I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

80年代の洋楽ロック・ポップス&ビートルズを中心に、歌詞の和訳と解説+エッセイでお届けします

STOP!
地球温暖化/気象災害激甚化
Lil Dicky - Earth
Lil Dicky - Earth1
Beatles & Solo
Please Please Me


With The Beatles


A Hard Day's Night


Beatles For Sale


Help!


Rubber Soul


Revolver


Sgt Pepper's


The Beatles


Yellow Submarine


Abbey Road


Let It Be


Magical Mystery Tour


Beatles(the other songs)


John Lennon


Paul McCartney


Wings


George Harrison


Ringo Starr


「ウォッチング・ミー」ロックウェル

2021.04.30

category : 1980年代

Rockwell - Somebody's Watching Me (1984年)

ロックウェルが何者か、どんな曲か知らない人も“彼”の声を聴くと誰もがニンマリとするでしょう

《すべての記事を更新》いたしました。【続きはこちら>>】をクリックしてご閲覧ください。


~ Lyrics ~

Writer(s): Kennedy "Rockwell" Gordy /訳:Beat Wolf

誰が見てる…
教えてよ
誰が俺を監視してる?

俺は月並みな人生を送る、平凡な男
9時から5時まで働いて、払うものだってちゃんと払ってる
望みは、慎ましい我が家で一人きりになること
なのに、何でいつもトワイライト・ゾーン?


いつも誰かに見られてる気がする
プライバシーなんてありゃしない
ずっと誰かに監視されてる気分
これって、ただの夢?

夜、家に帰ると
ドアにしっかり鍵をかけ
電話が掛かってきたって居留守を決め込む
おやっ、テレビに映る連中がこっちを見てる?
…それとも、ただの被害妄想?

シャワーを浴びていると
髪を洗うのが怖い
だって、目を開けたらそこに
誰かが立っているかもしれないじゃないか
人は俺が狂ってるって言うけど
ほんの少し気がふれただけさ
でもたぶん、シャワーは
“サイコ”を強烈に思い出させる
だって…



誰が俺を見てる?
もう何が何だかわからない…近所の連中?
誰が監視してる?
やれやれ、郵便配達人か…ちっとも気が休まらない
誰か教えてよ
あぁ何てこった、一体誰が見てるんだ…
I.R.S.(国税庁)?






~ 概要 ~

「ウォッチング・ミー」はアメリカのシンガーソングライター、ロックウェルが1984年1月14日に発表したデビュー曲で、ヴァン・ヘイレンの「Jump」とケニー・ロギンスの「Footloose」という同年を代表するヒット曲に阻まれたもののいきなり Billboard Hot 100 で3週連続2位(年間26位)、同R&Bチャートで5週No.1、フランス/ベルギーでNo.1、全英6位など各国でTop10入りする世界的ヒットとなりました。
そして、その大ヒットの要因は楽曲のユニークさはもちろんですが、ノー・クレジットではあるものの、マイケル・ジャクソンがコーラスに加わっていたことも大きく貢献したでしょう。

とりわけ本曲が発表された時期は83年12月からポール・マッカートニーとの「Say Say Say」(過去ログ)が6週連続No.1を記録し、更には84年1月に同アルバムからの第7弾シングル「Thriller」(過去ログ)及び“大作SF”がリリースされ、マイケルの人生でも人気の絶頂にあり、まさにその注目度の中でこれと競い合うようにチャートを上昇していったのが「Somebody's Watching Me」でした。
同年発表したジャクソンズの「Torture」(過去ログ)のPVに出演できなかったほど多忙を極めていたマイケルが“無名の新人”に助力、また彼のデビューには次のような経緯があります。


まずロックウェルの本名は“Kennedy William Gordy”で、モータウン・レコードの創業者ベリー・ゴーディー・Jr.とその愛人マーガレット・ノートンの間に生まれた子どもであり(1964年生)、ジャクソン5のメンバーとしてモータウンの所属であったマイケルとは幼なじみの関係にありました。
その後ケネディは父の家を出て、父の元妻レイ・シングルトン(Raynoma Mayberry Liles Gordy Singleton/2番目の妻・1964年に離婚)の家で暮らすようになります。
レイ・シングルトンはモータウンの音楽プロデューサー/ソングライターでもあり、ある夜ケネディが「Somebody's Watching Me」に取り組んでいるのを耳にすると、それが録音に値する曲だと確信し、モータウンのスタッフ(Curtis Anthony Nolen)をプロデューサーとして雇いました。

マイケルの起用を思いついたのはケネディで、彼はその計画を告げずマイケルをスタジオに招き、コーラスの録音を依頼するとマイケルも承諾してくれたそうです。
実は本曲に助力した大物はマイケルだけでなく、ベリー・ゴーディーと最初の妻の娘ヘイゼルは当時マイケルの兄ジャーメイン・ジャクソンの妻であり、ジャーメインも追加のバック・ヴォーカルに参加しています。
父ベリー・ゴーディーはこうしたプロジェクトを全く知らず、息子の音楽にもあまり熱心ではなかったものの、トラックを聴かされた後マイケルがバック・ヴォーカルに加わっていたことを知り大いに喜び、レコードの発売を許可したといいます。
そして、“Gordy”の名が作品の結果に影響することを望まなかったため、アメリカの人気イラストレーターのノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell)の名を採り、“Prince”や“Madonna”の成功例に肖(あやか)り芸名を“Rockwell”としてデビューすることとなりました。


ロックウェルは愛嬌のある顔だちをしていますが、露出も好きなようで、当時のメディア映像も多くみられます。
私が強く印象に残っているのは1984年に始まったドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』の最初のエピソードに使用されたことで、オリジナルPVとは全く異なる“MTVコップ”ならではの魅力が満載です。
また、本曲を語るうえで欠かせないもう一つの映像といえば2006年、オランダのハウス・グループ【Beatfreakz】によるカバーで、マイケルのコーラス・パートをサンプリングしたミュージック・ビデオは「Thriller」のパロディになっており、全英3位をはじめヨーロッパ各国でヒットしました。


 
 



~ Story ~

But why do I always feel like I'm in the Twilight Zone, and
なのに、何でいつもトワイライト・ゾーン?
But maybe showers remind me of "Psycho" too much.
でもたぶん、シャワーは“サイコ”を強烈に思い出させる

【twilight zone】は昼でも夜でもない[twilight(日の出前・日没後の薄明)]の意味から派生し、“怪異が起こる時間・場所”として表されるようになった言葉。
また、『The Twilight Zone』といえば1959年のオリジナルから、2019年のリメイク第3作まで長きに亘ってアメリカ国民に親しまれ続けてきた人気 SF テレビドラマ・シリーズです。

一方『Psycho』といえば、1960年のアルフレッド・ヒッチコック監督によるサスペンス映画です。
中でも有名なのが“シャワー・シーン”で、シャワーカーテンの背後から黒い影が現れるあの映像を見た後シャワーを浴びたら、“もしかして…”と想像してしまう人も少なくないでしょう。
本曲のPVでも、そのような映像が取り入れられています。

 


Well, can the people on T.V. see me.
おやっ、テレビに映る連中がこっちを見てる?
Or am I just paranoid?
…それとも、ただの被害妄想?

明確な名前を用いていませんが、ここはジョージ・オーウェルのディストピアSF小説『1984年』をイメージさせます。
本曲の発表年は1984年であり、前年大ヒットしたポリスの「見つめていたい」(過去ログ)もスティングがこの小説から影響を受けて創作したものでした。

小説『1984年』では一党独裁体制による全体主義国家が国民を支配、常に党の言うことが正しいというプロパガンダを流し、これを疑う者には洗脳を、逆らう者には拷問が加えられます。
その支配体制に欠かせない役割りを担っているのが、【テレスクリーン】という装置です。
テレスクリーンはテレビジョンと監視カメラを兼ねた機能を持ち、国民に政府のプロパガンダを発信する一方、スクリーンの前にいる国民個々人の映像と音声を政府に送信し絶えず国民を監視できる仕組みになっており、国民の側からスイッチを切ることはできません。

しかし、そんな“SF小説のディストピアが現実”のものとなりつつあります…

コロナ禍により情報通信技術を活用して自宅などで働く『テレワーク』が増加していますが、日本のある企業で行われている「社員の勤務時間や勤務状況を管理するシステム」が、『1984年』の「テレスクリーンを用いた監視社会」と驚くほどそっくりです。

そのシステムではパソコンのデスクトップ上に「着席」「退席」というボタンがあり、テレワークを行う社員が業務の開始時と終了時、または休憩時にそれぞれクリックするだけで勤務時間が1秒単位で自動で記録されます。
更にこのシステムでは、「社員が仕事中のPC画面がランダムに撮影され上司に送信」されることになっており、会社側はこれを「自宅で働く社員に一定の緊張感を持ってもらう効果がある」と評価していますが、いつ画面が撮影されるか分からない「社員にとっては仕事ぶりを常時監視されている心地」に他なりません。

もし日本社会全体がこのような方向に進んでいるとするなら、国民にとって『仕事=奴従』となり創造力を失ってこの国はますます世界の進歩から遅れてゆくことになるでしょう。


「ウォッチング・ミー」





~ 本人も知らぬ間に収集した個人情報を、他人が無許可で利活用できる違憲の法律が間もなく成立 ~

「デジタル庁設置」や「個人情報保護法の改定」を含む『デジタル改革関連法案』が参議院で審議中で、5月中旬にも成立すると見られています。
同法案の概要は、「これまで政府・自治体・民間がそれぞれ“別個に管理”」してきた『国民の個人情報』を、「総理大臣がトップを務めるデジタル庁に“一元管理”させ「政府・自治体・民間が“共有して利活用”」することです。
63本もの法律を一括した『個人情報保護制度の大変革』でありながら、衆院では僅か約27時間半で通過させました。

しかし法案の必要性・有害性以前に、2011年の『住基ネットの違憲訴訟』で住基ネットを合憲とした最高裁判決の理由の一つ(個人情報を一元的に管理することができる機関又は主体が存在しない)に基づくなら「個人情報の一元的管理は違憲」であり、「本法案は日本国憲法 第98条により無効」の可能性が極めて高いはずです。
これまで政府と自治体の間でさえ個人情報の一元的管理がされてこなかったのはこのためであり、現に『ヨーロッパ』では「情報漏洩リスクを最小限に抑えるため国が収集した情報をできる限り一括で管理せず」、“分散管理”を進めているといいます。

それでも強引に個人情報の一元管理を推し進めようとする菅政権では、今年に入ってからだけでも2月に「マイナンバー500万人分が中国で流出」、3月は「政府機関なども利用する『LINE』の個人情報が中国で閲覧可能」になっていた問題、4月も「総務省で6700人」・「内閣府で231人分の個人情報流出」という、政府に一元管理を任せることの危うさを指し示す事案が相次ぎました。


「デジタル庁とマイナンバー」(4) 三木由希子・情報公開クリアリングハウス理事長 2020.12.1


個人情報収集、同意なく・制限なし デジタル関連法案の問題点

『デジタル改革関連法案』は個人情報保護法“改正”を謳っていますが、国民にとっては個人情報保護法“改悪”と言わざるを得ません。
行政機関が国民から預かる膨大な個人情報は『政官財』にとって巨大金鉱脈であり、それを“我が物”(利活用)とするためには金鉱脈(個人情報)の所有者(国民)から権利書(保護法)を取り上げることが必須で、そのために「個人情報保護について重要な二つの原則を変更」しています。

まず一つは、これまで原則として「目的明示」「本人同意」の下に「情報の直接収集」「限定利用」で認められてきた個人情報を、「目的外でも」「本人の同意なく」「政府・自治体・民間に拡大利活用」できるよう保護概念を骨抜きにしました。
もう一つは、これまで多くの自治体が原則禁止としてきた『センシティブ情報の収集』も、この法案により無制限としました。
『センシティブ情報』「思想信条や社会的身分、病歴、納税・資産、犯歴ほか」個人情報の中でも極めて人権に関わる大事な情報ですが、これも収集の対象とするというのです。
更に、これらの個人情報について国民は本人がデータを主体的にコントロールする権利を認められておらず適正を監督する『個人情報保護委員会』も行政機関に命令や立ち入り検査をする権限がありません(「勧告」は可)。

一たび流出した個人情報により“失ったあなたの大切なもの”を完全に回復することは不可能です…
あなたはこの制度の成立を、黙って受け入れますか?


日本版CIAの野望 デジタル「改革」法案【BURNING ISSUEs】20210331




~ その土地に住んでいるだけで機関に身辺調査され、逆らうと懲役2年になる可能性のある法律 ~

国民の人権を脅かす法案は、『デジタル改革関連法案』だけではありません。
菅政権が今国会での成立を目指す『土地取引規制法案』は、より「実害」を及ぼす可能性があります。
(正式名;重要施設周辺及び国境離島における土地の利用状況の調査及び利用の規制に関する法律案)

自衛隊や米軍の基地、原発、国境の離島など安全保障上の『重要施設』と、国民生活に重大な影響を与える施設『重要インフラ』(後述)の周囲約1キロを『注視区域/特別注視区域』に指定し、そのエリアを政府の監視・規制下に置くという法律ですが…

何故これが国民の人権を脅かすかというと、「その土地の所有者が他国と通じていないか、危険思想の持ち主ではないか、思想信条・所属団体・交友関係・渡航履歴に至るまでセンシティブ情報が調査収集」され、場合によっては政府が「土地の利用中止を命令」、命令に従わなければ「刑罰」を課すことができるようになるからです(2年以下の懲役または200万円以下の罰金)。
しかも監視・規制の対象は軍事施設周辺に限らず、『重要インフラ』が極めて懸念されます。
何が重要インフラかは「政令で定める」としていますが、内閣サイバーセキュリティセンターは「情報通信、金融、航空、空港、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス(地方公共団体を含む)、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油の14分野」と特定しています。
これら14分野を重要インフラとするなら「全国至る施設が該当」し、その周囲1キロが対象となると「監視・規制下に置かれる国民はかなりの数となる」ことが想定されます。

しかし、問題は「お国のためプライバシー侵害ぐらい我慢しろ」では済みません。
行政・捜査機関に『痛くもない腹』で監視・規制されるエリアに好んで住みたい人はまず皆無であり、そうなると地域の土地取引は減少し地価も下落、地権者の資産が目減りし地域経済にも悪影響を与えることになるでしょう。

政府は法律名に『等』という“無限の裁量”を3つも入れ、例によって「法文は曖昧にして具体的な運用方針は成立後に政府が閣議決定する」という姿勢です。
「米軍基地の騒音がうるさい」と苦情を訴えた住民に「土地の利用中止命令」が下され、不服を申し立てた“騒音被害者”が“犯罪者”として「刑務所に入れられる」…なんてことに?

そんな民主主義体制を変革するかのような法律が、国民に周知されることもなく、無批判のまま成立しようとしています…。


必見!あなたも調査対象?基地周辺土地規制 黙って進む変な法案【半田滋の眼 NO.30】




~ Epilogue ~

全国各地の自治体と各省庁が“分散管理”してきた国民の個人情報を“一元管理”するのに不可欠な因子といえば、『マイナンバー』です。
菅首相は就任早々の昨年9月、「マイナンバーカードの普及促進を一気呵成(かせい)に進める」ことを宣言、これまで巨額の税金を投入したポイント付与までして加入を誘導しました。
マイナンバーは既に「社会保障」「税」「災害対策」に利用され、今後「健康情報(保険証)」「金融情報(銀行口座)」「運転免許証」「犯歴」などを想定、2023年度には「小中学生の学習履歴やテストの成績」を紐づける方針と報じられています(顔写真・指紋・DNAも義務付けたい?)。

一方、「民間にこれらの情報を提供」するとなると、「民間も顧客の個人情報を内閣へ提供?」と考えるのが自然でしょう。
『顧客の個人情報』は、あなたの思想や関心、交友関係、いつ何処の店に立ち寄り、どんな生活をしているか教えてくれます
現に捜査当局は本人に無断で、裁判所の令状なしに『Tカード』の購入履歴やレンタルビデオのタイトルなどの情報を得ているそうです。


そして『デジタル改革』の“真の目的”は、行政機関と民間がもつ個人情報を統合した『国民の思想情報を含む個人ビッグデータ』を作成し、総理大臣が“長”を務める『内閣』(デジタル庁または内閣情報調査室?)が“自ら利活用”することだと考えます。

実際、安倍-菅政権が個人情報をどのように“収集・利活用”してきたかといえば、『前川喜平・元文部科学事務次官』の事例が象徴的です。
前川氏といえば『加計学園問題』に対する政府の嘘を、退官後の2017年5月に各テレビで実名告発しようとした直前(政権と親しい)読売新聞に「出会い系バー通い」を報じられ有名となりましたが(この影響でインタビューは中止)、実は在任中の2016年秋に杉田和博内閣官房副長官に出会い系バーのことを注意され(前川氏が教育相談で訪れていたことを店の女性が証言)、2017年5月の実名告発直前にも和泉洋人首相補佐官から面会要請があったといいます(前川氏は面会を断った)。
つまり官邸は読売が報じる何か月も前から出会い系バーのことを知っていたことになり、実際は「情報は官邸が読売へリークした」と推測されています。

安倍-菅政権の側近として著名な杉田官房副長官が警察庁警備局長・内閣情報官を歴任し警備・公安畑を専らとしてきた元警察官僚北村滋国家安全保障局長(前・内閣情報官)も“官邸のアイヒマン”と評される元警察官僚であるように、両首相は「警察組織との結びつきを極めて重要視しており、公安警察や内閣情報調査室(内調)の機能を駆使して杉田氏が「官僚」を、北村氏が「野党やマスコミ」を“監視・統制”してきたといわれれます。

安倍政権では“反乱分子”とみなされた官僚はプライベートまで監視され、「私的な食事で安倍首相を批判した釜山総領事が更迭」、加計学園獣医学部開設に反対していた文科省は執拗に「天下り問題」を報じられ、前川元次官も「退官後の講演会まで監視・統制」が続きました。
正論を説いても官邸の意が覆ることはなく、それだけで左遷・監視・統制され、不正を告発しようとすれば『秘密保護法』を問われ、退官後の活動も妨げられる…それを見せつけられても官邸に異論を唱える官僚はまずいないでしょう。


「共謀罪法」「スーパーシティー法」、「デジタル改革関連法」「土地取引規制法」…

そして、“監視・統制の対象は国民に向けられて”いることを、国民は自覚すべきです。
だだし、私たちは既に電話やメール、SNSなどインターネット通信の類いは全て政府に監視されていると考えます。
2017年にアメリカ国家安全保障局(NSA)及びCIAの元局員、エドワード・スノーデン氏が暴露したように、「既に日本政府は『XKEYSCORE』をアメリカから提供され運用」(過去ログ)しており、2019に日本では「『不正アクセス禁止法』が禁じていた不正アクセス(IDとパスワードを入力して他人の機器に侵入)を認める特例法を作り、政府機関が国内の IoT機器に無差別に侵入」(過去ログ)することが報じられていました。
XKEYSCORE;インターネット利用者が使うほぼすべての情報を監視・収集できる極秘高性能検索エンジン。詳細は過去ログへ)


今回の「デジタル改革関連法」「土地取引規制法」に関連する天文学的な情報量からすると、この『XKEYSCORE』が重要な役割りを果たすと考えますが、そもそも「『XKEYSCORE』自体が違憲」であり、「憲法に反する2つの法律も無効」です。
戦前の大日本帝国政府は、政権の安泰を脅かす“政敵(共産党)”を殲滅するため『治安維持法』を制定し、特高(特別高等警察)を使って広く国民を監視・検挙しましたが、共産党が壊滅した後も国民を監視・検挙し続け、違法捜査の実態を合法にする条文をその都度つけ加え、最終的に無実を含め10万人以上が投獄されました。
そうして国民の口が塞がれ、間違った権力者に黙従した結果この国がどうなったか、あなたもご存じのとおりです。

監視・統制されるべきは権力を持たない国民個人ではなく、一億二千万個の命運を決める大権を不相応に独裁しながら、今頃「インドなど3カ国からの入国待機6日に倍増 変異株の水際対策強化」などと発表している無為無策の“ビッグ・ブラザー”のはずです。
しかも「これまでたった3日」!?、「強化してたった6日」って…。

カレとはよいお友だちになれそう♪


デジタル監視と人権〜エドワード・スノーデン氏インタビュー

最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪
関連記事
スポンサーサイト



tags : 1984年 ラップ シンセポップ ユニーク マイアミ・バイス ハロウィン   

コメント

こんにちは。

まぁ~こんなにも知らない曲ばかりです!この曲は最後のI.R.S.(国税庁)というのがオチなんでしょうか。そのまま読めば確かに統合失調症の被害妄想なんでしょう。しかしよく読むと、「見られている気がする」とか「監視されてる気分」と言っていますから程度の軽い妄想気分なんでしょう。
サイモンとガーファンクルにアメリカという曲があり、その中でスパイだったりネクタイ?に仕込まれたカメラなんていう会話が出て来ます。この時代はまだまだベトナム戦争がリアルな時代だったんでしょうね。

2021.05.01  忠      編集

こんばんは。
彼はモータウンレコードの創設者ベリーゴーディJrの息子ですね。モータウン創立25周年に合わせたかのようにお披露目され「ウォッチングミー」はビルボードのシングルチャート最高位2位でした。当時スリラーのヒット後もありサビを歌うマイケルジャクソンの参加がこの曲が売れた要因でしょうか?
歌詞もメッセージ性が強いですね。確かラジオ番組「ディスカバリーマイケル」でも紹介していてました。マイケルが他人のものに参加したのも珍しいかと思います。

2021.05.01  blackmore1207  編集

忠さん

I.R.S.はInternal Revenue Serviceとして広く知られますが、国税庁が「平均レベルの個人」を標的にしないと思うので別の組織かもしれません。(笑)
曲の感じからすれば、まさにトワイライト・ゾーンからやってくるやつらとか!
日本人にはスパイというと007を思い浮かべるかもしれませんが、現実のプロがあんな大騒ぎを起こしたら即クビでしょう。
彼らは常に目立たぬよう、気づかれぬようコソコソ動き回っています…。(笑)

2021.05.01  Beat Wolf  編集

blackmore1207さん

お詳しいですね。
当時は詳細不明でしたが、彼の声はバレバレでした。
なのにベリーゴーディはその歌声を初めて聴いた時、彼とは気づかなかったとか!
あとは現在編集中なので、今は詳しくは話せません。(笑)

2021.05.01  Beat Wolf  編集

こんばんは。
歌詞は気が付きませんでしたが「トワイライトゾーン」「サイコ」「1984」からインスパイアされていたんですね。
この辺りはマイケルの「スリラー」に近いかも知れませんね。
「1984」は映画で見ましたがかなり衝撃でした。ヨーロッパのコロナによるロックダウン中で警察の監視体制はまさに「1984」と同じ世界だと思います。もし同じ道を辿るとしたら日本でも反政府活動が本格的に起こることもあるかなと。

2021.05.05  blackmore1207  編集

blackmore1207さん

もしかしたら彼は最初からマイケルに歌ってもらうつもりでこの曲を書いたのかもしれません。
曲も歌詞もいかにもマイケル好みだし。(笑)

「1984」はナチスや戦前の日本が何故あれほど狂信的な社会を形成したか知っている人にとって極めてリアルで、絵空事とは思わないでしょう。
ただ反政府活動が起こって「自己修正」できるならいいですが、戦前の日本が自己修正できず暴走し、敗戦という「大惨事」で政府以上の強者に強要されてやっと改めることができたように、今度もそうなることを案じています。
今の日本は既に暴走してますが、多くの国民はそれを自覚していません。

2021.05.05  Beat Wolf  編集

「ウオッチングミ―」って久しぶりに聞きました!確かにロックウエルという名前も覚えています。マイケルジャクソンと幼馴染関係だったんですか!大変勉強になりました。いyたいやこの曲、懐かしいですね~!

2021.05.06  ローリングウエスト  編集

ローリングウエストさん

この曲、ご存じでしたか。
何十年経っても名前を憶えていてもらえるなんて、わざわざ分かり易い名前を付けた甲斐があります。
恐らくCDは廃盤になってると思うので、ネットはありがたいですね。

2021.05.08  Beat Wolf  編集

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 
PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry
プロフィール

Beat Wolf

Author:Beat Wolf
ジャンルを問わず音楽が大好き♪


参加ランキング
最新記事

全タイトルを表示
Artists
リンク
このブログをリンクに追加する
☆『相互』をご希望の方は、お気軽に♪
最新コメント
QRコード
QR

Copyright ©I Wish~洋楽歌詞和訳&解説. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.