「レット・イット・ブリード」は、ローリング・ストーン誌『500 Greatest Albums of All Time』41位(2020年版)にも選ばれている、1969年12月5日にリリースされたローリング・ストーンズのオリジナル・アルバム『Let It Bleed』(UK;8th/US;10th)のタイトル曲です。 英・米ではシングルとしてカットされておらず、1970年2月1日に日本で独自発売されオリコンでシングル79位を記録しました。
作者はミック・ジャガーとキース・リチャーズで、1971年のローリングストーン誌のキースへのインタビューによると“タイトルは「Let It Be」(ビートルズ)の影響もあったかもしれない”と言及しています。 当初タイトルが決まらず、「Take my arm, take my leg」を経てミックが書いたフレーズの一行から「Let It Bleed」となりました。
「Let It Bleed」は1981年の北米ツアーのセットリスト曲であり、その1983年の音楽ドキュメンタリー映画『レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』に収録されました。 1994〜95年にかけて行われた『ヴードゥー・ラウンジ・ツアー』でも演じられ、そのスモール・クラブでのアコースティック・セットとスタジオ・リハーサルを収めた1995年の“アンプラグド”アルバム『ストリップド(Stripped)』には、1995年7月3日にパリの老舗ミュージックホール・オランピア劇場 (L’Olympia)でのライブ録音が収録されており、本記事冒頭の動画の音源はここからのものです。
~ Story ~
And there will always be a space in my parking lot それに、このパーキングにはいつでも空きがある When you need a little coke and sympathy" あなたが、コークと共感を望む時
意味深な歌詞は“スラング/メタファーだらけ”で、この2行が象徴的です。 【parking lot】は“駐車場”ですが【ass】のスラング、【coke】は[coke and]でより【cocaine】に聴こえるでしょう。 他にも【sympathy】とか【cream】【junky nurse】【bleed on】【get it on rider】…、アヤシイ言葉がまだまだあります。
でも結局、言いたいことはたった『二つ』!? つまりは、『s●x』と『dr●g』…。
[Verse 2] Yeah, we all need someone we can dream on 人は皆、夢みる誰かが必要 [Bridge 2] I was dreaming of a steel guitar engagement 俺はスティール・ギターで暮らしを立てる夢を抱いてきた
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