~ Lyrics ~ Writer(s): Elvis Costello /訳:Beat Wolf ナイト・ダイアルに波長を合わせ 愛するラジオのアドバイスなら何だってやった その種の深夜放送局と一緒に プレイした俺の涙を誘う歌たち だけど、受信機を隠そうか本気で考えた スイッチが古くなって壊れた時 奴らは信じ難いことを言い出すんだ 実は俺たちを手に負えないと思っているって [Chorus] ラジオは音の救世主 ラジオは国をきれいにし 理性の声に耳を傾けよう、と呼び掛ける 一方で君には些(いささ)かの選択肢も与えない 何故なら、奴らにとってそれは反逆の罪 だから君は、言われたとおり ラジオに耳を傾けよう [Bridge] 俺を餌付けようとする手を噛んでやりたい その手にひどく噛みついて 俺に出会わなければよかったと思わせたい 馴染みの何人かは毎晩無為に時を過ごし この先を憂えている 一方、他のみんなは無関心に押しつぶされ 約束どおり早々にお寝んね 君は口を閉ざすか、心をズタズタにされるか… だけど、奴らはそんなの聞きたくない そんなの、巻かれたテープの数インチに過ぎない そしてラジオはそんな愚かな奴らの掌中 君の感じる術を麻痺させようとしている [Chorus] [Outro] Wonderful radio Marvelous radio Wonderful radio Radio, radio...~ 概要 ~ エルヴィス・コステロ は1977年にデビューし、ローリング・ストーン誌
【100 Greatest Artists 80位】 (2010年)に位置づけられるイギリスのシンガー・ソングライターです。
本曲をはじめ当初の辛辣な歌詞と発言から
“怒れる若者” と形容された一方“菜食主義者”だったり、「Alison」や映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌「She」のような切ないラブ・バラードとバート・バカラックとの創作、ジャズやR&B、カントリーなど実に幅広い領域を併せ持つ、一言では表すことのできない存在でもあります。
「レディオ・レディオ」 は1978年10月24日にイギリスで単独シングルとしてリリースされ全英29位を記録しましたが、そのささやかなチャート成績以上に多くの評論家とランキングで
“コステロの最高の曲の1つ” と称賛された作品です。
本曲は1978年の2ndアルバム
『ディス・イヤーズ・モデル(This Year's Model)』 と同時期に録音されたもののイギリス盤には収録されておらず、アメリカ盤に収録されており、本アルバムはQ誌【100 Greatest British Albums Ever 82位】(2000年)、ローリング・ストーン誌【500 Greatest Albums of All Time 121位】(2020年)ほか歴史的名盤リストに数多く登場します。
【サタデー・ナイト・ライブ】 また、本曲は
コステロを語る上で欠かすことのできない有名な“伝説” が残されています。
1977年12月17日、彼は当時まだ無名に近い存在でありながらアメリカの人気“生放送”バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演する幸運を得ていますが(※)、ここでの自らの“振る舞い”により
NBCを激怒させその後22年間同番組への“出入り禁止” を食らった一方、ロック・アイコンとしての存在価値を強烈に印象付ける出来事となりました。
(※当初出演予定のセックス・ピストルズはビザの関係でキャンセル、次候補ラモーンズは“俺たちは誰かの代替品じゃない”と断ったため、当時アメリカ・ツアー中だったコステロにオファーが来た)
その際コステロは
コロンビア・レコードからデビュー曲「Less Than Zero」を歌うことを要求され、当時の
NBC重役の意向により
「Radio, Radio」の演奏を禁じられていた といいます。
本番で
コステロは“指示”どおり「Less Than Zero」を歌い始めるも数小節で中断、
“この曲をここで演奏する理由はない”(※)と言って
「Radio, Radio」を演奏 しました。
(※「Less Than Zero」は第二次世界大戦頃のイギリスのファシスト政治家を言及した作品であり70年代のアメリカ人の多くはその人物を知らないという理由から、コステロは要求に反対していた)
突然の曲変更について、コステロは1969年に
ジミ・ヘンドリックス がBBCのテレビ番組で
自身のヒット曲「Hey Joe」の演奏中、
突然“こんなくだらない曲はやめてやる”と言って
クリームの「Sunshine of Your Love」を演奏し、直近に解散した彼らに捧げた事例を挙げています。
そして
1999年、SNL25周年記念番組 で
コステロはビースティ・ボーイズが「Sabotage」を演奏中に乱入し、
77年の“事件”を再現し
彼らと共に「Radio, Radio」をパフォーマンスしました.
VIDEO VIDEO Elvis Costello - Radio, Radio (SNL 1977) / Elvis Costello and the Beastie Boys -Radio,Radio 【Mr.Childrenとの関係】 冒頭の「Radio, Radio」のPV
を見て、Mr.Children 1995年のシングル
「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」 とそっくりと思われた方もあるでしょう。
ヴォーカルの
桜井和寿が髪をオールバックにして黒縁メガネ、
黒いスーツで内股スタイル、
白い部屋でバンド演奏、
音楽的フィーリング&歌声…と、多くの共通点を抱かせます。
これについて、2002年05月02日放送のNHKミュージック・カクテル『青春の日々・そして明日へ~ミスター・チルドレン 10年間の軌跡』で、
鈴木英哉(dr)が“「シーソーゲーム」のPVを撮る時に桜井がエルヴィス・コステロさん風に扮してやった”と証言 しています。
しかも番組では住吉美紀アナがコステロ本人に直接その事を質問すると彼は、“彼らのビデオは僕のとそっくりだったね。僕のと同じようなスーツを着ていた。あれはリヴァプールで買った超安物なんだけど、どうやって同じものを見つけたんだ?彼らに音楽センスがあるのは一目瞭然だし、何と言っても服のセンスが素晴らしい(笑)”と温かいコメントを与えました。
またコステロを知ったきっかけについて、
桜井和寿 は“アマチュアの時に一緒に出ていたバンドのヴォーカルの人に
コステロの声に似てると言われ、聴いてみたら何かいいなと思った ”と発言していますが、彼がどれほど影響を受けているかはコステロの「Alison」を聴いてみると理解できるでしょう。
Mr.Children 「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」 MUSIC VIDEO VIDEO ~ Story ~ Radio is a sound salvation ラジオは音の救世主 Radio soul, It's a sound salvation ラジオ・ソウルは音の救世主 ラジオの【soul】(霊魂・魂など人格の根源的な部分の心)は、音の救世主…
「Radio, Radio」 はコステロがブルース・スプリングスティーン1973年のアルバム『青春の叫び』にインスパイアされ、パブ・ロック(Pub rock)バンド【Flip City】に属していた
1974年に書いた「Radio Soul」 という楽曲が起源 で、レコード契約を得る前に彼がA&Mレコードへ送った曲の1つでした。
(※下段が「Radio Soul」の歌詞で、一部には「Radio, Radio」にそのまま受け継がれているフレーズもある)
この初期バージョンの歌詞について、彼は
“ダッシュボードの棚の上のラジオより、君の心の中から発せられるラジオ放送の方が究極的に価値がある、という考えを歌った” と説明しています。
VIDEO VIDEO Elvis Costello - Radio Soul / Sex Pistols - God Save The Queen But they don't give you any choice 一方で君には些(いささ)かの選択肢も与えない 'Cause they think that it's treason 何故なら、奴らにとってそれは(君主・国家に対する)反逆の罪 そして
「Radio, Radio」は、BBCがセックス・ピストルズの「God Save the Queen」を放送禁止したことへの抗議 を込めて「Radio Soul」をより攻撃的な曲調・歌詞に書き換えた作品です。
一般的な「God Save the Queen」(※現在は「God Save the King」)は君主である女王への賛美歌(イギリスと連邦王国に於ける事実上の国歌)ですが、セックス・ピストルズは王室を頂くイギリスの政治体制を国歌に準えて皮肉ったもので、後に
コステロは“イギリスのラジオは独善的な政治権力の宥和的支持者”と批判 しました。
また2003年にこの曲との関連で彼は、“
ラジオはもはや音楽と共同しておらず、広告ビジネス と認めたほうがいいかもしれない。知的な方法で番組を作るのが本当の技術だけど、もう誰もそんなことはしない。すべてコンピュータと委員会でやっている。ラジオは完全に音楽の敵で、俺の不倶戴天の敵だ”とまで言及しています。
Elvis Costello & the Attractions - Radio, Radio - 5/5/1978 - Capitol Theatre (Official) VIDEO -------------------------------------------------------------------------
~ 政治権力による『言論・報道弾圧』こそ「大日本帝国を破滅に導いた」…個別事象の点と点を結ぶとその“真実”が浮かび上がってくる ~ 安倍政権の言論弾圧「放送法解釈変更」をめぐる総務省内部文書のリアルすぎる中身! 高市早苗はこれでも「捏造」と言い張るのか 総務省が長年「一つの番組ではなく
番組全体を見て判断 する」としてきた『
放送法の政治的公平性 についての伝統的解釈』を、第2次安倍政権の高市早苗総務相(当時;以降省略)が2015年5月の国会答弁で「
一つの番組のみでも 極端な場合は公平性を確保しているとは認められない」と解釈変更、2016年2月に「極端な場合は
電波停止もあり得る 」と更に
踏み込んだ発言が、どのような経緯を経てなされたのかを記録した総務省の行政文書 (A4で78枚のコピー)が国会で告発され、紛糾している問題。
そこから判明した背景は、安倍首相の意向(※1)を受けた
礒崎陽輔首相補佐官が2014年11月に総務省へ解釈見直しを迫り 、
担当局長が「総理にお話される前に官房長官にお話し頂くことも考えられるかと…」と提案すると(※総務省は菅官房長官の“シマ”である)、
礒崎補佐官が「俺と総理が二人で決める話」「ただじゃあ済まないぞ」「首が飛ぶぞ」と恫喝、
高市総務相は「本当にやるの?」 「これから安保法制とかやるのに大丈夫か」「民放と全面戦争になるのではないか」、また安倍氏側近の
山田真貴子首相秘書官と今井尚哉首相秘書官も「総理単独の報道が萎縮する(※2)」「メディアとの関係で官邸にプラスになる話ではない」と“利害”を直言し自制を促す も、
安倍首相は「今までの放送法の解釈がおかしい」と翻意せず 、最終的に自民党議員の国会質問に答えるかたちで安倍首相の意向どおり
高市総務相が解釈変更を発言するに至ったことが窺えます。
(※1;
直前の11/18 に
安倍首相は『NEWS23』へ生出演し、街頭インタビューでアベノミクスを批判されたことに「厳しい意見を意図的に選んでいる」と激怒 、その2日後に萩生田光一・自民党筆頭副幹事長らが在京テレビキー局へ「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」と題した“報道圧力文書”を送付している)
(※2;
解釈変更に則ると、安倍首相の番組単独出演(=宣伝)自体が一発で違法 となる可能性)
そもそも、本来
残されていなければならない経緯を記録した行政文書を廃棄 しておきながら、
「記録がない」「記憶もない」を連発 し、一方で当時の高市総務相が確たる証拠もなく自らの責任下で作成された
総務省も公認した行政文書を「ありもしない捏造」と断言する破廉恥 は、この国が冒された“病”の重篤さを端的に表しています…。
VIDEO VIDEO どんどんゴールポストを動かす高市大臣。当初の発言と見比べてみた / 【古賀茂明が生放送で不満爆発っ!!】報道ステーションで降板理由を暴露! 〈放送法と官邸圧力〉「『報ステ』生放送中に番組幹部に恫喝メール」「自民党からも圧力文書」元経産官僚・古賀茂明氏が明かす官邸によるメディア規制の実態 そもそも、私が政治権力を注視しブログで政治ネタを取り入れるようになったきっかけこそ、まさに放送法の解釈変更が推し進められていた2015年3月、
『報道ステーション』コメンテーターの古賀茂明氏 が
『官邸の圧力』によって「番組プロデューサーと自身を含む2名のコメンテーターが降板」 するに至った背景を暴露
したことでした。
『言論・報道弾圧』は「大日本帝国を“破滅”に導いた一因」 であり、その“危険な兆候”を感じ取ったからです。
(
過去ログ「ホワッツ・ゴーイン・オン」マーヴィン・ゲイ )
懸念したとおり解釈変更がテレビにもたらした影響は計り知れず、2016年3月に報ステの古舘伊知郎氏、クローズアップ現代の国谷裕子氏、NEWS23の岸井成格氏ら
“もの言うキャスター”が一斉に番組を降板 したのをはじめ、
その後も“もの言うジャーナリスト・識者”が次々とテレビ・ラジオから消え去り、
その席は
政財界から仕事・報酬を得ている著名人・タレントや“もの言わないキャスター”へ と置き換わってゆきました。
(たとえ関係者が『官邸・自民党の関与』を一様に否定しようと、これら
個別事象の点と点を結ぶと“真実”が浮かび上がってくる… )
総務省文書の放送法解釈変更は氷山の一角! 安倍官邸は同時期、あの手この手で言論弾圧 古舘、国谷、岸井が次々降板したのも… 如何に
「総理大臣であろうと、気に入らない番組や人事に介入できる法的根拠など無く」 (
)、その権限は放送局にあるため、
『安倍首相はメディア幹部や財界幹部と頻繁に会食(密談)して互恵関係』 を結ぶことで、
「放送局内部の命令系統やスポンサー企業の要望」として『民放の人事と番組を統制』 してきました(NHKの最高権力者は制度上からも総理大臣)。
(
最上位の法規
『憲法第21条』は「表現の自由・検閲の禁止」 を規定、戦前の反省から
「政治が番組の内容に干渉しないようにする」のが『放送法の趣旨』 であり、
第3条は番組について「何人からも干渉され、又(また)は規律されることがない」とし、
“第4条はそのための倫理規範で処罰の根拠とすべきものではない”と解するのが自然。処罰可能との解釈はむしろ政治支配を強める効力となり、明確に憲法及び本立法の趣旨に矛盾する)
つまり、
安倍首相や礒崎補佐官の「放送への介入と放送法の解釈変更は違憲・違法の可能性」 があり、だから(法律の趣旨を理解する)総務省は放送法の解釈変更に腰が引けていたのでしょう。
(放送法第4条が倫理規範であるからこそ放送局が総務省にひれ伏し多くの天下り先を受け入れているが、それを根拠に停波を実行すれば総務省はその利権を失う…とも考えられる)
従来、内閣がそうした違憲・違法行為を行わないよう内閣法制局が審査・助言していましたが、
第2次政権発足直後「安倍首相が法制局長官に“イエスマン”を起用して以降、内閣の違憲・違法行為が横行 するようになってしまいました。
VIDEO 高市さん辞任へ。その陰でテレビ局が隠し続ける本当の問題とは?TV局は報道の自由の本質論をスルー。放送法4条違反で政府が放送局に介入するのは憲法違反だということ。これは総務省の利権。逆鱗に触れたくない局 どこまでズブズブ!岸田首相と大メディア上層部が“談合”会食…「放送法解釈変更」炎上中に 現在の日本は安倍政権時代より絶望的に悪くなっている と私が認識する一因は、それがもはや安倍晋三氏という一個の性質によってもたらされるのではなく、
安倍政権が過ぎた後も『アベ政治』が「政府運営の標準として組織化/強化、継承」 されていることです。
安倍氏が内閣官房副長官時代の2001年に引き起こした
『NHK番組改変問題』 から、
安倍政権で相次いだ「“もの言う言論人”の番組降板と“太鼓持ち”への置き換え」、次の
菅政権時代に発生した
『NHK五輪反対デモ参加者証言字幕捏造問題』 (恐らくこれは“五輪という政官財への特別ボーナス・イベント”に反対する世論を統制するためNHKが加担したプロパガンダ)…
そして、安部首相の大メディア上層部との“談合”会食を踏襲していることが判明した
岸田首相 ですが、
“全体の奉仕者”であらねばならない最上級の公務員が 、“国民の耳目”として公共財である電波の使用を許され
政治の真実を報じなければならない“一部の大メディア上層部6人”と 、それも
『放送の政治的公平性』の問題が国会で追及されている最中に会食(密談) しているというのは、当事者としての自省も、改善の意思も感じられません。
この何日か後に『岸田首相がウクライナを訪問しゼレンスキー大統領と会談』 したことが各局で大々的に報じられましたが、その
“仰々しい演出” は私の脳裏に
「カルロス・ゴーン逮捕劇」 の映像の記憶を甦らせました。
「政策は成果を挙げてこそ評価に値する」のであり、アメリカの属国が盟主の味方する当事国の一方とだけ会談するのは和平のためでないことは明白で、恐らく
この会談は自身の低迷する「内閣支持率の回復」と「統一地方選での自民党支持拡大」が目的 で、
メディアとの会食は無価値な会談がさも価値あるように“演出で盛る”ことを要請するため だったのだろうと想像します。
~ 『民主主義』の成立には、主権者である国民全体への正確な情報提供が必須 ~ 「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」 『政治家』には憲法第15条に基づく規制 があり、『放送局』には放送法第4条に基づく「政治的公平性」が求められます。
一方で政府与党(+財界)と野党では保有する権限に天と地ほどの差があり、
メディアにとって与党と野党を公平に扱うより、与党に味方して国家予算の恩恵 に授かったり、NHKは受信料をインターネットにも課す法律を実現したり、経営が苦しくなったときに支援してもらえる縁故を築いておいた方が、
批判の報復で弾圧されるより“得” である裏事情は容易に想像できるでしょう。
しかし、
そのために犠牲となるのは『真実』であり、それを描き出す『事実』 です。
政治権力とメディアの互恵関係は両者にとって“win-win”でも、
報道機関が政治の不正に口をつぐみ「一部の権力者(森・元首相ら)と政商(電通ら)が得した分 、
損害を被るのは国民全体(1人あたりの負担額;都民10万3929円/国民1万408円) 」に他なりません(
※カッコ内は東京五輪 の事例)。
日本を泥沼の戦争へと引きずり込んだ『満州事変』では、「関東軍(日本軍)の謀略で開戦」という“不都合な真実”を政府・メディアが伏せ、汚い手口で戦争を始めた関東軍を英雄的に報じたため国民の戦意と戦争が拡大し、国民の殆どは真相を知らないまま敗戦までの15年間、戦争を強いられました。
ウィキペディアの記事は一次資料に基づくべきではなく、むしろ一次資料となる題材を注意深く扱った、信頼できる二次資料に頼るべき フリーなオンライン百科事典 Wikipedia は
『信頼できる情報源』 について、そのように注意喚起しています。
例えば、
ある自伝(一次資料) に「〇〇が××と言った」と記述されていたとして、
“該当部分が虚偽でない確証はない” ため、寧ろ
その真偽を読み解く訓練を積んだ“信頼できる第三者の考証に裏付けられた文献(二次資料)の方が信頼性が高い” 、としているわけです。
それは
「国会で118回虚偽答弁した首相の発言」や、「公文書の隠蔽改竄・統計不正が相次いだ省庁の情報」 も同様で、
彼らの“飼い犬となった大本営発表機関”が主人の発する一次情報を検証しないまま垂れ流している現在のメディア情報 が、どれほど真実を捻じ曲げ、国民の判断・選択を誤らせているか理解できるでしょう。
『民主主義』の成立には、主権者である国民全体への正確な情報提供が必須」 です。
しかしこの国の主権の代行を長年独占的に委託されてきた
“自由民主”を掲げるその集団 は、税金を原資にした国民全体の共有財産である「情報を私(わたくし)し」「報道を弾圧して国民への情報提供を阻害」…程度の差こそあれ、
その本質は中国・ロシア・北朝鮮と同じ『専制主義』 に他なりません。
それは国内を支配者層(政官財)と被支配者層(一般労働者)の二つの身分に分け、
大多数の被支配者層を抑圧・搾取して一部少数の支配者層に利益を積み増しする政体 であり、だからこそ
被支配者層にその不都合な真実を気づかせないようメディアを支配者側の配下に取り込もうとする のです。
『民主主義』とは、大多数(一般労働者)を幸せにするためのものである ことを忘れてはなりません。
放送局幹部呼びつけは放送法違反・古賀茂明氏が外国特派員協会で会見 VIDEO 最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪
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