I Wish~洋楽歌詞和訳&解説

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「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」ガンズ・アンド・ローゼズ

2021.11.30

category : Guns N' Roses

Guns N' Roses - Welcome To The Jungle (1987年)

「Welcome To The Jungle」に凝縮された概念はガンズのみならず、HRの魅力を代表する名曲

《すべての記事を更新》いたしました。【続きはこちら>>】をクリックしてご閲覧ください。


~ Lyrics ~

Writer(s): Guns N' Roses /訳:Beat Wolf

ジャングルへようこそ
俺たちは“ファン・アンド・ゲームス”と
お前の望む悉(ことごと)くを手に入れ
ハニー、それらの名も知っている
俺たちなら、お前の必要とする何でも見つけられる
マネーさえ持っていれば
ハニー、その病さえ受け入れる

[Chorus 1]
In the jungle
ジャングルへようこそ
だが気をつけろ、ジャングルはお前を跪かせる
Mwah, ah, 俺だってお前が血を流すのを見てみたい

ジャングルへようこそ
俺たちは日々苦悩に耐えている
欲しければ自ら血を流す…
それがここでの払うべき代価
お前はとびきりセクシーで気難しい女
ここでは眩(まばゆ)い光を味わえる
だが、タダではそこへ辿り着かない

[Chorus 2]
In the jungle
ジャングルへようこそ
俺の“蛇”を感じるがいい
あぁ…俺だってお前の叫び声を聞いてみたい

ジャングルへようこそ
状況は日々過酷さを増すばかり
ここで楽しむために
お前も獣のように生きることを学ぶ
空腹で獲物を目にすれば、やがてそれを狩る
欲しいなら、何でも我がものとするがいい
だが、俺からは奪わない方が身のため

[Chorus 1]

[Bridge]
一たび天国を味わえば
何があろうと、そこから転げ落ちたくない
So down, so down, so down, yeah

[Segue]
自分が何処にいるか、わかっているか?
ここはジャングルで
何れお前も死ぬ運命ということを

[Chorus Extended]
[Outro]



~ 概要 ~

「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」は、全世界で3000万枚以上を売り上げたガンズ・アンド・ローゼズ1987年7月の1stアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション(Appetite for Destruction)』の収録曲で、バンドの代名詞ともいえる作品です。

アルバムからは先行してイギリスで6月15日に「It's So Easy」がリリースされ(全英84位)、次いで9月28日に本曲がリリースされ全英67位止まり、アメリカではシングル発売さえままならずアルバムも8月29日の週にBillboard 200の182位でデビューするもののその後数か月で20万枚しか売れず、当時のゲフィン・レコード社長も“もうこのアルバムは放っておこう”とさじを投げたといいます。
背景には当時既にガンズのアルコールやドラッグをはじめとするトラブルメイカーぶりが方々で広まっており、アメリカのメディア王ジョン・マローンに“このバンドは良きクリスチャンを脅かす、これを放映したらケーブルのネットワークから落とす”とまで毛嫌いされ、当初MTVやラジオ局でガンズの曲が取り上げられなかった影響がありました。

こうした風潮に対し、ガンズをゲフィン・レコードと契約させた当事者であるトム・ズータウは“アルバムはミリオンはいける”と信じ、レーベルの創設者デヴィッド・ゲフィンに掛け合い直接MTVと交渉するよう説得し、ニューヨークの午前4時(ロサンゼルスの午前1時)という時間帯に「Welcome to the Jungle」を1回だけ放映する約束を取り付けることに成功しました。
僅かな機会であったにも拘らず反響は予想以上で、翌朝にはMTVにかつてない程の問い合わせ電話が殺到、これによりMTVも本曲をローテーションに組み込むようになり、ガンズが全米にその存在を知られるようになって1988年にシングル「Sweet Child o' Mine」(過去ログ)の全米No.1→アルバム『Appetite for Destruction』の全米No.1という大ブレイクに繋がっています。


この流れを受けて「Welcome to the Jungle」は1988年10月18日にアメリカでシングル・カットされ、Billboard Hot 100 で7位(89年の年間74位)を記録しました。
歴史的評価も高く、アメリカのローリングストーン誌『500 Greatest Songs of All Time は467位』、イギリスのQ誌『1001 Best Songs Ever 764位』、ケーブルテレビ・チャンネルVH1『40 Greatest Metal Songs 2位』、カナダのHM/HR専門誌(Brave Words & Bloody Knuckles)『The Top 500 Heavy Metal Songs of All Time 19位』と位置付けられています。

ギタリストのスラッシュは自叙伝の中で「Welcome to the Jungle」の創作過程について、彼が過去に母親の家で弾いていたリフをアクセルが思い出し、スラッシュが再現するとバンドもすぐに曲の基礎を作り、それに合わせて更にスラッシュが新しいギターパートを加えていったとしています。
ブレイクダウンを思いついたのはベーシストのダフ・マッケイガンで、自伝『It's So Easy (and other Lies)』によると彼が1978年に所属していたパンク・バンド【Vains】で初めて作曲した「The Fake」という曲からのものだそうです。


インパクトの強い「Welcome to the Jungle」は後世もメディアでの使用が極めて多く、特に1988年公開の映画『ダーティハリー5』での映像は本曲PV以上に強烈な映像となっています。
劇中ではジム・キャリーが人気のロック・スターとして“有名ホラー映画”のパロディのような撮影をしているシーンに使用され、しかもこの映画にはガンズのメンバーもカメオ出演しているのです!

最後に“特筆すべきカバー”として、【2CELLOS】ver.をご紹介しておきましょう。
ハード・ロックの本曲を“チェロで演奏”したらどうなるか、篤とご覧ください!


 
 



~ Story ~

Welcome to the jungle,
ジャングルへようこそ
we got fun and games
俺たちは“ファン・アンド・ゲームス”を手に入れた

【jungle】はヒンディー語の“原生林”から派生し、“非情な生存競争の場”“大都会の物騒な場所”など広く表されます。
アクセルはアメリカ中西部インディアナ州ラファイエットで生育し1982年12月に20歳でカリフォルニア州ロサンゼルスに移住していますが、彼の友人の話によるとアクセルがヒッチハイクでロサンゼルスに到着しトラックから降りたたとき運転手の発した言葉が、【Welcome to the jungle】だったそうです。
PVでは、地方から出て来たような身なりのアクセルが都会の街路の交差点付近で長距離バスを降り、麻薬の売人らしき男(イジー・ストラドリン)に声を掛けられ無視する一方、セクシーな都会の女の子の脚に見とれ足を止める姿が描かれています。

【fun and games】は言葉のままの意味ですが合法・健全とは限らず、PV冒頭の映像は“違法・危険なお楽しみ”への入り口が大都会では極めて身近にあることを示唆しています。
その志向はロックやハード・ロックと親和性が高く、多くのロックスターがそれに溺れ、一部が還らぬ人となったことはロック・ファンならご存じのことでしょう。
とりわけガンズはその領域に於いて“世界で最も危険なバンド”と形容されたバンドであり、本歌詞の中にもそれを感じさせるフレーズが何か所も含まれています。


If you got the money,
マネーさえ持っているなら
honey, we got your disease
ハニー、その病さえ受け入れる

日本でも“地獄の沙汰も金次第”の言葉があるように、違法・危険な欲望を実現可能にするものこそ【the money】です。
違法行為は刑罰のリスクとなりますが、それ故に“取引相場”も上がり幇助(ほうじょ)側にとっても利幅の大きいビジネスであり、アメリカの映画・音楽界では違法を問わずお金さえあれば何でも手に入る現実があるといわれます。

PVの中で地方から出てきた若者(アクセル)が“洗脳”されているようなシーンが描かれていますが、“きまりを守らなくてはいけない”と教育された若者にとってこれはまさにカルチャーショックであり、その“狂気”の中で生きるには価値観を180度転換させるしかないことを示唆しているのかもしれません。


You know where you are?
自分が何処にいるか、わかっているか?
You're in the jungle, baby
ここはジャングルで
You're gonna die
何れお前も死ぬ運命ということを

アクセルの常套句にもなったこの有名なフレーズは、2007年にRolling Stone誌で『Appetite For Destruction』の20周年を記念した特集の中で、アクセルがバンド結成前にニューヨーク市クイーンズ区の学校の校庭で一晩過ごした時に黒人から言われた言葉であると説明されています。

『安全に対する欲求』 (安全や健康など)は人間の根源的な欲求であり、万人が安全に暮らすことを願っているなら、その総和に基づいて形成される民主主義社会に於いて、“なぜ人々の身の安全を脅かす危険な場所が永続的に存在し続けている”のか…
それは、少数の、だけど大きな権力を持っている人たちがジャングルより利益を得ているからに他なりません。

『近年発生した人類の脅威』に対し、最も根本的で有効な解決策があるにも拘らず、これを実行せず敢えて“脅威を残しこれとの共存の道”を選択する世界のリーダーたちのありさまを見ていると、それを確信させられます。

多くの民の苦しみを食い物にして…。


Guns N' Roses - Welcome To The Jungle (Live in Tokyo)





~ 多くの民を苦しめる“コロナ・ジャングル”こそ、権力を握る一部少数の歓迎するパラダイス ~

2021年11月11日にアフリカ南部のボツワナ共和国で初めて検出され、隣国・南アフリカ共和国ハウテン州でも11月12日から20日までの間に77例全てが新型コロナウイルスの新たな変異株『B.1.1.529』を検出し11月24日にWHOへ報告、同機関はこれを“特に危険性が高く警戒が必要”として11月26日に「懸念される変異株(VOC)」に位置づけ、『オミクロン株』(SARS-CoV-2 Omicron variant)と名付けました。

その僅か2日後の11月28日には日本で、そのボツワナ・南アフリカ両国と国境を接するナミビア共和国よりの入国者からオミクロン株が検出(特定は11/30)されるなど、初検出から1か月と経たない12/8までで53カ国・地域に感染が拡大しています。
WHOが「異例の速さでVOC指定」した理由を象徴するのが左のグラフで、これまで“最強”と言われた「デルタ株(赤)」が南アフリカでは11月後半から一気に「オミクロン株(青)」へ置き換わっており、右の新規陽性者数の推移では11/9の246人→12/4に16366人と約66倍にまで拡大しています。

Guns N' Roses - Welcome To The Jungle


これに対し岸田首相は、安倍・菅政権には見られなかった「迅速な水際対策」として国民の好評を得ていると報じられていますが、そもそも前政権までとは“前提条件”が決定的に異なっており、それを顧みれば“五輪開催のために国民の命と安全を守る感染対策がどれほど犠牲にされていたか”再認識するでしょう(前政権までがあまりに酷過ぎたため国民の評価基準も下がってしまった)。

今回のオミクロン国内1例目の事例でも、感染者と同機に搭乗した70人が「濃厚接触者」に指定され「14日間の自宅・宿泊施設待機」と報じられる一方、その実態感染者の同乗者を入国当日(11/28)開放→感染者がオミクロンと特定された2日後(11/30)に濃厚接触者に指定され3日後(12/1)に宿泊施設へ移動」という“後手隔離”で、厚労省の担当者も濃厚接触者が市中に出ている可能性は「否定できない」と語っています(管理責任を果たせないなら来日させてはならない)。
『防疫の鉄則(ウイルスを遮断・隔離)』から鑑みると、日本の水際対策はいまだ「ウイルスが国内に入ってきて当たり前」なレベルでしかなく、現状では「何人たりとも入国停止すべき」と言わざるを得ません(その後、改善されてはいるようですが…)。
「人間都合を排し科学的に安全が保証できる期間の隔離」を、行政が責任を負える範囲だけ入国者を受け入れるべきです(入国者の良心任せの自宅待機は不可)。


症状出ている人も…“オミクロン”濃厚接触者を取材


そして日本の水際対策で最大の問題は、空港検疫について昨年7月に「感度の高いPCR検査から感度の低い抗原定量検査へ変更」し、アルファ株やデルタ株を国内に流入させ今年だけで1万人以上の死者を招いたにも拘らず、「いまだ検疫で感度の低い抗原検査を使い続けている」ことです。
厚生労働省はその理由を「抗原定量検査はPCRと同等に検査の精度が高い」と説明する一方、国立感染症研究所「ウイルス保有量が少ない患者を見逃す」(Ct値30以上(約500 copy以下)は陰性と判定される傾向)と報告、国立遺伝学研究所の川上浩一教授「抗原定量検査の感度はRT-qPCR検査の1/1000程度」とツイートしています。
解り易く言うとPCR検査が数個から数十個のウイルス量で陽性を検知するのに対し、抗原検査は500個以上必要とするため、ウイルス量が少ない感染初期や無症状者を判定する目的で使用するには不向きであり、機内で感染した直後に判定する空港検疫なら尚更です(これはPCRにも言えることで、だから検査結果に関わらず全員隔離しなければならない)。

またPCR検査は手作業で行うと測定時間を要しますが、現代は全自動・大量測定の機器が世界で一般的であり、川上教授によると「抗原定量検査に対し、RT-qPCR検査は『機器・試薬が安価』で『処理速度は同等、100検体で1時間』」(要約)です。

更に、日本では検疫でまず抗原検査を行い陽性者に対しゲノム解析で変異株を特定する“二度手間”をしていますが、オミクロン変異株はこれまでの変異株にはなかった『S遺伝子ドロップアウト』の特徴があるため、「PCR検査でS遺伝子が検知されない≒オミクロン株」と判別可能です(つまりPCR結果で先に対処を初動し、その後必要に応じてゲノム解析で確定すればよい)。

「精度が高く」「1時間で大量検査が可能」しかも「安価」で、「同時にオミクロン判別可能」なPCR検査を“わざわざ排除”して、なぜ検疫で抗原検査が採用されているのか…
国民に決して知らされることのないその謎にこそ、“Welcome To The Jungle”が隠されているのです。


コロナ・オミクロン変異株は既に都内に数十人いる?成田の次は関空だ。大阪の吉村知事ではオミクロンの侵入を防げない。今すぐ空港をPCR検査に変更せよ。元博報堂作家本間龍さんと一月万冊




~ Epilogue ~

空港検疫でPCR検査から抗原定量検査へ変更された『昨年7月』といえば、「本来の東京五輪開催直前の時期」です。
多くの大会関係者と観光客の訪日を想定してのタイミングであり、恐らく検疫を“無症状感染者を多く見逃す検査法”に変更すれば確実に「見かけ上の陽性確認数を減らし」、「大会開催の可能性を高める」と予測できます。
もう一つ可能性として考えられるのは『特定業者との癒着』で、コロナ禍発生来、自公政権では「アベノマスク」や「お肉券・お魚券」「持続化給付金事業の法外な事務経費」(過去ログ)「クーポン支給と法外な事務経費」など、巨額のカネが動く度に特定企業・業界との癒着を疑わせる事例が相次ぎました。

多くの国民にとってコロナ禍は「一刻も早い終息を願う安全・収入・生活上の脅威」ですが、補正予算を加えた2020年度の一般会計総額は175.7兆円(うち新規国債発行額が100兆円)と、政府にとっては「史上空前の収入増」です。
「予算増」は政治家と官僚にとって「予算配分権の増強」であり、彼らの元にはその「アメ玉」の恩恵に与(あずか)ろうと多くの企業・団体が列を成し、見返りに「政治献金」「政権支援」「天下り先提供」を受け取ります。
コロナ禍発災以来の「受診相談窓口を保健所に限定」「PCR検査抑制」など、常に国民に背を向けたこの国のコロナ対策の数々の方針を立案してきたのは厚生労働省の医師免許を持った『医系技官』であり、これらは彼らの主要な天下り先である全国の保健所(所長)にその権限と利権を独占させるための方策だったともいわれます。


しかし多くの人々の安全を脅かすコロナ・ジャングルに乗じて利益を得ようとしているのは、日本だけではありません。

欧米にとってコロナ禍発災以来「ロックダウンはワクチンができるまでの時間稼ぎ」でしかなく、ワクチンの普及と共に『ウイズコロナ』を加速させ、今年の秋以降それまで『ゼロコロナ』を通してきたオーストラリアやニュージーランドなど多くの国々がウイズコロナに転換し、現在の両国の新規陽性者の波形はずっと高止まりのイギリスと類似したものになっています。
ただ、視点を変えて事象を鑑みると『ウイズコロナ』は「ワクチンの普及なしには成立し得ない概念」であり、「ワクチンを生産・供給する主要国は米・英・独」です。
つまり『ウイズコロナ』は「これらの国々の圧倒的外交優位」を創り出すルールであり、中国が『ゼロコロナ』を貫いている一因はこれにあるのでしょう。

また、ワクチンの供給元である米製薬大手ファイザーの2021年7-9月期の最終利益は5.5倍/2021年通期の売上高は約360億ドル(約4.1兆円)になると報じられました。
更に、同社のアルバート・ブーラCEO「非常に高レベルの防御を維持するには今後何年にもわたってワクチンの定期接種が必要になる可能性が高い」と、今後の予測を語っています。
オミクロン変異株の存在が明らかになる前の発言)

ブーラ氏が主張するように、ワクチンの開発によって多くの人の命と健康が救われたのは事実であり、ワクチンが果たした功績は多大と評する一方、「政治が十分な職責を果たさず製薬会社に依存し過ぎる」のは非常に問題と私は考えます。
「薬剤は体内に侵入したウイルスを退治するもの」であり、どんなに優れた薬剤よりも「人と社会からウイルスを遠ざける(接触しない)ことが最も安全」であるため、本来それこそが政治・行政の果たすべき重要な使命のはずです。
安易な薬剤依存がもたらす『薬剤耐性をもった変異を誘発させるリスク』については過去ログ「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」でも述べましたが、実際に新型コロナでも南アフリカで発見された『ベータ株』“ワクチンによる中和抗体に負けない変異によって生じた”といわれます。
また、インフルエンザの特効薬として有名なタミフルの有効性が近年低下していることが報告されていますが、その原因にもタミフルに負けない変異があると指摘されているそうです。


もう一つ、懸念があります。

今回アフリカ南部で発見されたオミクロン株は「これまでの常識では考えられない32箇所もの変異」が起きており、「マウスやラットに感染することができる7つの変異すべてがオミクロン株に含まれる」ことから、「オミクロン株は『ネズミ(げっ歯類)』から進化したものでは」という仮説を支持する研究者も少なくないそうです。

これまでも新型コロナウイルスはコウモリやシカ、ゴリラやサル、ネコやイヌなどへの感染事例が報告されていますが現時点で何れもヒトへの感染は確認されていない一方、『ミンク』は「ヒトに感染させる可能性がある」と報告されており、昨年11月4日、デンマーク政府は毛皮採取用に飼育されていたミンク1700万匹の殺処分を命じました。
この事案から懸念されるのは『新型コロナの人獣共通感染症化』で、私たちの身近に生息するネズミや鳥類、更にペットとして間近で接するネコやイヌ、或いは食糧として重要な家畜類がヒトに新型コロナを感染させる変異を起こした場合の脅威は、現在より遙かに大きなものになるということです。
現在普及しているワクチンは変異株に最適化されたものでも、デルタやオミクロン用でもなく、ワクチンの開発・普及よりコロナの変異速度の方が勝っているように見えます。

『ウイズコロナ』など呑気に構えている場合ではなく、政治力による「強い行動制限」と科学力による「薬剤」私的利害や国境を越え人類の持てる全力で直ちに、これ以上の感染(変異)を食い止めるべきと、私は考えます。


実は「普通の風邪のような状態」に?オミクロン株病理性が低い可能性。これは本当なのか?音楽家片岡祐介さん。一月万冊清水有高

最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪
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tags : 1987年 HR/HM 偉大な曲 ギター 名作MV 新型コロナ  

コメント

こんばんは。
この曲は当時学校の校庭で一晩寝ていたときに黒人の男性(ホームレス?)が現れて発言した言葉が歌詞になったとかいう話しがありますね。
初来日も数々のエピソードがあったようですが基本的にはアクセルは非常に頭のキレる人物かと思います。もし自伝が出たら読んでみたい人物の一人です。

2021.12.01  blackmore1207  編集

blackmore1207さん

そうですね、そのような話を私も聞いています。
治安のよい日本ではイメージしづらいですが、むしろ日本が例外的なのでしょうね。
カリスマ的な人気を獲得したスターはどんな人生を過ごしてきたのか興味をそそられます。
一方で彼らのような人生を送りたいかというと、自分には無理だと思ったりもします。(笑)

2021.12.01  Beat Wolf  編集

こんにちは。

う~ん、セクシーというよりはエロいかんじでしょうか?

日本では都会を「砂漠」に例えますが、歌舞伎町辺りに行けばやはりジャングルに近いかもしれません!?笑)

2021.12.03  忠      編集

忠さん

間違いなく歌舞伎町の方です。(笑)
ストーンズをはじめ、ロックとはそういうものでしょう。
ただ「砂漠」的なロックはアメリカにもあって、ブルース・スプリングスティーンやジャクソン・ブラウンなど、生真面目な人たちですね。

2021.12.03  Beat Wolf  編集

ガンズ&ローゼズはいつか記事にしてみたいと思っていますが、80~90年代のロック大物バンドはリアルタイムに聴いていなかったので、いつも遠慮してしまいます。ヴァンヘイレンは訃報が入りようやくデビューした体たらく、デュランデュランもまだ書いたことがないんですよ。知識豊富で詳しい皆さんに対してエラソーな蘊蓄を垂れることができなくてく、色々再勉強中です。(苦笑)

2021.12.04  ローリングウエスト  編集

ローリングウエストさん

全部網羅するなど不可能なことです。
増してプロでもないのだから恥ずかしいことなど何もありません。
それぞれのペースで楽しみましょう。

2021.12.04  Beat Wolf  編集

こんばんは。
この曲ヒットにはMTVがありましたか?
しかし夜中に一度だけ掛けて翌日問い合わせ殺到とはやはり凄いバンドですね。
そう言えばダフとスラッシュは自伝ありましたね。是非読んでみようと思います。
今回はガンズに関して改めて色々と参考にある記事でした、ありがとうございます。

2021.12.04  blackmore1207  編集

blackmore1207さん

3000万枚売り上げる曲やバンドでも、メディア次第で生かしも〇しもされるということですね。
でもこれほどインパクトのある曲・映像なら、一度でもロックファンは血が騒ぐでしょう!
人生や背景を知ることは、作品を深く味わうことに繋がりますからね。

2021.12.05  Beat Wolf  編集

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