~ Lyrics ~ Writer(s): Elliot Wolff /訳:Beat Wolf [Chorus] カレは心の冷たいヘビ あの目を覗き込んでごらん 嘘をつき続け 人を弄ぶ女たらし 規範になんて従わない アイツの道化になんてならないで 求められたら どんな時も愛を差し出すアナタ でもアイツは、後ろを向いた隙に アナタを顧みず人ごみへと奔る カレを喜ばすためなら 生贄となって何でも捧げるアナタ でもカレが外でアナタを気に掛けると、本気で思う? [Chorus] つい昨夜遅くも カレは外をうろつき アナタが電話のそばで待っているか確かめるため、コールした すべて世界はキャンディー・ストア “トリック・オア・トリート”と迫り続ける たとえ恋人になっても、愛の巣には誰もいない [Chorus] [Bridge] もっとマシな人を見つけられたはずなのに カレはアナタを泣かせただけ アナタにはもっとマシな扱いを受ける価値がある アイツは氷のように冷たい 離れなさい [Breakdown] [Chorus]~ 概要 ~ ポーラ・アブドゥルは1980年代後半から90年代前半にかけて世界的な人気を獲得したアメリカの歌手・ダンサーであり、2000年代は
『アメリカン・アイドル』(米)や
『Xファクター』(英)など人気オーディション番組の審査員としても知られています。
ポーラは元々
NBA・L.A.レイカーズで最も有名な“Laker Girl”(チアリーダー)/振付師で、
1984年に
ジャクソンズ「トーチャー」(過去ログ) 、
1986年にはジャネット・ジャクソンの出世作『Control』一連のミュージック・ビデオの振付師としてキャリアを積み、その報酬で歌唱を磨き自らのレコード・デビューを実現させました。
「冷たいハート」は、1988年6月21日リリースの1stアルバム『
あいつにノック・アウト (Forever Your Girl)』から約1年後に発売された5thシングルで、「ストレイト・アップ」以来3曲連続で
Billboard Hot 100 No.1 (年間6位/1958–2018 503位)を達成した作品です。
「ストレイト・アップ」の
作者 Elliot Wolff の手による楽曲であり、本曲の音源は彼(シンセサイザー)とポーラ(ヴォーカル)、Dann Huff(ギター)の3人によって制作されました。
本曲PV は「ストレイト・アップ」をはじめスティング「Englishman in New York」やスティーヴ・ウィンウッド「Roll With It」、マドンナ「Express Yourself」「Vogue」ほか、当時数々のミュージック・ビデオの名作を世に送り出し、90年代に映画監督へと転身する
デヴィッドフィンチャーが監督 を務め、MTVのビデオローテーション・リストの上位に3週間以上とどまるヘビーローテーションとなりました。
映画ファンはお気づきのように本PVは1979年のミュージカル
映画『オール・ザット・ジャズ』 と1983年の
映画『フラッシュダンス』(過去ログ) へのオマージュであり、とりわけポーラにとっては同じダンサー兼振付師出身で映画監督としてパルム・ドールを受賞したボブ・フォッシー(Bob Fosse)へのリスペクトがあったといわれます。
映画『オール・ザット・ジャズ』の有名な「Take Off With Us」のシーン
を彷彿させるパフォーマンスはポーラのライブではお馴染みで、近年は“New Performance”
で再構築されたものが披露されているようです。
また、 2013年のドラマ『glee/グリー』(シーズン4)
でもサンタナ (ナヤ・リヴェラ)らによって「Cold Hearted」が再現されました。
VIDEO VIDEO VIDEO VIDEO ~ Story ~ How come he can tell you're always number one without a doubt カレがアナタを常に一番と迷わず言えるのは何故? ow um ee can ell oor umber un ith out a out これは、中ほどの口ごもったラップ部分の最初のラインです。
作者/プロデューサーの Elliot Wolff がこの部分を示したところ、ポーラに“そんなペースでラップなんて無理”と言われ、実際やってみても上手くできませんでした。
そこで彼は“言葉として気にせず母音だけでいいから”とアドバイスし、書き換えたのが下段の歌詞です。
He's a cold-hearted snake カレは心の冷たいヘビ Look into his eyes, uh-oh あの目を覗き込んでごらん ロック界でヘビは様々なデザインに用いられ、野性味があってセクシーなロック・スターには“ヘビ顔”や“ヘビの動き”も多く、必ずしもネガティブではありませんが、一般には“危険”で“キモチ悪い”というイメージが多数でしょう。
加えて
ヘビは、聖書(旧約聖書)でイヴ(女)をそそのかして『原罪』を全人類に背負わせた“悪魔”または“その背後に悪魔が存在する狡猾でうそつきな動物” として描かれており、宗教的にも忌み嫌われた存在です。
You could find somebody better girl もっとマシな人を見つけられたはずなのに He could only make you cry カレはアナタを泣かせただけ しかし
『原罪』とは 、「禁断の果実(善悪の知識の木の果実)を食べた」ことだけによるものでしょうか…
創世記第3章 によると、神の問責に対し人(アダム)は“女が勧めたから”、女(イヴ)も“蛇に騙されたから”と両者共に責任転嫁し、その後それぞれに対し宿命的な苦しみが与えられています。
つまり、神が人類に宿命的な苦しみを与えたのは、命令に背いたことよりも、
自らの罪を悔い改めず他者に責任転嫁したことの罪 だったのかもしれません。
「Cold Hearted」でも、【he=ヘビ】【you=イヴ】に置き換えると同じ構図が見えてきます。
もちろん第一義的に他者を欺く者が悪いのですが、
騙された側も自らの意思で“魔物”を招き入れてしまったことを悔い改めない限り同じ苦しみがその先も続く であろうことは、神でなくても予測可能でしょう。
もっとも、
欲望が理性を失わせるからこそ“熱病” へと発展するのかもしれませんが…。
Paula Abdul - Cold Hearted (Live In Japan) VIDEO ~ 他人の痛みに関心のない人に権力を与えると必然、施策は利己的で国民に冷たいものとなる ~ 岸田政権「コロナ診断、治療は自己責任」に現場は大混乱 「検査できず、政府の失敗」と医師 一身の栄達と私腹にしか興味のない無能な政治権力 を許容すると、その
「ツケは国民が負わされる」 という“必然”の結末です。
厚労省は1/24、自治体に対する
『新型コロナウイルス感染症の感染急拡大時の外来診療の対応について』 で、1.診療・検査医療機関への受診に一定の時間を要する場合、①発熱等の症状があっても重症化リスクの低い人は
「自主検査で陽性確認した上での受診」 を呼び掛け、③陽性者の同居家族が有症状なら
「検査を行わずとも臨床症状で診断」 、2.また外来医療のひっ迫が想定される場合、・重症化リスクの低い人は
「自主検査の陽性確認だけで医師の診断を経ず健康観察(自宅療養)に移る」 などを可能とする岸田政権の方針を事務連絡しました。
これに対し、日々コロナ患者を診断しているインターパーク倉持呼吸器内科の
倉持仁院長 は「症状がなくても肺炎を起こしている人もいる。本当に重症化リスクを持っているのか、
本人だけで判断できるものではない 」、ナビタスクリニックの
久住英二医師 も「いまコロナの疑いのある人を検査すると、半分は陰性。
臨床診断だけだと感染者や濃厚接触者数が倍増 し、医療現場や学校などで働けない人が増え、あらゆる社会機能の低下を加速させる恐れがある」と、真っ向から異を唱えています。
また、『健康フォローアップセンター』という新たな窓口の設置を押し付けられる
首都圏のある自治体担当者 は、
「いきなり フォローアップセンターをつくっていいよ、と
言われてもできません。 通知には『自治体から有症状者に
検査キット を配布する』などとありますが、無理ですよ。
在庫がないのに、どうしろと言うんですか 」と困惑を示しており、もっともな言い分です。
「入院できるベッドがない…」コロナ感染拡大止まらず”救急搬送困難事案”も 1/26 日テレNEWS
都内の最新感染動向 | 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト しかし、医療現場のひっ迫は深刻です。
「同日
(1/26)東京都の病床使用率は42.8% 」でしたが、同HPによると同日の入院者数2959人/確保病床数は6919床(
空き病床約4千 )に対し、この時点で
入院していない陽性確認者 (宿泊療養+自宅療養+入院・療養等調整中)はその20倍の
8万人以上 に達し、更に厚生労働省は「
自宅療養者と宿泊療養者のうち入院を必要とするレベル(血中酸素飽和度が96%未満)にある人が3~4% (※)」に上るとデータ分析しています。
(※3%とすると要入院者は1361人、これを都発表の入院者数と
合算した場合の病床使用率は62.4% で、
1/26の時点で既に緊急事態宣言の基準50%を大きく上回る )
また、同日
(1/26)発表の『東京都の重症者用病床使用率3.5% (18人/510床)』も欺瞞的(緊急事態宣言を免れたい政官財の願望に沿った辻褄合わせ)で、
『
国基準だと33.5% (492人/1468床)』です。
このギャップは「国が①集中治療室(ICU)②人工呼吸器③人工心肺装置(ECMO)のうち1つでも当てはまる場合に重症者」として報告するよう都道府県に求めているのに対し、
「東京都は①人工心肺装置(ECMO)のみを重症者と小さく数えている」 ことに起因します。
更に1/27東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第76回)の資料
『現在の救急の状況について』 によると、
「当日中に搬送が必要な基準=その日のうちに搬送しなければ亡くなられてしまうような方」 としており、その具体的基準の一つ
「酸素飽和度90%以下」は 厚労省『新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 6.0 版』の基準
「中等症II;SpO2≦ 93%/呼吸不全あり/酸素投与が必要」より重篤 です。
そして、この状況でこの国の要人たちが打ち出す方策…
緊急事態「病床50%」こだわらず 山際担当相 、東京発令基準で
全国初、
自分で検査し「自主療養」 神奈川県が28日から 軽症の6~49歳 食事調達は自己責任に 田村前厚労相が示唆 「検査して陰性ならその日は働いていただくことも」 「この国はもっと深く沈んでゆく」 ことを、痛感させられます…。
特ダネ!小池知事と岸田首相のコロナ自己責任の現実。東京都が酸素飽和度95%の基準を変更!90%以下じゃないと救急車を呼んでも入院できない可能性あり!平田悠貴。一月万冊 VIDEO ~ オミクロン禍を招いた無責任を糾弾しなければ、ツケはモノ言わない国民の自己責任に回される ~ 新型コロナウイルス はヒトやモノに感染・付着して移動するものであり、「何人も入国を認めない」か、
「感染力を失うまで水際に留め置く」ことで侵入を防ぐことは可能 です。
島国である
日本は四方を大海という天然の城壁に守られたウイルスにとって言わば難攻不落の城郭都市 であり、
門番(政府)が賊徒(新たな変異株)を入れなければ城内の民(国民)は新たな脅威を恐れることなく活動に勤しむことができます (
閣僚・行政官はそのために国民に税金で雇われている)。
しかし
日本政府は その職責を果たさず
入国者を「自主隔離」任せで受け入れ、政治家や官僚・在日米軍は無隔離で
新たな変異株を流入 させ、
国内の往来も制限せず瞬く間に
ウイルスを全国に拡散 、
11/22の50人から1/29に8万4934人まで
陽性確認者を増大 、
その必然としての
医療崩壊・社会混乱 、そして
流入したオミクロン株によって、
いま人生を終えるはずでなかった方々が亡くなられ ました。
昨年11月からの
世界のオミクロン株の感染動向を注視していれば「ウイルスを国内に入れれば“こうなる”ことは容易に予測できた」はず なのに、
この国の政治家・行政官・専門家と称する人たちは コロナ禍発災以来何度同じ失敗を繰り返せば悔い改めるのでしょう。
彼らが好んで用いる
『先手先手』とは 本来、災禍が海外にあるうちに
情報収集・防御を整え「国内に災禍が及ぶのを“未然に防いでこそ”」胸を張る資格 もありますが、彼らの打つ手といえば、穴だらけの水際対策で
ウイルスを流入させると「重点を国内対策へ」 、市中感染が隠し切れなくなると「ウィズコロナが現実的」など
『後手後手』の詭弁ばかり で、それによる感染爆発で医療崩壊が生じると「緊急事態宣言の基準となる病床使用率を欺瞞」し「受診なしで自宅療養」、果ては「当日亡くなられるような方でなければ救急搬送するな」と、
自らの失策で招いた感染爆発・医療崩壊のツケを国民の自己責任 に負わせています。
イギリスの新規陽性者数の推移 『ウィズコロナ』は「感染者が劇的に増える」 ため、ある程度の安全を維持するためには
「劇的な数の検査・隔離施設・医療体制・ワクチンの確保が不可欠」 です。
その先頭を走る
イギリス は昨年3月から
58万-186万件/日の検査と、今年1/28現在
2回;71.9%/3回;55.49%のワクチン接種を実施していますが、昨年7月以降
恒常的に高いレベル(数万人/日)での新規陽性者と、数十-二百人台/日の死者数で推移 しており、
オミクロン波では最大21.8万の新規陽性者と359人の死者/日 にまで達しました。
イギリスの事例からも明白なのは、
「たとえ100万件以上/日の検査+国民の大半が2-3回のワクチン接種をしても、隔離を徹底しない(つまり『ウィズコロナ』)限りコロナは収まらない」 ということです。
一方、「
僅か20万/日(2.5万-20.4万)の検査でキットが不足し医療に『検査なし診断』を求め、
国民に3回目のワクチン接種2.7%(1/27)しか提供せず、
せっかく発見した『陽性者の殆どを隔離せず家庭内看護』 」させているのが
日本の『ウィズコロナ』 です。
政官財は
「コロナ感染爆発中も休まず働いて売り上げと納税に貢献せよ」と号令 する一方で、国民が身を守るために「必要なワクチンや検査・隔離施設・医療体制を提供せず」、
それが原因で感染しても「家で寝てろ」「救急搬送お断り」 と言って憚(はばか)らず、この構図は赤紙で徴兵した国民を必要な弾薬も食料さえも供給せず太平洋の島々に派遣し、その殆どを餓死や『バンザイ突撃』で無駄死にさせた
大日本帝国の失敗 を思い起こさせます。
そして、そんな
稚拙な日本の支配体制を助長しているのが、「専門家とメディアの翼賛報道」 です。
全国の自宅放置者が26万人超 (1/26)、救急車を呼んでもすぐに搬送先が決まらない
『救急搬送困難事案』が4950件/週(1/23までの1週間)という危機的な医療崩壊 にある2/1、『ひるおび!』に出演した
感染症学の専門家・北村義浩氏は『検査なしでの診断』について 、
「PCR検査などがない昭和のスタイルに戻った。問診を重視する本来あるべき医学」 と賛美しており、私は暗然となりました。
新型コロナの厄介な一つは「感染者の多くが無症状で、無症状者も感染させる」こと であり、それをPCR検査で発見し隔離することが公衆衛生の使命であり、感染初期のうちに発見し治療薬を投与することが医療の使命です。
北村氏は発災以来PCR検査普及を妨げてきた厚労省医系技官・国立感染症研究所出身であり、まさに
「検査体制の準備を怠った、またその根源である検査抑制思想の必然により生じた検査キット不足、検査なし診断に至った責任逃れの詭弁」 でしかありません。
重ねて言いますが、
オミクロン株による医療崩壊と社会混乱 の責任は一般国民ではなく、ウイルスを流入させ、国内に拡散し、昨年の小康状態のうちから必要な施設・物資・体制を整備してこなかった
岸田政権と、感染症ムラの利権のために国民の命・平穏な生活を犠牲にした専門家の責任 です。
安倍晋三よりマシな岸田首相の統計が信じられる?明らかにおかしいコロナ検査数。日本のオミクロンはイギリスと比べて20倍入院率が高い?元朝日新聞・ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊 VIDEO 最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪
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