から 『ガル(gal)』は地震の大きさを示す単位(加速度)の1つで、数値が大きいほど大きな地震動を表しますが、昨年12月の
『大飯原発3・4号機の耐震性を巡る裁判』 で大阪地裁は、新規制基準をクリアした
「856ガルの原発を不当」 と断じました。
2000年代に国内で1000ガル超の揺れを記録した地震は17回 あり、東日本大震災では2933ガル(K-NET築館)、熊本地震1580ガル(益城町)、そして
最も大きかったのが2008年の岩手・宮城内陸地震の4022ガル (防災科研一関西)です。
これに基づき各住宅メーカーは耐震性に優れた住宅の開発を競っており、
三井ホームは「5115ガル/震度7に60回耐えた家」 をアピールしています。
実際の被害の大きさは地震の周期や継続時間にも影響を受けるため加速度が全てではありませんが、
「核施設が個人住宅より遥かに甘い耐震基準で許可されている」というのはあまりに衝撃的 です。
「政府が隠蔽した青森県六ヶ所村再処理工場のリスク。北半球が壊滅する日本の原発の恐怖」 VIDEO ~ Roulette ~ ブルース・スプリングスティーンは、
原発の危険性を『(ロシアン)ルーレット』 に喩えました。
“初めは無事”でも、
ゲームを続ける限り“いつか必ず誰かが破滅(死)する運命” というところでしょうか…。
ブルースに本曲を発意させた
1979年の『スリーマイル島原子力発電所事故』 では、実際に「周辺住民の大規模避難」が行われ、【Story】項で触れたように行政側からの情報・指示が不十分で
住民を混乱 させました。
しかし
アメリカは同事故を反省に『緊急避難計画』の徹底強化 を図り、事故当時建設中で1984年に完成したニューヨーク州ロングアイランドにある
ショアハム原子力発電所は、「住民を安全に非難させることは不可能」と判断され、営業運転を行わないまま1989年に廃炉 となっています。
(この原発は日本の伊方原発と似た非常に細長い島の立地にあり、原発より先の住民の命は守れないと判断された)
2001年に『9.11テロ』 が起こると翌年、
アメリカは『原発テロ対策の徹底』 を命じ、新設には
「大型旅客機が衝突しても壊れない設計」 を、既存には
「大破してもメルトダウンしない対策」 「冷却機能の強化」「全電源喪失への対策」を義務付けるなど、必要に応じて
『実効性のある安全対策』の強化を重ね、その度に内容を情報公開 してきました。
一方、
日本 はアメリカに同様の対策を採るよう提案されていたものの、
これを放置したまま『福島第一原発事故』を発生 させました。
事故後、原子力規制委員会が生まれ『新規制基準』により安倍首相(当時)が
「世界で最も厳しい水準の安全規制」 と自賛しましたが、2015年・山本太郎議員の
「稼働中の川内原発が 弾道ミサイル等攻撃の直撃を受けた場合の放射性物質の最大放出量の想定・国民保護計画」について の国会質問に対し、原子力規制委員会・田中俊一委員長(当時)は「
弾道ミサイルが直撃した場合の対策は求めていない。 川内1、2号機の(最大放出量の想定)は約5.6テラベクレル(福島第一原発事故で放出された量の約千分の一以下)と評価している」、2016年・逢坂誠二議員の
『大型航空機の衝突を想定した原子力発電所のテロ対策』についての質問主意書に対しても安倍首相(当時)は「差し控える」として4つの
質問全ての回答を拒否 しています。
ちなみに
イギリスのサイズウェルB原子力発電所 (1995年~)では
「厚さ1.3m+1mの二重格納容器」 を施すなど、
欧州各国でも航空機テロへの対策が徹底 されているのに対し、
『世界で最も厳しい安全規制の日本』 では
「建設中の最新・大間原発にさえ二重格納容器への設計は求められていません」 。
前項で示したとおり、
日本の『原発安全対策』 とは
「学問の世界で99%活断層」を「活断層ではない」と独断し、
「活断層ではないから一般住宅以下の耐震基準でOK」、
「滅多に戦争・航空機テロは無いから対策の必要なし」、
「メルトダウンした核燃料が丸出しで地震が来てもだぶん大丈夫」、
「問題がバレたら隠蔽ど嘘で誤魔化せばいい」…という風潮を感じます。
何故これ程までに
不合理で、強引な乱行が罷り通る のか…
元東京電力福島第一原発・原子炉設計監理担当社員がその実態を、実名告発 しています。
VIDEO “安全審査をやってる裏方の中では、発電所に津波が来襲することを想定するのはタブー…” 福島第一はトラブル、特に機器のトラブルが多く、自分達の都合のいいように
事実を隠蔽する体質 があったといいます。
彼が在職中の
1991年、1号機のタービン建屋の地下で冷却用海水が配管から漏れ、非常用ディーゼル発電機の1台が海水に浸かる事故 が発生し、“こんな海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が使えなくなるなら、津波来たら運転中の原子炉全部溶融するのでは?”と尋ねたところ、上司の返答が上の言葉
だったそうです。
これまで一般に福島第一原発『メルトダウンの第一の原因』は「津波」 (で電源を喪失し冷却機能を失った)とされてきましたが、彼はそれを覆す論考を『文藝春秋』2019年9月号に寄稿しています。
“メルトダウンの第一の原因は、『津波』ではなく『地震動』だった可能性が極めて高い” 国会事故調や政府事故調など4つの事故調査委員会が導き出した
『メルトダウン津波説』 は、実は何れも「事故原因の究明として不十分」といわれ、その原因は
真相究明に不可欠な『炉心の状態を示すデータ』を東電が調査委員会に開示していなかった からだと指摘されています。
これに疑念を抱いていた彼が、東電にデータの開示を求め分析ししたところ、
「原子炉は津波が来る前、『地震動』により危機的状況に陥っていた」ことが分かった そうです。
実は、国会事故調委の田中三彦氏も同じ疑念を抱いていたものの、東電が『炉心の状態を示すデータ』を開示しなかったため『地震動説』は決定力を持ち得ませんでした。
ジャーナリストの佐藤章氏はこのカラクリを、次のように分析しています。
“地震動がメルトダウンの真の原因であるとすれば、すべての原子力施設の耐震設計基準をさらに見直さなければならなくなる” つまり
「全原発を即時運転停止にさせないために、『津波のせい』にした」 ?
Roulette, who's the unlucky stranger 『ルーレット』…運の悪い見知らぬ誰かが Roulette, surprise, you're dead 『ルーレット』…驚かされた時、既に死んでいる 自己責任で“お遊び”を楽しむのは個人の勝手ですが、
銃口を突き付けられているのは1.265億・日本国民であり、北半球数十億人、罪なく悲劇の宿命を背負わされる子孫たち です。
そして、
破滅をもたらす“引き金” は『地震・津波』だけではありません。
『戦争』もあれば『テロ』、『台風・噴火』、『施設・機械の劣化』、そして『人為的ミス』 もあります。
あなたはまだ、“彼ら”の『ルーレット』にお付き合いしますか?
福島第一原発は津波の前に壊れた 講師:木村俊雄(元東京電力原子炉設計監理担当)×関野吉晴 VIDEO 最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪
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